PTTスイッチ(その1)
無線は電話と異なり話しながら相手の話を聞くことが出来ません(その代わり1対1ではなく同時に不特定多数の人にメッセージを伝えることが可能です)。こちらが話している時は相手側の音声を聞くことが出来ず、相手が話している時はこちらの音声を伝えることが出来ない仕組みになっています。電話を相互通行の道に例えるなら無線は交互通行の道と考えて頂ければ良いかと思います。その為に無線機にはPTTスイッチ(送信スイッチ)があり、話す時にはPTTスイッチを押さないと送信されません。しかし、走行しながら無線機本体のPTTスイッチを押すことは不可能なので、遠隔スイッチをハンドル周りに設置する必要があります。この遠隔スイッチにはプッシュ式とレバー式の二種類があり、プッシュ式は送信中はずっと押していなければなりませんが、レバー式はON−OFFスイッチなので押し続ける必要がありません。しかし、OFFにし忘れると他の人が送信出来ないだけでなく、独り言や鼻歌も皆に聞かれてしまいます(笑)。よって管理人は防水タイプのプッシュスイッチ(CPP-150)を選択しました。操作しやすい場所には既にスイッチ類が占領してしまっていますが、左スイッチ前側に設置して人差し指でピストルの引き金を引くように押せるように取り付けしてみました。
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プッシュスイッチ(CPP-150)
プッシュスイッチはマジックテープで左側スイッチの前側に取り付けしました。
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