工場見学
まず最初はバイクの製造ラインの見学です! 工場入口には各部品メーカーの納入時間割が貼られており、ジャストインタイム生産システム(トヨタ生産方式)が採用されているそうです。これにより納入業者が錯綜することなく、必要な部品を必要な時に必要なだけ揃えることが出来きるそうです。
さて実際の製造ラインですが、まずフレームがリフトのように吊下げられて移動しており、軽い部品から取り付けられ、その後、コンベアに乗せられ重い部品が取り付けられます。また、ラインには同一車種が流れてくるのではなく、全く異なる車両が次々に流れてくるのが意外でした(驚) 当然、そこには絶対に部品を間違わないシステムが構築されています。完成した車両はガソリンとオイルが入れられベンチ室にてエンジンやブレーキのテストが行われ出荷されます。その為、場内をノーヘルでバイクが走り回っており、訪れた日は雨天だったので超すべり易そうな塗り床でコケる奴がいないか心配になりました。
ちなみに、ここで造られる車両の8割以上は輸出向けだそうで、国内向けは2割にも満たないそうです。また、変わったところだと陸上自衛隊向けの艶消し塗装のKLXが生産されていました。構内道路の真ん中には直線のみですがフェンスに囲まれた約1kmのテストコースがあります。残念ながら訪れた日は雨天の為、走行風景は見られませんでしたが、その他の走行テストはオートポリスで行っているそうです。
さて、バイクの製造ラインを後にして次に産業用ロボット工場へ移動します。えっ
何?バイクの製造ラインの画像は無いのかって? う〜ん、残念ですが場内の撮影は禁止だそうです。マイクロバスに乗ってすぐに案内係のおねーさんに釘刺されました・・・まぁ、当たり前と言えば当たり前のことですけど、以前にヤマハの磐田工場に行った時は、前日に写真を撮ったバカタレがいたせいでスクーターの生産ラインしか見せて貰えなかったし(泣)
ということで産業用ロボット及び非常用発電機のガスタービンエンジンのラインを見せて貰い工場見学は終了となります。 |