第3回 関東工大 クラシックカー・フェスティバル(関東自動車大学校)

 4月29日に埼玉県の関東自動車大学校で行われた第3回 関東工大 クラシックカー・フェスティバルに自分のFC3Sを出展してきました。この手のイベントでは大抵、昭和の車を対象としており、後期型の自分FCは平成車のため対象から外れることから、今まで出展したことはありませんでしたが、今回は全年代のマツダ車と90年代車もOKとのことから初めて出展してみました。ということで初めてのクラシックカー・フェスティバルに突撃です。






 会場への車両搬入は多くの車両が一度に重なると混乱を招くことからエントリー番号によって搬入時間決められています。自分の隣りには珍しいターボモデルのSA22Cが停められていました。同じマツダ車ということで、早速ご挨拶します。フルオリジナルの綺麗なSAでしたね・・・自分のは多少弄っちゃってるけど、この手のイベントではフルオリジナルが最も重要か?



500SL 【画像上】
 今回、このイベントへの出展を勧めてくれた元上司の愛車がこのメルセデス・ベンツ500SLになります。いつもは縦目のメルセデスを出展しているものの、暑さに弱いため普段足代わりに使っているSLで来たそうです。とはいうものの、このSLは自分のFCより年式が古かったりします。



BMW 【画像上】
 とっても美しいフォルムのクーペはBMWの3.0CSですかね 素晴らしく綺麗な車両で、所謂コンクールコンディションって奴でしょうか。丸目二灯のBMWは1973年に発売された2002ターボになります。



フェラーリ 【画像上】
 フェラーリは真っ赤な308GTBとディーノ246GTの2台が展示されていました。この2台は1970年代を代表するイタリアの名車ですね!特にエンツェオの息子の名前を命名したディーノは価値ありますからね!



デロリアン&メルセデス 【画像上】
 映画「バックトゥーザフューチャー」で有名なデロリアンも出展しています。映画のポスターは定番ですね!皆さん展示慣れしてるなぁ〜って関心します。シルバーのメルセデスは190SLでしょうかね?



マーコス&フィアット 【画像上】
 マーコスミニとフィアット500のコンパクトカーも展示! 特にマーコスミニは街中で見かけることは皆無ですな・・・普通のミニだったら見かけるんだけどね!最近、現行版を町中でよく見かけますが原型となったのがこのフィアット500になります。ルパン三世にも出てましたから馴染み深いかと思います。



コスモスポーツ 【画像上】
 屋内の整備工場実習室にはコスモスポーツのオーナーズクラブでしょうか?大量のコスモスポーツが陣取っています。10Aロータリーのコスモスポーツはロータリーエンジンを語る上でなくてはならない存在です。



コスモ 【画像上】
 懐かしいコスモも展示してあります。こいつもロータリーエンジン搭載車ですね〜 四角い出口が特徴的な純正マフラーですね!しかし、この時代は鉄っちんマフラーだから錆びて腐ったりしないのかだろうか?




SA22C


 初代サバンナRX−7のSA22Cも展示しています。白いSAはNAですが茶色いSAはお隣に展示してあった車両になり珍しいターボモデルで、エンジンは12Aターボね!ちなみに自分のは13BTになります。 白いSAの高校生の息子さんはFCファンで自分のFCや持参した新車カタログを食い入るように見ていたので、ドライバーズシートに座らせて写真を撮ってあげました。




FC3S


 FC3S軍団も来ていましたが皆さんお仲間みたいですな・・・特に前期型のFC3Sは殆ど見かけることが無いだけに貴重ですね! 自分が乗っている後期型FCは平成車ですが前期型は昭和の車ですからね〜 ということは後期型も基本設計は昭和ってことですな(汗)



イベント 【画像上】
 ウィング車のトラックの荷台は特設ステージになっており地元ブラスバンドによる演奏も行われています。今回のイベントの審査員はモータージャーナリストの竹岡圭さんで自分より少し年下みたいですが、古い車の知識も豊富でしね!




ミッドシップ

 90年代はスポーツ車が流行っていましたから、今じゃ考えられないミッドシップ車両もラインナップされていました。MR2は当初AE86と同じ4A−Gを搭載していましたが、画像のスーパーチャージャー付4A−GZへパワーアップ NSXは国産としては高級車で走り屋には好まれませんでしたね・・・汗




セリカ&ソアラ

 当時、ギャルに人気の車といえばBMWが定番で六本木のカローラなんて呼ばれましたが、国産車としてギリOKなのはソアラかセリカXXまで・・・な〜んて、高ピーな女子に言われたもんです。つまり、男の価値は年収や学歴、乗っている車で決まっていました。三高なんて言葉もありましたが、夜の峠を走り回っていた自分らには全く縁の無い世界でした。



レパード&鉄仮面 【画像上】
 あぶない刑事で有名になった日産レパードですが、ソアラほど人気は出なかったですね・・・こいつは後期型だから「もっと あぶない刑事」仕様でしょうか? RSターボの方は西部警察で使われたモデルではなくインタークーラーがついたターボCで所謂鉄仮面と言われるモデルになります。



ナAE86 【画像上】
 永遠の峠マシーンのAE86レビンとトレノも展示されていますが、かつての峠マシーンも年月には勝てずクラシックカーの域に達してしまったといったところか・・・今となっては非力なエンジンですがボディサイズといい重量といい楽しい車なんだよなぁ・・・。



S30Z 【画像上】
 この手のイベントでは定番中の定番のS30Zも展示してありますが、ナンバーが101・・・ということはトラック登録でしょうか?公認とる為の策でしょうが、自分にはさっぱり意味分かりませんな(汗)



サニー&チェリー 【画像上】
 日産の名車310サニーとチェリーX1Rでしょうか?サニーの方は最後のFRサニーになりますが、チェリーはFFになります。どちらの車両もTSレースや富士フレッシュマンレースで活躍しました。




コンテッサ1300

 日野自動車のコンテッサ1300(二代目)も展示されています。自分のFCの後ろに展示してあったので色々お話を伺わせて頂きましたが、現在ではトラックしか製造していないので部品はオーナーズクラブで作ったりしているそうです。しかし、コンテッサとFCオーナーの会話って違和感あるなぁ・・・。



ホンダクーペ&スバル1000 【画像上】
 ホンダクーペとスバル1000が展示されています。しかも、ホンダクーペーの方は珍しいレザートップですね・・・現在では全く見かけることがなくなったけど昔は結構見かけました。レザートップはオープンカーの幌を上げた状態をイメージしたデザインらしいけど・・・。



AZ−1 【画像上】
 マツダ・オートザムAZ−1軍団も大量展示!この頃は軽スポーツカーも流行っておりスズキのカプチーノやホンダのビートなんかもありました。しかし、このAZ−1の特徴と言えば何と言ってもガルウィングでしょう!軽自動車のガルウィングはAZ−1のみで、普通車を含めても国産車ではAZ−1の他にはトヨタのセラがあるだけです。




軽自動車

 屋内には軽自動車コーナーが設けられており軽自動車ばかり展示されており、その中でも珍しいのはシャンテでしょうか?先代はマツダ・キャロルになります。また、乗用車だけでなく軽トラも・・・RG250Eを並べていることからスズキのキャリーでしょうかね?この時代のスズキは車もバイクも2ストのイメージですな!



屋内展示 【画像上】
 屋内では同じ車両が並べられておりオーナーズクラブ専用エリアみたいです。ブルーバードやスカイラインといった車両が展示されており、縦目のグロリアとゼッケン39のスカイラインGTはの砂子義一選手の車両をイメージしたものでしょうか?も展示されています。





学食

 昼食は大学校だけに学食で済ませますよ〜 なんか学生時代を思い出されるロースカツ定食です。この他にも弁当タイプのものもありますが、昼食時は大変混みますし数量も限定だったりしますので早めの食事をお勧めします。しかしその後、元上司に食事に誘われ失敗した〜!と思いました(汗) 食事に行く前に一言声を掛けるべきでした・・・反省





編集後記

 さて、関東工大 クラシックカー・フェスティバルは如何だったでしょうか?今まで、この手のイベントには見る側だけで出展者側は初めての経験です。出展者として1日チェアーに座って来場者や他の出展者と会話するのは楽しい時間でした。イベントによっては参加費が高額だったり、昼食の弁当が付いていたりもするみたいですが、今回は整備学校内のイベントということで参加費は千円と安いものでした。自分のFCは平成車なので中々参加できるイベントは少ないですが、機会があればまた出展してみたいと思います。







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