南の国から 2015 (九州道中記) 前編

 シルバーウィークに九州ツーリングへ行ってきました。9月にこんな連休があるのは2009年以来でしょうか?こんな連休にどこも行かないのは勿体無いということで、季節的にも迷わず九州に行き先を決定! まぁ、昨年から決めていたことなんだけどね(笑) でも、当初の予定のシルバーウィークだけでは日程が足りないことが判明(汗) 急遽、フェリーの空きがある2日前に出発を早め日程を延ばしたため珍しく余裕のある旅でした。しかし、何処へ行っても混んでおり結果正解でしたね・・・という訳で南の国から2015(九州道中記)のはじまりです。




9/17(木) AM7:00
 朝7時に箱崎パーキングでO氏と待ち合わせして出発!本来なら東京インターを4時前に通過して高速深夜割引を活用するつもりでしたが、生憎の雨のため遅めの出発です。まぁ、今日は大阪南港に夕方までに着けばいいから気楽なもんです・・・と思いきや雨のためペースが上がらず夕方3時半に到着(汗)
名門大洋フェリー
 今回利用するフェリーは名門大洋フェリーの第一便で大阪南港を夕方5時に出港して新門司港に朝5時半に到着します。瀬戸内海は波も穏やかで船上からは明石海峡大橋や瀬戸大橋を見ることができます。関西からは九州行きのフェリーが多数就航しており便利です。



9/18(金) AM6:50 平尾台 【画像上】
 新門司港に到着後、高速を使い平尾台へ ここは九州随一のカルスト台地があります。秋吉台や四国カルストと比較すると今一ですが、逆に観光地化されていないところが新鮮だったりします。恐らくあまり観光客は来ないんだろうな・・・ということで、平尾台を後にして高速で別府を目指します。



別府温泉保養ランド AM9:00 【画像上】
 別府と言えば何と言っても泥湯でしょう!ということで別府温泉保養ランドへ・・・しかし、廃墟っぽいんだけど営業しているのかぁ?館内は手付かずの昭和のまま雰囲気が漂っています。指名手配犯のポスターもお約束ですね(笑) ちなみに浴場は撮影禁止の為、パクッた画像で雰囲気を感じて下さい。



地獄巡り AM10:30

 朝一で泥湯を堪能したら別府地獄巡りへ 前回は血の池地獄しか行けなかったからなぁ・・・よって共通券2100円を買って8つ地獄を巡ります。因みに一箇所の入園料が4百円なので6箇所以上巡るなら共通券を購入した方がお徳です。海地獄鬼・石坊主地獄・山地獄と巡り道路を渡ってかまど地獄へ




地獄巡り AM11:00

 かまど地獄では中国人や韓国人観光客向けにパフォーマンスも交え中国語や韓国語韓国語が飛び交っています。あ〜ぁ 案内の親父は魂売っちゃったなぁ・・・金の為なら何でもやるって感じですが、見ていて結構楽しかったです(笑) でも、なぜかバナナワニ園のようにワニが沢山いたのは意味不明? 鬼池地獄とのことですが自然のモノじゃないんだけど・・・




地獄巡り PM12:00

 かまど地獄の見学の後は食事をして白池地獄へ ここまでは歩いて巡ることができますが、次の血の池地獄は少し離れているのでバイクで移動!チャッチャッと見学して隣の獄竜巻地へ でも獄間欠泉の為、20分の待ち時間があったので残念ながら待つことなくスルーすることに・・・摂り合えず8箇所の地獄巡り制覇です。



別府温泉 PM12:15 【画像上】
 別府を後にする前に湯けむり展望台に立ち寄ります。ここからは扇山や鶴見岳も一望できて手前の温泉街から立ち上る蒸気がいかにも別府らしい景色です。ここからはいよいよ阿蘇観光のメインの「やまなみハイウェイ」へ向かいます。



狭霧台 PM1:00 【画像上】
 由布岳登山口を通過して狭霧台へ ここは、標高約680mから由布院の町並みが一望できる展望スポットで「やまなみハイウェイ」「らしい景色が楽しめます。その名の通り秋から冬にかけて朝霧が発生することが多いみたいです。



岩下コレクション

 知る人ぞ知る湯布院のB級観光スポットの岩下コレクションへ ここは古い世界のバイクや車、昭和のレトログッズを展示してあります。変わったところではF86セイバーといった戦闘機や戦車のエンジンまであったりします。しかし、伊香保にある「おもちゃと人形 自動車博物館」といい何で金持ちはこういうモノを集めたがるかねぇ? まぁ、個人的にも大好きだからいいんだけどさ(笑)



九重大吊橋 PM2:30 【画像上】
 岩下コレクションの後は九重夢の大吊橋へ 長さ390m、高さ173m、幅1.5mで歩道専用としては「日本一の吊り橋」だそうだけど観光用の吊橋ですな・・・必要に迫られて造られたものではない現代風の吊橋はいくら日本一と言っても魅力は感じませんな(苦笑)



飯田高原 PM3:00 【画像上】
 九重の大吊橋の後は飯田高原を九重連山に向かって突っ切って行きます。前方に見える山々には噴煙が立ち上りご機嫌な景色の道路です。周りの草原でhさススキもなびいており秋を感じさせます。



大観峰 PM4:00 【画像上】
 大観峰は阿蘇の外輪山が出っ張ったところで、眼下には阿蘇谷が広がっており阿蘇の雄大な景色を見ることができます。正面には先日噴火した阿蘇山も確認できますが、噴煙も大分収まっており影響は少なそうです。



阿蘇駅&阿蘇神社 PM4:30 【画像上】
 大観峰の後は阿蘇駅前へ でも、駅前で写真を撮っていると駅員がジロリ・・・と「すぐどかすからさぁ〜そんな目で見ないでよ!」その後は阿蘇神社で旅の安全を祈願して古代の里キャンプ場へ向かいますが、他に誰も客がいなくて貸切状態でしたね・・・まぁ、平日だからな(苦笑)



9/19(土) AM6:00 阿蘇山 【画像上】
 翌朝はキャンプ場を後にしたら阿蘇山に向かいます。山を登っていくと眼下に外輪山が広がっており牛や馬が放牧されています。九州に着いてからはずっと天候に恵まれ今日も絶好のツーリング日和です。




草千里 AM8:30

 阿蘇山へアクセスは噴火の影響で草千里までに制限されています。出発する週に噴火とは運が悪いですが、シルバーウィークの書き入れ時のため必至で火山灰の除去をしてくれたおかげで、道路に降灰は残っていませんでした。草千里では熊本県のPRマスコットキャラクターのくまモンが出迎えてくれます。




地獄温泉 AM10:00

 阿蘇山噴火の交通規制により遠回りして地獄温泉へ ここのすずめの湯は風情があっていい雰囲気なんだよなぁ〜 今回の旅は時間に余裕があることから、のんびりと巡ることができて最高です。でも、ここは混浴のため撮影禁止なのでご注意を! ちなみに入っていたのは婆さんとオバちゃんでした(泣) しかも、お茶持参で喫煙までしてたりして・・・何だかなぁ(怒)



日本一長い駅名 AM11:00 【画像上】
 小鉄ちゃんのO氏の提案で日本一長い駅名の駅へ「南阿蘇水の生まれる里白水高原」だそうです。しかし、何でこんな駅名にしたんですかね?長い地名から長い駅名になったんなら理解できるけど、必要の無い文字が多い気がするんだけど・・・白水高原だけじゃ駄目なんですかね?



通潤橋 PM1:00 【画像上】
 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅からは酷道を通って通潤橋へ 思ったより時間が掛かり昼過ぎに到着! 放水時間を調べると13時から・・・よって、あと30分近くあるので昼飯にすることに!でも、混んでいるせいか中々出てこない(汗) せっかくの赤牛丼をかき込むように食べて放水時間前に絶好のポジションへ 橋上部からの放水も見れてベストタイムでしたね!



トンネルの駅 PM2:30 【画像上】
 高千穂にあるトンネルの駅へ ここは高千穂から熊本へ抜ける予定だった九州横断鉄道(工事中止)のトンネルを神楽酒造が焼酎の貯蔵庫として使っています。てっきり廃線になった鉄道のトンネルかと思いきや事業中止によるものなんですね〜 鉄道車両も展示してあるのにね・・・トンネル内は酒蔵特有の香りが充満しています。



天岩戸神社 PM3:00 【画像上】
 高千穂のトンネルの駅から少し日向方面へ行くと天岩戸神社があります。この神社から川へ下って行くと天安河原があります。ここは、川岸の洞窟に小さな石が無数に積み重ねられており、幻想的な世界が広がっています。




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