常夏の島々(バリ島編)

 今年の夏は久しぶりの海外ということでバリ島へ行ってきました。以前から一度は訪れてみたいと思っていましたが、バリ島ツアーって結構いい値段するんだよね〜 ところが某大手格安旅行会社にて半額で行けるツアーを発見! 駄目もとで調べてみると夏休み期間中にも拘らず最安値期間の1万円高・・・もう、これは行くっきゃないでしょう! 7月の申し込みでこんな値段で行けるとは思っていませんでした。ただ、オンライン予約オンリーということでチケットや日程の確認は全てメールなのでPC操作が苦手な方には不向きです・・・って自分も得意ではありませんが(苦笑) ということで何とか手続きを完了して常夏の島々バリ島へ突撃です。





8/22(金)出発 
 
今回も格安ツアーのため乗り継ぎは必須です。初めての羽田発の国際便でしたが、0時半発(GA875)の便のため金曜日の仕事を終えてから乗れるのがラッキーです。まぁ、千葉県民の自分としては駐車場が高い分メリットは少ないですが、都内勤務や都内在住の方には便利かと思います。



 羽田-ジャカルタ便ではシートに全席モニターが付いていて、ビデオや音楽だけでなくゲームもやり放題です。操作表示も日本語対応していますが、残念ながら音声に関しては英語と韓国語のみです。しかし、あれだなぁ〜 アメリカやヨーロッパの航空会社よりアジアの航空会社の方が、おもてなしの心というかサービスが優れていると思うのですが、如何なもんでしょう?
8/23(土) AM9:00 デンバサール到着 【画像上】
 
ジャカルタから国内線B737-800「(GA403)に乗り継いでやっとバリ島に着きました。いや〜いかにも南国の異国情緒が漂った空港です。深夜便なので昼には無事ホテルに着くことができました。乗り継ぎといっても昨夜出発して昼に着けるんだからいいやね・・・流石にちょっと眠いけど(苦笑)



レギャン PM1:00 【画像上】
 
ホテルにチェックインしたら着替えて早速海へ繰り出します。本来ならチェックインは3時以降みたいですが、前客がいないので到着すぐにチェックインできました。レギャン・クタの海はパラソルが並びいかにもリゾートっぽいですが海はさほど綺麗ではありません。海岸通りではタクシーと思われる馬車も走っていました。



 取り敢えず初日なので遊ぶ時間もないので、大型ショッピングモールや免税店を巡りお土産を買ってしまいます。そうすれば後は遊ぶだけですから・・・でも、意外と日本人向けのお土産が少なくて探すのに苦労しました。夕食はホテルのプールサイドレストランにて済ませますが、どこのレストランでもバンドの生演奏が行われており、いい雰囲気でした。しかし、ナシゴレンとミーゴレンを頼んだのは失敗だったな・・・翌日から毎昼食わされるのに(汗)



8/24(日)島内観光 【画像上】
 
翌日はチャーターした車で島内観光へ こっちではカイト(凧)が流行っておりコンテスト期間中のため大きなカイトを積んだトラックを多く見かけました。また、市場では日本の縁日でもかつて見られたカラーひよこが売られていました。まぁ、子供向けペットとは言えども1ヶ月もすれば食っちゃうらしいけど(苦笑)




 まず朝一でバリ舞踊のバロンダンスを観賞します。伝統的なバリ舞踊としてバロンダンス・ケチャックダンス・レゴンダンスがありますが、ケチャックダンスとレゴンダンスは夕方からのショーになり、バロンダンスは朝のショーになるそうです。よって、朝一でバロンダンスを観て、夕方にケチャックダンスを観賞することにしました。一応、ストーリーがあるようですが言葉が解らなくても楽しめる内容になっているのでお勧めです。



昔の村 AM11:00 【画像上】 
 
バリ島の昔の村だそうです。日本で言えば白川郷といったところでしょうか? 景観保存地区に指定されており、バリ島の昔の村がそのまま残されていますが、バリ島の村が皆このような形態ではないそうです。入り口にて番号が書かれた紙を渡され、番号のお宅の内部を見学することが出来ます。番号は見学する家が偏らないように配布しているのだそうです。



ライステラス

 昔の村の次はライステラスへ ライステラスと言うと洒落ているように感じますが、はっきり言ってただの棚田です・・・でも、見晴らしの良い場所にレストランが併設されていて、いい雰囲気なんだよな〜 まぁ、食事はバイキング形式でお世辞にも旨いとは言えませんが、絶景を目の前にのんびりしたランチを楽しむことができました。



ブサキ寺院 PM1:30 【画像下】
 
ライステラスの後はブサキ寺院へ 一見すると巨大なお寺のように思えますが、実際は小さなお寺が集合したバリヒンズー教の総本山になります。境内に入るには長ズボンを穿いていても腰巻をしなければなりません。この辺は郷に入れば郷に従えで、その土地の慣わしに従う必要があります。



 ブサキ寺院の後はキンタマーニ高原へ・・・ 金玉〜に!というネーミングに惹かれて行ってみたものの、正直言って期待外れでした。昼食場所をライステラスとキンタマーニとどっちがいい?とガイドに聞かれたので、どっちがお勧め?と聞き返したらキンタマーニは蝿が多いけど景色はどっちも同じと言われたので、ライステラスにしたのですが正解です。一度、行けば十分で、わざわざ行くほどのものではありませんキンタマーニ・・・。しかも、物売りがしつこいですが無視しましょう!



水の寺院

 ウブドの水の寺院へ ここでは日本でいうところのミソギを行うそうです。熱心なヒンズー教徒は年に一度ここで身を清めるそうで、満月の日は多くのバリ人で溢れかえるそうですが、外国人でも作法を守れば身を清めることが出来るのだとか・・・。ガイドは満月の日は混むので深夜に訪れるそうです。皆、熱心ですね〜少しは日本人も見習う必要がありそうです。



ケチャックダンス PM6:00 【画像上】
 
観光の最終はケチャックダンス! バロンダンスが楽器に合わせて踊るのに対して、掛け声に合わせているところが異なります。でも、チェッチェッと舌打ちしているみたいなんだよなぁ・・・ガイド曰く観光客に一番人気らしいけど個人的にはバロンダンスの方が良いと感じました。まぁ、好みの問題らしいけど・・・




 バリ島3日目は離島のレンボンガン島へ バリ本島からは約1時間半といったところでしょか? 大型ヨットでも行けますが速度が遅いので最初は優雅でも後から出航した船にバンバン抜かれるのでイラっとするみたいです。おまけに出港から帰港までの時間は同じなので現地滞在時間も短くなるようなので、どうしてもヨットに乗りたい方以外は避けた方が賢明です・・・あと船酔いする方も避けた方がよろしいかと思います。


アクティビティ PM11:30 【画像上】
 
島では様々なアクティビティが楽しめますが、この日は風が強く波が高い為に午前中のアクティブティは中止されていました。カミさんがバナナボートに乗りたいとのことですが何とか乗ることが出来ました。でも、個人的には鎌倉でジェットスキーやってる友達に乗せてもらった方が楽しめます。



 午後からはシュノーケリングツアーへ参加! ポイントまで船で連れて行ってくれますが、はっきり言って期待外れでしたね・・・その日のコンディションにもよるとは思いますが、水の透明度は悪いし珊瑚や岩礁も少なく魚影も薄かったのが残念です。しかも、波が高いせいか酔ってしまったので早々と切り上げました。個人的には今までで一番つまらないシュノーケリングでした・・・バリ島にはもっといい所があると思いますが残念です。


潜水艦 【画像上】
 
アクティブティの最後は潜水艦・・・とはいっても半分水没したグラスボートといった感じですけどね(苦笑) シュノーケリング同様に透明度が悪く殆ど魚を見ることはできませんでした。ということで、10分ほど回遊して終了〜 帰港に途につくことに! でも、船内のバンドの生演奏はいい雰囲気でしたよ(笑)



エステ&スパ 【画像上】
 
帰航後はバリエステ&スパへ 紙のパンツを履いて2時間のマッサージを受けました。まぁ、これもバリ島の定番ですから一度は経験しないとね! でも、変なマッサージはしてくれませんので、そういうのがご希望の方は他の店へ・・・って、そんな店バリにあるのか?



ガスステーション 【画像上】
 
バリ島のガスステーション風景・・・すごい数のバイクの給油待ちです。バイクの数に対してガスステーションの数が追いついていないといったところか・・・ということで、商店の店先では瓶詰めのガソリンが売られていたりします。危険物を屋外保管とは怖い国です。




田園風景

 バリの市街地は建物が密集していますが郊外にいくと長閑な田園風景が広がっています。ウブド近郊でもちょっと市街地から離れるとこのような田園風景が見られ、自転車で巡る観光客も見受けられます。日本と異なるのは田園風景の中にヤシの木が生い茂っているところでしょうか? さすが亜熱帯性気候で、ジャングルの奥からは横井さんが出てそうな雰囲気があります。




 ぞう〜さん♪ ぞう〜さん♪お〜鼻が長いのね〜♪ ということで像に乗りにきました。バリ島には野生の像は生息していませんが、スマトラ島とかに生息しているそうです。傍から見ている分にはのんびりと気持ち良さそうですが、見ているのと乗るのでは大違いで結構揺れるので乗り心地は決して良くありません。しかし、現地の人はどこで覚えるんだか日本のギャグだの歌だのよく知ってるね〜! おかげで楽しい時間を過ごすことができました。




 像の後はラフティングヘ 白人の新婚カップルと同じボートになりましたが、人種・国籍を超えての共同作業も悪くないね! 言葉は通じなくても相通じるものがありました。しかし、中国人は何処へ行っても煩い(怒) オールで容赦なく水掛けてくるしさぁ・・・ ガイドもピーチク・パーチクって言ってたからそう思うのは我々だけじゃないんだな・・・ということで2時間以上も川下りを楽しむことができました。



 ホテルでは野生リスが生息していてのんびりしたムードを楽しめますが、一歩、街中のお土産に出向くと如何わしい形の栓抜きが多数売られています。お土産として大量に買い込む欧米の若者も見受けられましたが、市街地はともかく空港内でも売っているなんてどういう国なんだ?


最終日の夕日

 レギャンのビーチともお別れなので、バリ島最後の夕日を見に来ました。正直言ってそんなに綺麗な海岸ではないけれど、バカンスを楽しむ観光客が数多く見受けられていい雰囲気でしたね・・・波打ち際を歩く金髪の美少女も絵になります。勿論、うちのカミさんでは絵にならないのでフャインダーの外側に追いやります。あ〜ぁ 短いバリ島での夏も今日で終わりです。



 帰りもガルーダの羽田便(GA874)です。機材はA330−300で久しぶりのエアバス機になります。天候も良く眼下にカリマンタン島を見ながら快適なフライトでしたね〜 この便の到着予定時刻は22:35ですが、どうせ遅れるだろうし翌日は仕事なので、ビールとワインを飲んでゆっくり寝て休みます。勿論、ビールはインドネシアのビンタンビールを頼みますが、日本のビールもオーダー可能です。



編集後記

 今回、初めてバリ島を訪れてみましたが、観光王国と言われるだけあって、他のアジアビーチより見所、遊びどころは多かったですね・・・ただ、行く前から海より山の方が良いと聞いていましたが、実際に行ってみると・・・その通りでした。まぁ、この辺は天候にも左右されるし好みの問題があるので何とも言えませんが、自分は少なくともそう感じました。バリにはダイビングショップも多数あるので、きっともっと綺麗な場所はたくさんあると思いますが・・・。とはいうものの山と海の両方を楽しめる島なんて中々ないと思うので、お勧めの常夏の島々になります。ということで皆さんも機会があればバリ島へ出かけてみては如何でしょうか?















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