’09横須賀探検記

 今回初めて港街、横須賀を探索に訪れてみました。横須賀は海上自衛隊の基地があるだけでなく米海軍(NAVY)の第七艦隊が配備されており、米国外で唯一空母の母港とされている軍港である。そのため、昔から米軍人が多く異国情緒に溢れた街であり、ドブ板通りは軍人相手のバーや軍放出品を扱うミリタリーショップが立ち並んでいる。沖縄も米軍基地があり異国情緒に溢れているが、今回は近場で楽しめる異国情緒横須賀を探索してみたいと思う。




ドブ板通り 【写真下】
 どぶ板通りの名前の由来ですが、もともとは帝国海軍の軍港街として栄えており、現在のどぶ板通りの中央にはドブ川が流れていたそうです。そのドブ川が人の往来やクルマの通行に邪魔なので、鉄板でドブ川に蓋をしたことから、いつしか「どぶ板通り」と呼ばれるようになったそうです。

バー&地蔵 【写真下】
 画像下左はドブ板通りにある怪しいげなバーです。きっと夜になると米軍人で賑わうのだろう!画像下右は延命稲荷地蔵尊であるが、千社札(お寺や神社に名前のお札が貼ってあるアレです。)ではなく英語のステッカーが沢山貼ってあるところが横須賀ベースらしいです。


大将刺繍店 【写真下左】
 
大将刺繍店はこの道58年の老舗の刺繍店である。
管理人は刺繍を頼んだことが無いので分からないが、よくGベスト等にチーム刺繍をしているのを見かけるがどこでやって貰っているのだろう?まぁ、そもそも管理人自体がチームに入っていないのでやってもらう刺繍がないのだが・・・


スカジャン 【写真下】
 スカジャンとはヨコスカジャンパーの略で別にスカした奴が着るジャンパーではありません。管理人の世代だとクルクルパーマの女の子にスカジャン着せたら、「不良少女に呼ばれて」の笙子(伊藤麻衣子)のイメージです。当然、東京流星会会長の松村雄基も必須キャラです。(大英テレビドラマは最高だったなぁ〜!)


ミリタリーショップ 【写真下】
 ミリタリーショップといえばアメ横「
中田商店」くらいしか行ったことないのだが、マニアでなくても結構楽めます。随分昔に流行った認識票ですが、懐かしくて思わず購入してしまいました。認識票は戦場で兵士が死んだとき身元が分かるように着けるもので、最近は釣り人が事故の時の身元確認用に購入していくのが多いそうです。


認識票(ドッグタグ) 【写真下左】
 
認識票(ドッグタグ)を着けて気分はすっかり「トップ・ガン」のマーベリック&グースです。Eさんより管理人の方が背が高く妻子持ちなので、マーベリック(トム・クルーズ)はEさんに譲ります。ということは管理人がグースで、管理人のカミサンはメグライアンか?


手形 【写真下】
 
ドブ板通りには有名人の手形が沢山埋め込まれています。浜の大魔神の佐々木主浩の他、王貞治の手形もあります。しかし、横須賀と言えばなんと言ってもダウンタウンブギウギバンドの宇崎竜童でしょう。「港ぉのヨーコ♪ヨーコハメヨコスカ〜♪」ってヨコハメじゃ清水アキラか?


横須賀ネイビーバーガー 【写真下】
 
そろそろお昼なので食事にしようと思います。ドブ板通りにある「TSUNAMI」はヨコスカネイビーバーガーを食べさせてくれるお店ですが、人気店みたいで沢山の人が並んでいました。TSUNAMIはお店の上にある鉄人二十八号みたいなロボットが目印です。ところでネイビーバーガーとはいったいどんなバーガーなんだろう?


海軍カレー館 【写真下】
 
横須賀と言えば海軍カレーでしょう!ということで海軍カレー館へ行くことにします。海軍カレーとは小麦粉を炒めたルーを使うことが特徴ということだが、それって家のカレーと同じじゃん!ってな感じですが明治41年のイギリス海軍のレシピを忠実に再現したものらしい・・・食べ比べた人居るのかぁ?


海軍カレー 【写真下】
 管理人は明治41年来の味の海軍カレー\850(画像下左)を、Eさんは海軍カレー水兵さん\950(画像下右)を頼みます。海軍カレーははっきり言って・・・家のカレーみたいでした・・スミマセン・・まぁ所詮軍隊食なのでしょうがないかもしれません。Eさんが注文した水兵さんの方がお勧めです。


軍港めぐり 【写真下】
 汐入桟橋からは軍港めぐりの遊覧船に乗ることが出来ます。当然、米海軍基地内には開放日以外は入ることが出来きませんが、海からなら見学することが出来きます。時間的には45分の遊覧ですが結構早い時間に終わってしまう(最終便は14:00)なので早めに乗ることをお勧めします。画像右は米軍基地に係留される海上自衛の潜水艦です。


海のホテル 【写真下右】
 画像のAPL40という船は海上ホテルというか宿舎として使用している船だそうです。基地なので陸にちゃんとした官舎があるのでしょうが、独身や単身赴任の軍人はきっとこの船で寝泊りしなければならないのでしょう?
トップ・ガン(その1) 【写真上右】
 「トップ・ガン」のラストシーンのように認識票を海に投げてマーベリックに成り切るEさんです。Eさんがマーベリックなら投げられるのは管理人(グース)の認識票じゃん!というのは嘘であくまでもフリだけです。せっかく購入した認識票をたった数時間で捨ててしまうのはいくらなんでも勿体無いです。


掃海艦 【写真下左】
 掃海艦は機雷(海に浮かぶ爆弾で地雷のようなもの)を撤去する船である。鋼板製の一般的な船は走ることにより、海水との摩擦で磁気を帯びて機雷に反応しやすくなるそうである。よって掃海艦は磁気を帯びないように木製で出来ており、木造船としては日本最大級だそうである。
しらせ5002 【写真下】
 南極観測船「しらせ5002」は退役しており、その役目は「しらせ5003」に引き継がれています。南極観測船は約25年に一度新造されるそうで、その為に新旧の観測船が同時に見られるのも25年に一度だそうです。ちなみに「しらせ5002」の売却先はまだ見つかっていないそうである。


イージス艦 【写真下】
 真中の174は海上自衛隊のイージス艦です。なんでもイージス艦三艘で日本全土を守ることが出来る能力があるそうで、お値段は一艘でディズニーランド1個分だそうです。左側は南極観測船の「しらせ5003」で南極観測船が海上自衛隊所属とは知りませんでした。船の科学館では初代南極観測船「宗谷」を見ることが出来ます。


厚木基地 【写真下左】
 横須賀ですっかり「トップ・ガン」モードになってしまった自称マーベリック&グースは厚木基地に移動です。厚木基地は海上自衛隊の基地があるだけでなく、アメリカ海軍(NAVY)の基地も併設されているのです。画像は海上自衛隊のP3C対潜哨戒機です。
トップ・ガン(その2) 【写真上右】
 
バイクがNINJAじゃないけどトップ・ガンのマーベリック気分で戦闘機と並走してる・・・つもりです。勿論、戦闘機はいませんが、っていうかそもそも滑走路と直角だし・・・このシーンを知らない人はレンタルビデオ屋行きですね! 今見ても十分楽しいと思いますよぉ〜観終わった瞬間に必ず皆んなマーベリックになりますから。イェッサー(敬礼!)


艦載機 【写真下】
 
厚木基地では米海軍の艦載機の離着陸が見れます。艦載機なので画像のようなF18ホーネットやEA-6プラウラーが見れるみたいですが、今日は土曜日なので訓練がないみたいです。基本的に土日および米国の休日は訓練が無いみたいでみたいで、画像は百里祭の時のものです。


トップ・ガン 【写真下】
 
言わずと知れた「トップ・ガン」です。Eさんは航空マニアではないがF-14トムキャットが大好きで自分の名前をもじって「トモキャット」というハンドルネームを使用してたりします。でもF-14は全機退役しているようで本国でもその雄姿を見ることは出来ないみたいです。


編集後記

 今回は異国情緒溢れる横須賀ドブ板通りを探索し、軍港めぐりをした後に厚木基地まで足を伸ばしてみました。NINJA乗りでトップ・ガンを知らない奴はいないと思われるが、っていうかトップガンに憧れてNINJAに乗るきっかけになった方も多いのではないかと思う。管理人はNINJA乗りでも戦闘機マニアでもないが、トップ・ガンには憧れました。学生時代はクラス皆んなで鑑賞し翌日は全員がマーベリックになっていました。久しぶりにトップ・ガンをレンタルビデオで観てこんな成り切りツアーに出かけてみるのも面白いかと思いますが如何でしょうか?








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