常夏の島々(プーケット編)

 常夏の島々第三弾はプーケット編をご紹介したいと思います。アジアビーチは以前から訪れてみたいと思っていましたが中々行く機会が無く、昨年の夏は免許の点数が少ないことから(反省!免停日記参照)車で出掛けるのを躊躇っていたところ、某大手格安旅行会社の限定格安ツアーに空きがあったことから、この度初めてタイのプーケットを訪れてみることにしました。でも、申し込んでからよくよく調べてみるとこの時期のプーケットは雨季でオフシーズンなんだと・・・通りで安い訳だ・・・




1日目 PM1:55発 大韓航空704便 【画像下左】
 
タイに行くのに何故かコリアンエアーです。しかも、ソウル行きだし・・・ソウルでトランスファー(乗り継ぎ)して同じくコリアンエアーでプーケットへ向かいます。流石に格安ツアーだけに時間より運賃優先です。今一番安い航空券は韓国経由みたいですが、金に余裕があればシンガポール航空の総2階建てのA380で行きたいよね!
777-300 【画像上右】
 
機材は最新鋭の777-300でシートには全席モニターが付いていて、ビデオや音楽だけでなくゲームもやり放題です。操作表示も日本語対応していますが、残念ながら音声に関しては英語と韓国語のみです。しかし、あれだなぁ〜 アメリカやヨーロッパの航空会社よりアジアの航空会社の方が、おもてなしの心というかサービスが優れていると思うのですが如何なもんでしょう?


PM4:00 韓国上空 【画像下左】
 
アジアのハブ空港を目指すソウルのインチョン空港ですが、はっきり言って敷地の広さは成田や羽田の比ではなく、着陸料が安けりゃ日本の空港では太刀打ち出来そうにありません。でも、スポットに駐機している航空機は殆どコリアンとアシアナ航空で占められており、成田と違って海外のエアラインの人気は無さそうだな・・・
PM5:40 インチョン空港 【画像上右】
 
インチョン空港での乗り継ぎ時間は2時間40分って結構あるな・・・せっかく初めて訪れた韓国なので空港内のみですが堪能することにします。流石に韓流ドラマの影響か売店では日本語や日本円の使用も出来ました。 「ニホン ノ オバチャン ナニ カッテク?」と聞いたら「ノリ!」 って言ってました(笑)


ロイヤルパラダイスホテル 【画像下左】
 
昨夜、プーケットに着いたのが現地時間の夜11時過ぎで、入国審査に手間取り結局ホテルの部屋に入ったのは午前2時(日本時間午前4時)でした。(おいおい日本から何時間掛かってんだ・・)昨夜は空港からホテルまでドシャ降りの雨でがっかりしましたが、翌朝はカラリと晴れてバルコニーからはパトンビーチが見えます。
AM10:00 プーケット旅行センター 【画像上右】
 
ホテルで遅い朝食のバイキングを済ませたらホテル前の現地ツアーデスクでオプショナルツアーを申し込みます。何故なら日本の旅行会社やホテルで申し込むより半額以下で済むからです。よって旅行会社の現地ガイドからの勧誘も無視します。現地ガイドのエッド!ごめんね ごめんねぇ〜(byU字工事)


AM11:00 パトンビーチ 【画像下】
 
滞在中のオプショナルツアーの申し込みも全て済ませたので、ホテル近くのパトンビーチに繰り出します。この時期は雨よりもモンスーンといって風により波が高くなり、赤旗が立って遊泳禁止になるそうです。この日は黄旗で遊泳することが出来ましたが、はっきり言ってあまり海水は綺麗じゃないな・・・
PM12:00 パトンビーチ 【画像上】
 
午後からは残念ながら雨になってしまいました。でも海の中はとても暖かいので午後1時過ぎまでビーチで遊んで、ホテルに戻ってシャワーを浴びて軽食を済ませたら街に繰り出します。降っていた雨も午後3時頃には止んで青空も見えてきました。オンナ心とプーケットの空・・・字余り


PM6:30 プーケットファンタジア 【画像下】
 
夜はプーケットファンタジアという怪しい・・・じゃなくて魅惑のテーマパークに行きました。ここではバイキング形式のディナーを食べて、その後は象を使ったミュージカルというかサーカスのようなマジックを一緒にしたようなショーを見ます。お値段は大人1,900バーツ(約5,700円)、子供1,400バーツ(約4,200円)だったので結構いい値段だよね(苦笑)
PM8:00 プーケットファンタジア 【画像下】
 
昨夜、あまり寝てないので公演中に何度か意識が飛びそうになりました(苦笑)。この怪しい外観の劇場に入る前には、ボディチェックがあってカメラと飲み物は持ち込み禁止です。でも、中では有料の写真撮影や飲み物も売っており要は俺たちに金落とせって言っているようです。


ハイエース

 プーケットの街は200系ハイエースで溢れており、まるでハイエースパラダイスです。グレードはスーパーロングのコミューターかグランドキャビンで、普通ボディは1台もいませんでした。カスタム率も非常に高くて、中には画像のような高度なカスタムを施したものもあり、カスタムパーツも日本の物とは異なるので独自のパーツメーカーが存在するようです。


ピピ島
 プーケットのビーチはお世辞にも綺麗ではなく、シュノーケリングをするには離島に行かなければ楽しめないようです。数ある離島の中でもピピ島はあのレオ様(俺の股間もデカプリオ・・・じゃなくてレオナルド・デカプリオ)が主演した映画「ザ・ビーチ」の撮影が行われた島です。このピピ島には映画の舞台となったマヤベイや野生の猿がいるモンキービーチ等、綺麗なビーチが多数あります。ちなみにツアー代金は大人1,100バーツ(約3,300円)子供800バーツ(約2,400円)だったので、昼飯代込みで一日遊んでこの値段なら安いよね!(ホテルからの送迎とシュノーケルのレンタル含)


2日目 AM11:00  ピピ島 【画像上】
 
ピピ島にはプーケットのラサダ港から大型船で約2時間程掛かります。船内ではフリードリンクですが冷房が効いているので羽織る物が無いと結構寒いです。よって管理人は甲板で潮風に当っていました。マヤベイを船上から見学した後はモンキービーチ沖に停泊してシュノーケリングを楽しみます。


AM11:30 モンキービーチ沖 【画像上】
 
水中ではパンを撒くとトラ柄模様の熱帯魚がウジャウジャ寄ってきます。まぁ、いわゆる釣りで言うトコの餌取りって奴ですかね(笑) しかもカメラを出しただけで餌と間違えて寄ってきて手に噛み付くなんて随分人間馴れしています。まるで以前のオアフのハナウマ湾と同じだな・・・


AM11:50 モンキービーチ

 猿がいることからモンキービーチという名前みたいですが、実はここがモンキービーチだということを船に戻ってから知りました。浅瀬のシュノーケリングは砂を巻き上げて視界が悪くなるので浜に近づかなかったので猿に気付きませんでした(残念)。船上からはこんな感じでみんなシュノーケリングを楽しんでいます。



PM1:30 ローラダムベイ

 トサンベイに船を停泊させたら上陸して昼食にしますが、船から降りると桟橋にて一人20バーツ(約60円)の入島税を取られます(子供はフリー)。露店が並ぶ道を歩いて島の反対側まで来ると昼食バイキングですが、某国の人民は並ぶということを知らんのかいな(怒)。食後は絵葉書のような景色のローダラムベイでゆったりとした時間を過ごします。


PM2:00 トンサイベイ 【画像下】
 
これまた、絵葉書かポスターのような景色のビーチに停泊する漁船群ですが、管理人達が乗ってきた大型船と比べると、とても同じ港に停泊している船とは思えません。でも、いかにもアジアビーチらしい風景で南国の漁村といった雰囲気が最高です(笑)
PM2:00 漁船 【画像上左】
 
漁船をよく見ると木製の船体に、動力は中古の車のエンジンを利用しているようです。ミッション外してフライホイールに長いドライブシャフトとペラくっつけて、ラジエターは外して海水を直接吸い込ませて冷却しているようです。舵とは別にエンジンごとペラを上下左右に動かしてまるで船外機のように操っていました。


PM7:00 屋台

 せっかくタイに来たのだから現地の味を楽しみます。ツアーデスクの日本人のネエちゃんにタイラーメンの屋台を教えて貰います。値段はというと一杯40バーツ(約120円!)と格安で、焼き鳥は一本5バーツ(約15円)なのでラーメン4杯と焼き鳥4本で計180バーツ(約540円!)って笑っちゃうような値段です。。
PM7:00 屋台 【画像上】
 
ラーメンの種類は黄色い麺のバミーナームとフォー(レイザーラモンHGじゃないよ!)のような白い麺のセンレックの2種類があります。また、葉っぱ系(パクチー)が嫌いな方は「マイサイ パクチーナ」と言えば抜いて作ってくれます。まぁ、カタカナ表記なので適当にそれらしく発音してねぇ〜(笑)


PM8:00 夜の街 【画像下左】
 
晩飯を済ませたら夜の街に繰り出します。ビーチに向かうバングラ通りは夜になると歩行者天国になりいろんな人種の観光客で溢れています。バーでは主に白人系の観光客が飲んでおり土産屋や露店も沢山あって、プーケットの夜は眠らない街といった感じです。
PM8:00 タイのおかま 【画像上右】
 
タイはおかまで有名ですがホテルのセキュリティーもおかまだったりして、夜の街にはおかまが溢れています。しかし、安易にカメラを向けてはいけません。こんな写真を撮った後にはちゃっかりチップを請求されますよぉ〜っていっても100バーツ(約300円)位なので、その程度で記念になるならと思う方はどうぞ! ハワイのオウム商法よりはマシだな・・・


ガソリンスタンド 【画像下左】
 
タイはハイエースパラダイスと言いましたが、「バイク天国」イェ〜イ( by小泉今日子 学園天国ね!)でもあります。そんな訳で街中はバイクで溢れており、ガソリンスタンドの給油渋滞はどっかのツーリングクラブの給油風景のようですが、これがタイの日常風景だったりします。
バイク 【画像上右】
 
タイではおいちゃんもおばちゃんも、ネエちゃんもあんちゃんも高校生だってバイクを下駄代わりに使っており、2ケツ3ケツは当り前で、中には4ケツなんてツワモノもいたりします。車だってセダンは少なくピックアップトラックの荷台に20人位乗って走っていたりして、この国に乗車定員という言葉は無い・・


カイ島
 カイ島はラサダ港からスピードボートにて15分程で行ける小さな無人島です。ピピ島に比べると短い時間で行けるので半日ツアーもあったりして、最終日はレイトチェックアウトとはいえ午後4時までにチェックアウトしなければならないので、一日ツアーに参加することは出来ません。よって午前中のカイ島半日ツアーに参加しました。これなら午後1時半頃にホテルに戻ってこれるしね!(実際は2時過ぎだったけど・・・)でも値段はピピ島の一日ツアーと殆ど変らないんだよなぁ〜 しかも昼飯無しだし・・・でも、現地ではガイドが内緒で昼飯バイキングをタダで食べさせてくれました(ラッキー!) ちなみにツアー代金は大人1,000バーツ(約3,000円)子供500バーツ(約1,500円)でした。(ホテルからの送迎とシュノーケルのレンタル含)


AM11:00 カイ島沖 【画像下】
 
カイ島に上陸する前に沖合いに停泊してシュノーケリングを楽しみます。カイ島の沖合いの海には隠れクマノミ(通称ニモ)が沢山いて、ピピ島のモンキービーチ沖合いにも隠れクマノミはいましたが、モンキービーチではよく探さないと見つけるのは難しいかもしれません。


AM11:00スピードボート

 沖合いでシュノーケリングを楽しんだら綺麗な白いビーチに上陸します。ピピ島と異なり無人島で港が無いことから大型船で行くことは出来ず、白い砂浜にはスピードボートが多数停泊しています。今回管理人が乗った船はヤマハの船外機が3つ付いたボートでしたが、ラサダ港では船外機が5つも付いたボートもありました。


PM12:00 カイ島 【画像下】
 
カイ島ではビーチからシュノーケリングを楽しむことが出来ます。足が届く深さのせいか隠れクマノミはいませんでしたが、水深が浅いので沖合いより間近に熱帯魚を見ることが出来ます。波打ち際は濁っていますが、少し沖に行く透明度が上がり南国の海定番のツノダシやチョウチョウウオを見ることが出来ます。


PM12:30 カイ島ビーチ 【画像下】
 
カイ島のビーチは海水がとても綺麗です。タイのビーチの海水があまり綺麗でないのは生活排水の影響と思われ、ここカイ島は無人島のため他のビーチより水が綺麗なようです。だけどトイレは有料なんだよね・・・よって管理人は全部海中で済ませていましました。でもケツからコマセを撒いたりしてないですよぉ〜(苦笑)


バイク屋 【画像下左】
 
タイはバイク天国なのでバイク屋も多数あります。でも日本のバイク屋みたいにメーカーの看板を掲げている店は無く小汚い店が殆どです。床がコンクリートならマシな方で画像のように床が土の店もあり、昭和20〜30年代の日本のようです。新車販売しているバイクディーラーでやっと日本のバイク屋並の外観といったところです。
スクールバス 【画像上右】
 
画像はタイのスクールバスですが、バスとは名ばかりでトラックの荷台に屋根とベンチシートを設置して、運転席のドアも取っ払って昔の消防車のようになっています。結局、この国の人達は切った貼ったで何でも作ってしまうようですが、当然仕上がりはメーカーレベルではありません(笑)


トゥクトゥク 【画像下】
 
タイを代表する乗り物のトゥクトゥク(いわゆるタクシーね!)ですが、現在では画像下左のような昔ながらの3輪車のものはなく、殆どがハイゼット(軽トラ)を改造したものになっており、赤や黄色に塗られて郵便配達か赤帽のようです。当然、ダイハツにこんなラインナップないので切った貼ったで作ったんだろうな・・・
トゥクトゥク 【画像上】
 
タイでは日本のようなバスやタクシーは殆ど走っておらず、街で見かけるのはこの軽トラベースのタクシーばっかりで中にはバイクのタクシーもあったりします。やたらと運転手が声を掛けてきますが、料金メーターなんて無いので言い値のようです。交渉決裂しても他にいくらでもあるので乗るなら強気で値段交渉しましょう。


PM6:00 海岸通り

 
パトンビーチに並行する海岸通りです。街にはこのようにどこでもバイクが溢れていますが、日本のような大型バイクは殆ど無く100〜150ccの小型車で占められています。人気なのはホンダ車で、カブをスタイリッシュに派手にしたようなスポーツカブが定番です。ヤマハとスズキも走っていましたが結局タイカワサキは見つけられなかったな・・・KSRは走ってたけどね!


PM6:30 サンセット

 
パトンビーチのサンセットは綺麗だったなぁ〜 そういやビーチリゾートで見る初めてのサンセットかもしれません! 国によっては夕暮れ時のビーチは治安が悪く危険だったりしますので怖くて入れなかったりしますが、バトンビーチは観光客も多く安心してサンセットを楽しむことが出来ます。


土産物 【画像下】
 
はっきり言ってタイにまともなお土産はありません・・・あるのはバッタ物のイカサマ商品ばかりで定価もあって無いので、間違っても言い値で買ってはいけません。ちょっと値切ると半額近くになる場合もあって、いかに騙くらかそうとしているのか分かります。画像下左はバッタ物のレッドブルのボクサーパンツですが値切ったにも関わらず他所で50バーツ(っ言っても150円程度)も安く売ってました(泣)
イカサマ商品 【画像上】
 
画像上右はそんなイカサマ商品のTシャツですが、RED BULL(レッドブル)のマークが死んだ牛になってDEAD BULLや、交尾している牛になってBAD BULLとか、PEPSI(ペプシ)がPENISになったものまで売られおり、こんなのドコで着るんだよぉ〜というものが殆どですが、バッタ物を値切って安く買うのがタイの正しい買い物の楽しみ方のようです(笑)。そういや何故か見ざる言わざる聞かざるの猿の置物も多数売ってたな・・・ここは日光か?


海鮮屋台 【画像下左】
 
タイ最後の晩餐はホテル近くのシーフード屋台街に繰り出します。店頭には南国らしいカラフルな魚達が並んでいます。管理人が入った店は写真付の日本語のメニューもあったので安心して頼むことが出来ました。勘定は大瓶ビール2本とトムヤンクン等5品目ほど頼んで710バーツ(約2,100)でした(安!) チップは別途20バーツ(約\60)程必要です。
タイ料理 【画像上右】
 
さて本場のタイ料理ですが意外にも辛くはなく、葉っぱ系(パクチー)の味も殆ど気になりませんでした。よっぽど日本のタイ料理屋の方が辛くて癖があるように感じます。それにしても本場のトムヤンクンは旨かったなぁ〜 なんか想像しただけでまたタイ料理が食いたくなってきたなぁ〜 また、船橋のジェーンにでも行ってみようかな・・・でも一緒に行くオネーチャン探さなきゃ(笑)


PM8:30 マッサージ

 タイ最後の夜はマッサージで締めくくります。どうせタイバーツなんて残してもしょうがないし、この際残ったお金は使っちゃいましょう! でも空港までの送迎が来るまでの時間が無くて一人1時間300バーツのところを二人で同額30分にして貰いました。買い物で随分歩いたから足マッサージは疲れが取れました。



編集後記

 常夏の島々第三弾プーケット編は如何だったでしょうか? 心配された天気も全く問題なく、離島ツアーもベタなぎの快晴で本当に雨季なの?って感じでした。よっぽど年末のハワイの方が寒くて天気が悪く、天気予報はずっと雨だったようですが、こっちの天気予報は全く当てにならないので気にすることは無い様です。深夜は随分降っていたようですが、結局のところ天気は運次第みたいです。
 プーケットの街に関しては、はっきり言って汚くて臭いです。衛生上も決して良いとは言えませんが、何といっても物価が安く食事するのにも、遊ぶのにもあまりお金が掛からないのが嬉しいです。でも、セブンイレブンで36バーツ(約108円)のビールが、ホテルの部屋だと80バーツ(約240円)なのはいくら何でもぼったくり過ぎだろ! そんなに高いと思わなかったから5本も飲んじまったじゃねーか(怒) って言ってもたかだか知れた金額だけどね! こんなイカサマ天国のプーケットですが、物価を考えるともうハワイ・グアムには行けないわな・・・今度、機会があればまた違うアジアビーチを訪れてみたいと思っていますが、みなさんも機会があれば訪れてみては如何でしょうか?















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