伊豆ツーリング2011(走り納めで漁師宿)前編

 11月になってロングツーリングに出掛けるには辛くなる季節となり、本格的に寒くなる前にZRXのO氏と走り納めツーリングに出掛けることにしました。行き先はなるべく暖かい所がいいな・・・と海岸沿いに伊豆半島を一周するルートに決め、走りより観光メインで巡ることにしました(っていつもだけど・・・ 苦笑) また、流石にこの時期のキャンプは寒かろうということで、珍しく奮発して(ってたかが知れた金額だが・・・)料理の美味い格安の漁師宿に泊まることにしました。しかし、予想に反して11月の陽気とは思えないほど暖かい天候に恵まれ、走り納めとは思えないツーリング日和となりました。




11/13(日)AM6:30 横浜新道PA 【画像下左】
 まだ暗い中、千鳥町ランプから湾岸に乗ったら433.XXXMHzでコールします。お互いロングアンテナに変更したせいかすぐさま応答があり、O氏は葛西付近を先行して巡航中とのこと! 感度良好なので待ち合わせ場所の大井PAには入らずこのまま交信しながら走行を続け横浜新道の料金所脇PAで初めて休憩をとります。
R134 AM7:00 【画像上右】
 伊豆方面に行くなら東名→小田原厚木道路を使うのが王道ですが、時間も早いので横浜新道から国道1号で原宿交差点を左折して北鎌倉から鶴岡八幡宮脇を通り由比ガ浜へ抜けます。その後はR134を海沿いに小田原方面へ向かいます。


江ノ島 AM7:15 【画像上】
 海岸通りを走りながら無線で会話していると、なんとO氏は江ノ島に行ったことがないそうな(汗) オイオイ、地方から出てきた田舎モンじゃあるまいし江ノ島も行ったことがないんかい!ということで急遽寄り道して江ノ島に行くことに・・・時間があれば参道の土産物屋を散策するのも楽しいけど、この時間じゃ開いてないしね(苦笑)


国府津PA AM8:00 【画像上】
 大磯から西湘バイパスに乗りお約束の国府津PAで休憩です。絶好のツーリング日和のせいか大勢のバイカーで賑わっており、その数にO氏は驚いていました(汗) まぁ、千葉じゃこんなトコないから仕方ないか・・・しかし、その殆どがオッサン(自分らも含めて)なのが笑えます(笑)


熱海 AM8:45 【画像上】
 西湘バイパスから秘密の抜け道を通って真鶴道路の料金所をスルーして熱海へ、かつては日本有数の温泉観光地として栄え有名ホテル群が建ち並んでいた海岸通りからホテルは消え去り、今ではマンションが建設されています。そんなかつての観光地の面影を残すお宮の松を見学することにします。



まぼろし博覧会 AM10:00 【画像上】
 熱海からは、前はう〜み〜♪ のサンハトヤ前を通過して伊東へ、ここで知る人ぞ知る伊東の新名所「まぼろし博覧会」へ、キャッチコピーは夢かうつつかまぼろしか?昭和の時代の通り抜け、怪しい見せ物小屋がたつ「魔界神社祭礼の夕べ」へ・・・とのこと・・しかし、今年の7月にオープンした割りには随分寂れてるなぁ・・・どうやらかつての伊豆グリーンパーク(熱帯植物園)を改装して造った施設みたいです。


ゾーン1 【画像上】
 入場券¥1,200を払って入館すると中は三つのゾーンに分かれており、まずはピラミット形状のかつての温室へ、中にはだるま落としの一番上に乗っかっている奴を石造にしたようなものや、巨大な聖徳太子像等、意味不明なものが多数展示されています。見上げると上からモアイ像が我々を見下ろしていました。


ゾーン1 【画像上】
 一番奥にはバッファローだか水牛に西洋の衣装をまとった少年だか少女が跨っています。しかも上半身と下半身の向きが前後逆のような・・・。また、中世やアラブの衣装を来た女性のマネキンも多数展示されていますが、何故か一番左の一体の胸がはだけておりオッパイが丸見えになっております・・・う〜む、これがここの館長の感性か?


書店コーナー AM10:00  【画像下】
 ゾーン1の出入口には何故か書店コーナーがあり、どんな本が並んでいるかというと・・・東大理V!日本で最も難しいと言われている東京大学理科V類の参考書がずらりと並んでいます。この訳の解らない展示物とのギャップも館長の演出ひとつなのか、謎は深まるばかりです・・・
 
 東大の参考書が並んでいるかと思えば、ある一角にはこのようなSEXマニュアル本が大量に・・・(汗) しかも、「男同士のセックスマニュアル」って何だよぉ〜 あと「女のアナル愛撫マニュアル」とかさぁ〜 しかしケツの穴だけで一冊の本を書きあげちゃうトコが凄いな・・・よくそれだけのネタがあったもんだ(驚) しかも、これら全部の著者:辰見拓朗って何モンなんだぁ〜って「食いしん坊万歳」に出てた人じゃないですよ!


ゾーン2
 
 画像はゾーン2の入口付近の模様ですが、ゾーン1とガラリと雰囲気が変りチンドン屋か大阪食道楽にでも来たのかと思えるイメージで演出されています。ここの展示物は昭和の旧き良き時代の生活風景や世相を表したものが展示してあり、他所でもよくある博物館風景ですが、そんな展示物の中にもエロスやユーモアを交えているところが他の博物館とは趣向が異なっています。ある意味この施設は18歳禁か・・・


ゾーン2
 
 この手の博物館では定番のダイハツの三輪トラックミゼット(ALWAYS三丁目の夕日でもお馴染みですね:笑)も展示されています。この時代の人気テレビ番組「ひょっこりひょうたん島」のドンガバチョも居ますな〜 そんな時代の授業中の風景も展示されていますが、何故か黄色いふんどしの全裸の生徒が先生に忍び寄っています(意味不明) しかも手前の生徒はのっぺらぼうだし(汗)


怪しい展示物 【画像上】
 ズロースの微笑?なんだか良く分からんなぁ〜 ボインちゃんというよりは外人の女子プロレスラー並にガタイがいいんだけど(汗) ダッダ〜ン ボヨヨンボヨヨンみたいな(このCM覚えてっかなぁ〜:笑)その他にもマリリンモンローらしきマネキンも何故か2体並んで展示してありました。


五右衛門風呂と厠 【画像上】
 昭和のエロスも余すことなく展示してあります・・・五右衛門風呂に入る女性の入浴シーンや厠(便所ではなく敢えてこの場合カワヤと呼ぶべきだろう)で用を足す(いいねぇ〜この響き)女性像も展示してありました。どうやら、全国の閉館した秘宝館の展示物を集めて展示しているようです。


怪人21面相&月光仮面とあしたのジョー 【画像下】
 おぉぉぉぉ 昭和のヒーロー怪人21面相と月光仮面もいるじゃないかぁ〜 ハングリーな時代のボクシングを描いた「あしたのジョー」の丹下段平とジョーもいます。大体、橋の下にボクシングジムがあるなんて有りえねよなぁ〜 今時、そんなトコで生活してる奴なんてホームレスくらいなもんだ(苦笑)


ポスター 【画像上】
 カワサキの350-A7のポスターも展示されています・・・ってカワサキフリークの管理人でも世代的に知らんけど(苦笑) でもイヴちゃんは知っとるぞ!(そんなトコだけ知っとるんかいな!)何てたって当時は「日活ロマンポルノ」全盛だかんなぁ〜 他にも春やすことバスボンのCMや恋人試験で有名な松本ちえこの日活ロマンポルノのポスターも展示してありました。


族車
 
 うおぉぉぉ 暴走族ご用達マシンのフェックスも展示してあるじゃないか〜 まるで、横浜銀蠅の「つっぱりハイスクールロックンロール」や嶋大輔の「男の勲章」が聞こえてくるようだ(笑) 日章カラーのタンクに風防・旗棒、三段シート、絞りハンに生ゴムグリップはこの時代のお約束ですね! でもさぁ〜 集合管(敢えてこの時代は集合管と言おう!)が赤いのはともかく竹やりはもっと後の時代じゃないか? 


藪病院の診察室  【画像上】
 さて、エログロ満載の「まぼろし博覧会」ですが、ゾーン2がエロ系ならゾーン3はグロ系です(汗) そのなかでもアル中モグリの藪病院の診察室はとんでもないことになっています。奥の分娩台で男性のマネキンは大股開いて何をやっているのでしょうか(苦笑)


分娩室と新生児室  【画像上】
 何なんだよ〜 この分娩室と新生児室はよぉ〜 分娩室ではベットに横たわる男性の股間から伸びるホースが何故か全裸の女性の口へと繋がれています・・・そして女性の股間にもホースが繋がれ、これでバーキュームして分娩するのでしょうか? かなり意味不明な分娩室です(爆)


人体標本  【画像上】
 奥の扉を開けると人体模型が多数展示されております。しかし、かつてお約束のように理科室にあった人体模型とは異なり、妊婦や妊娠過程を示すものが殆どです。変ったところでは性病の症状を模型にしたものも展示してありました。一体こんなモンどっから集めてきたんだぁ?


マッコウクジラと黒人 【画像上】
 マッコウクジラのアソコとナニの模型も展示してあります。この辺はお約束と言えばお約束ですが管理人的にはシロナガスクジラとどっちがデカイのか気になります。まぁ、どっちにしろ人間の身長以上か・・・画像右は女性を犯している・・・のではなく女性版割礼の儀式だそうです(汗)



怪しい少年少女博物館 AM11:00 【画像上】
 さて、「まぼろし博覧会」を後にして姉妹館の「怪しい少年少女博物館」へ・・・ってこっちが本家本元みたいです。中に入ると・・おぉぉ!榊原郁恵ちゃんと宮崎美子のフィギュアがあるじないか〜 宅八郎は森高人形を握ってたけど管理人の世代だとやっぱこっちだよね(笑) 特にミノルタのCMの宮崎美子は最高! 今の君はピカピカに光って〜♪ 体育の授業で着替える時にズボンを脱ぎながらよく歌ったもんさ〜


おニャン子と竹本孝之

 大学生の頃、毎夕かかさず見ていた「夕焼けニャンニャン」のおニャン子本もあるじゃないか〜 でも管理人的には後ろの「照れてジンジン♪ 照れてジンジン♪ 握りつ・ぶ・し・てやりたい俺さ〜♪」と歌っていた竹本孝之の方が気になるなぁ〜 でも何で眼帯しているんだろう? 丹下段平かタモリのモノマネでもしているのだろうか? 意味不明なこの時代の演出が超笑えます(爆)


展示物 【画像上】
 阪神タイガースの応援グッズや昭和の時代の展示物が満載ですが、昔のバスガイドの制服はやっぱり前がはだけています(汗) でも「まぼろし博覧会」のインパクトが大きかっただけに感動は薄いです。好みにも寄りますが、どちらか片方を見るなら文句なし「まぼろし博覧会」の方をお勧めします。


夜の学校 【画像上】
 別棟には「夜の学校」と称した所謂おばけ屋敷のようなものがあります。やはりここでも半開きの扉の向こうで用を足す女性が・・・しかも、今度は大だし(汗) やっぱ角度的には和便の斜め後ろだよな〜 赤い照明が更にエロスを演出しています。しかしここのオーナーは便所だの風呂だの覗くの好きだなぁ


SEXマニュアル本 【画像上】
 やはり、ここの出入口付近にもSEXマニュアル本が大量に並べられています(汗) 入館者の中には小さいお子さんもいるようですが・・・この「怪しい少年少女博物館」といい「まぼろし博覧会」といいエロスを大量に見せ付けられた管理人達はその後、悶々としてしまいました(不発)


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