伊豆ツーリング2011(走り納めで漁師宿)後編
 


城ヶ島 AM11:45 【画像下】
 さて、不純な博物館の見学・・・いや失礼!今後の研究に役立つ貴重な資料館の視察を終え(苦笑)、まっとうな観光地を巡ることにします。伊東には多くの観光スポットがありますが、まずは火曜サスペンス劇場で吊橋から突き落としてみたいな事件がおこる城ヶ島へ・・・しかし、凄い人だな・・しかも年寄りばっかでアルゾックの吉田沙保里を呼ぶかぁ〜?


城ヶ島海岸 AM11:45 【画像下】
 城ヶ島海岸は断崖絶壁で手すり何もありません(汗) よって普通に立っていますが落ちれば数十メートル下まで真っ逆さまです。まぁ、こんだけ人がいれば変な気を起こす奴はいないのだろうけど、ある意味東尋坊にも似た雰囲気があります・・・って東尋坊に行ったことないんだけどね(苦笑)


大室山 PM1:00 【画像下】
 城ヶ島の後は伊豆のハゲ山の大室山へ向かいます。ここで昼食を摂ることにしますが、今夜のご馳走の為に軽〜くザル蕎麦をチャッチャッとたいらげてリフトに乗って頂上へ、眼下には伊豆や箱根の絶景が広がっており、火口ではアーチェリー(オウム真理教の教祖の娘ではない・・・それはアーチャリーだっちゅうの!)を楽しむことが出来ます。



ループ橋 PM2:15

 さて、伊東で観光に随分時間を割いてしまいましたが、日が短いので先を急ぎます。伊豆のループ橋は南伊豆の山の中にあるので日帰りツーリングで来ることは中々出来ません。このループ橋の先には石川さゆりの唄で有名な 天城ぃぃ超ぉぉぉえぇぇ〜♪ の天城峠があります。摂り合えず今回はループ橋を堪能したらUターンして河津に戻ります。



河津七滝 PM2:30

 ループ橋の脇道を下ると河津七滝があります。管理人も初めて来るのですが七滝という位なので七つの滝があるようですが、一番大きな大滝は落石により通行止めで見ることができませんでした。よって処刑滝・・・じゃなくて初景滝を見学しますが、ここには伊豆の踊り子のブロンズ像があります。



白浜 PM3:30 【画像下】
 砂が綺麗なことで有名な白浜ですが、シーズンオフなのでサーファー専用海岸になっています。昔はとても綺麗に感じた白浜ですが、紀伊半島の白浜の方が砂が全然白いです(汗) まぁ、夕暮れ時なので真夏のピーカンの太陽の下ならもっと砂が白く見えるのかもしれません。



石廊崎 PM4:30  【画像下】
 伊豆の最南端の石廊崎へ・・・って随分寂れているなぁ 漁港の駐車場も有料なのに料金所に人影はありません! いくら夕暮れ時といったって今日は日曜日だぜ〜 と廃屋のお土産屋が並ぶ遊歩道を登り石廊崎先端に向かいます。風が強く高い波の中を船舶が航行しています。


夕日
 ついに日が暮れる〜 と太陽が水平線の下に吸い込まれていきます。時間はまだ5時前なんだけどなぁ・・・日中は暑いくらいの陽気だったのに日が落ちると急に寒くなります。民宿の夕食は6時からなので、一応ここで連絡を入れておきます。雲見まではだいたい30〜40分で着けるそうですで、着いて速攻風呂に入って夕食に丁度いい時間ですかね(笑)



雲見温泉民宿太郎 PM6:15 【画像下】
 これが民宿太郎の豪華夕食だ!これで一泊二食1人\9,900は超ぉぉ〜お得でしょう(笑) 恐るべし雲見太郎・・・こんな料理が出てきた宿は生まれて初めてです(汗) いやぁ〜昼飯をざる蕎麦にしておいて良かったなぁ〜 正直言って普通は食い切れんぞ・・・この量は(驚)
 舟盛りには金目鯛・伊勢エビ・うちわエビ・あわび・サザエの生け造りに、真鯛やアジ・鰹・イカの刺身が並び、その他にも蟹やエビのグラタンやら煮魚やら所狭しと並べられています。そして一番驚いたのはマグロのカブト焼き!こんなのテレビでしか見たことねーし!地元でこれと同じもの食ったら一体幾らになるんだろう?


 いや〜 極楽 極楽! あまりビールを飲むと食べきれなそうなのでチビリチビリと控えめに飲みます(笑) 乙姫様は居ないけどまるで竜宮城にでも来た気分です。部屋も2人なのに一番広い部屋を用意してくれたようで15畳程もありますが、野郎2人でキモイので部屋の一番端と端に布団を敷いて寝ることにします(苦笑)



11/14(月) AM9:00 堂ヶ島遊覧船 【画像下】
 今日も朝から天気がいいです(笑) 本日の一発目は堂ヶ島遊覧クルーズ!月曜日だし石廊崎の寂れた感じからすると遊覧船が運航しているのか心配でしたが、朝から爺婆ツアー客のバスで賑わっています(汗) かつては遊覧船でライジャケの着用なんてしなかったけど、最近の川下り事故のせいか着用を義務づけられていました。

 堂ヶ島の遊覧船には洞窟めぐり・堂ヶ島クルーズ・千貫門クルーズの三つコースがあります。摂り合えず一番最長の50分コースの・・・って何かイヤらしいなこの言い方、ソープかヘルスの受付で話しているような・・・モトイ!千貫門クルーズです。でもこのコースって南は雲見崎を通り過ぎて波勝崎まで行くのな・・・って昨夜の宿を通り過ぎてるじゃん!


洞窟 AM9:15 【画像上】
 洞窟の中にも観光船は入っていきます。大きな穴が開いた天井から光が差し込み、海の色をターコイズ色に染めていきます。この洞窟は通り抜け出来ないので、狭い洞窟内で転回が必要で高度な操船技術が必要なようです。当然一隻づつしか入れず海が荒れている時は当然入れないだろうなぁ〜


堂ヶ島 AM9:30

 堂ヶ島は浮石質凝灰岩が駿河湾の荒波により侵食され、断崖絶壁となったもので、その景色の美しさから「伊豆の松島」とも呼ばれているそうな・・・まぁ、ぶっちゃけいくらなんでも松島はオーバーな気がするけど(苦笑) また悲恋伝説が伝えられる三四郎島はトンボロ現象といって浣腸痔・・・じゃなくて干潮時に干上った海底の道により陸と島が繋がるそうです。そんな光景も是非見てみたいです。



恋人岬 AM10:15 【画像上】
 堂ヶ島から少し行くと恋人岬があります。愛の鐘を鳴らすのは恋人同士〜でも中国人・・・う〜ん、こんなマイナーな観光地にも押し寄せるとは恐るべしチャイニーズパワー・・・だいたい恋人岬なんて地元民が80年代に遊歩道や展望台を整備して、その時に地名を恋人岬に改称しただけなんだけどね(苦笑)



土肥金山 AM10:45 【画像上】
 伊豆は何度も来ていますが初めて土肥金山にやってきました。正直言ってこの手の施設の展示物は佐渡金山といい、足尾銅山といい皆同じです(汗) まぁ、足尾銅山はトロッコ列車に乗るところが少し違うけど、構内は当時の採掘の様子をマネキンで表現しているところはどこも同じです(苦笑) そう考えると石見銀山はマズイなぁ〜 何も見るものが無いもんなぁ〜 世界遺産なのになぁ〜


構内 【画像上】
 土肥金山は女性も働いていたらしく構内に女風呂があったそうです。こんな男衆に囲まれて仕事していて間違い起こらないかぁ〜? う〜ん、昨日の「まぼろし博覧会」から悶々としている管理人達ですが土肥金山に来て、また悶々とさせられるとは思ってもいませんでした(汗)


金塊 【画像上】
 うぉぉぉ〜重さ250kgの金塊だぁ〜 喉から手が出るとこのことか! 時価11億円7千3百万円だそうな(驚) それでも全盛期のM.シューマッハの年収の4分の1程度の価値か・・・この隣には時価5千8百万円、12.5kgの金塊もありましたが、それでも片手では持ち上げることは出来ませんでした(汗) ルパン三世ならあっという間に盗んじゃうんだろうけど・・・不二子ちゅわ〜ん!



海岸通り 【画像上】
 快晴の中を戸田に向かいます。西伊豆の海岸通りは東伊豆と異なり道幅が狭い箇所も多いですが、通行量も少なくワインディングを楽しむことが出来ます。ただ、対向車には注意が必要で、こんな時に無線は便利で「ダンプが来てるよ!」と警告することが出来ます。



戸田造船郷土資料博物館
AM12:00

 戸田御浜岬の先端の戸田造船郷土資料博物館にやってきました。ここは、幕末にロシア人と戸田の船大工の協力によって建造された、日本初の本格的洋式帆船「ヘダ号」の造船資料が展示してあり、併設の駿河湾深海生物館には深海魚のホルマリン漬けが大量に展示されています。本来なら食後に見たほうがいいんだけどね(苦笑)



魚重食堂 P12:45 【画像上】
 深海魚料理で有名な戸田の魚重食堂で昼食にします。O氏は先ほどの深海魚のホルマリン漬けに食欲を無くしたのか、あまり気乗りしないようで深海魚天丼です(苦笑) 管理人はというと・・・深海魚の刺身定食で、今日は「げほう」があってラッキーです(笑) グロい見た目で人気の「げほう」ですが、深海魚の刺身は禁漁期があるのでいつも食べられるとは限りません。



熱海秘宝館 PM3:00 【画像上】
 え〜 今回のツーリングの最後目的地の熱海秘宝館です。本来であれば中の様子をご紹介したいところですが撮影禁止とのことですので興味がある方は実際に足を運んでみて下さい。ネットやDVD 全盛の現代となってはかなりクダラナイ内容で、逆にその時代錯誤の展示物が笑えますが個人的には「まぼろし博覧会」の方がお勧めかな(笑)



編集後記

 今回は走り納めツーリングとして伊豆半島を観光中心で一周してみましたが、今回巡った他にもシャボテン公園やバナナワニ園など伊豆は見所には事欠きません。また、今回は走り納めツーリングとして紹介しましたが、気候もとても温暖なので真冬のツーリング先としても十分可能かと思います。いつもキャンプで貧乏ツーリングの管理人達ですが、今回初めて漁師宿を利用してみて\9,900でこの内容なら超〜お得で、忘年会や新年会を兼ねてツーリングなんていう利用も有りだと思います。でもいくら泊まりのツーリングだからといって飲みすぎると二日酔いで飲酒運転になりますよぉ〜って酒は控えめにしないとこの料理を完食することは出来ません!恐るべし「雲見太郎」いつかまた行ってやるからその時まで待ってろよ〜 皆さんも機会があればぜひ利用してみては如何でしょうか?








inserted by FC2 system