北海道で出会った動物達

 管理人が今まで北海道を旅して出会った動物達を紹介したいと思います。バードウォッチングをしている方や、動物の生態に詳しい方にとっては珍しいものでも何でもないかも知れませんが、ここで紹介する動物達は管理人が通常のツーリング等で偶然出会った動物達であり、わざわざ探して出会ったものではありません。北海道を旅することで家畜として飼われているものだけでなく野生のものも含め、もしかしたら皆さんも出会えるかもしれません。

厚岸付近 【写真上】
 落石から厚岸に向かう途中の湖で見つけた放牧されていると思われる馬です。湖面に反射して写るその姿はとても幻想的で、まるで絵本か東山魁夷の絵のようです。きっとプロの写真家や芸術家ならとてもいすばらしい作品になったはずです。こんな美しい光景に出会えるところが北海道の素晴らしさです。


ホルスタイン 【写真下】
 今は無き日高ケンターキーファーム付近の牧場にいたホルスタインです。このような乳牛は道内各地で見ることが出来るので、別に珍しくも何ともないですが、北海道で最も身近に出会える動物といえばこのホルスタインでしょう。


黒牛 【写真下】
 同じ牛でも上のホルスタインは搾乳を目的として飼育されているのに対して、黒牛は食肉を目的として飼育されています。ホルスタインと比べれば見かけることは少ないですが、道内各地で飼育されているようです。画像は宗谷岬裏の宗谷丘陵に放牧されている黒牛です。


サラブレット 【写真下】
 日高地方ではサラブレットが 数多く飼育されています。管理人は競馬に興味が無いのですが、競馬好きには堪らない有名なサラブレットを飼育している牧場などもあるようです。また、観光牧場ではサラブレットではなくポニーや道産子といった馬を見ることができます。


羊 【写真下】
 札幌の羊が丘公園では羊が丘という名前だけに羊が放牧されています。まぁ、羊なんてマザー牧場の方が沢山いるし、北海道では殆ど見かけることはないのですが、富良野の「北の国から」の石の家や、美深のトロッコ王国近くでも見かけることができます。


ウミネコ

 北海道じゃなくても海があればどこにでもいるウミネコですが、利尻礼文行きのフェリーで逆光ながらソコソコいい画像が撮れたので追加してみました。まぁ、マグレと言えばマグレですがコンパクトデジカメでも運次第でこんな画像が撮れたりします。


キタキツネ 【写真下】
 北海道を代表する動物といえばなんと言ってもキタキツネでしょう。キタキツネは北海道では野良猫並みに見かけることが出来ます。しかし、いくら可愛いからといって餌を与えたり触ってはいけません。何故ならキタキツネはエキノコックスという病気をもっていて人に感染させる恐れがある為です。


エゾシカ 【写真下】
 エゾシカもキタキツネ並みに道内各地で見かけることが出来ます。天敵がいないせいもあり道内各地で増え続け、特の道北から道東にかけて数多く生息しています。車との衝突事故も多く注意を呼びかける看板も多数設置されており、知床ではサファリパーク並みに見かけることが出来ます。



ヒグマ 【写真下】
 
つ、ついに今年の夏(2009年8月)に知床で野生のヒグマに出会ってしまいました。この時は家族旅行だったのでハイエースでしたが、バイクで出会っていたら結構ヤバイ距離です。目撃した場所はビジターセンターから知床五湖へ向かう道で、自分の車と後続車の間を横断した後に森へと帰っていきました。首輪のようなものがついていますが飼われているものでもなければ着ぐるでもないでー 多分発信機かな?


編集後記

 今回は管理人が北海道ツーリング等で出会った動物達を紹介してみました。家畜やサラブレットといった飼育されている動物はいつでも見ることが出来ますが、キタキツネやエゾシカといった内地の人間にとって珍しい野生の動物も数多く生息しており、農作物を食い荒らす被害や交通事故の原因といった社会問題になっています。よってわざわざ紹介する程のものでもありませんが、いくら最近は熊が人里に多く訪れるようになったとはいえ、流石に野生のヒグマを見たことのある北海道民は少ないのではと思い紹介してみました。皆さんも北海道を旅することでもしかしたらこのような動物達に出会えるかもしれません。








inserted by FC2 system