2017 モータースポーツジャパンフェステバルインお台場

　随分アップするのが遅くなりましたが4／16（日）にお台場で行われたモータースポーツジャパン2017の様子をご照会したいと思います。昨年は残念ながら強風によりイベントが中止になりましたからね･･･ということで、4月開催になってから訪れるのは初めてになります。４月ということで陽気もよく絶好のイベントとなりました。ということで、４月開催のモータースポーツジャパンに初突撃です。

　今回は誘ったのが前日ということで大学時代の悪友が参加できなかったので船の科学館に車を駐車して入場します。会場は船の科学館の真ん前なので、帰りに新橋で飲むことを考えなければ車で行った方が便利ですからね（苦笑）

ボンネビル　【画像上】
　ユタ州のソルトレイクシティで行われる最高速競技用の車両ですが、エンジンは何とＳ６００用の６６０ｃｃ３気筒ターボエンジンだそうです。それでも４２１ｋｍ／ｈをマークしてクラス世界記録を樹立したそうです。

マクラーレンホンダ　【画像上】
　何かと評判の悪いマクラーレンホンダのマシンも展示してあります。かつて、セナ・プロ時代に１６戦中１５勝という圧倒的な速さを誇った黄金コンビですが、１０年ブランクは大きくホンダエンジンの信頼はガタ落ち･･･らしいですな（汗）

ホンダブース

　ホンダブースではナカジマレーシングの中嶋大祐選手とケイヒンの小暮卓史選手、無限の武藤英紀によるトークショーも行われています。トークショーの後にはサイン会なんかもあったりしますから、サインが欲しい方は色紙を忘れずに！　サーキットではシビアな表情のドライバーもフレンドリーですから・・・。

ＮＳＸ―ＧＴ　【画像上】
　スーパーＧＴ用のＡＲＴＡ　ＮＳＸ－ＧＴも展示してあります。車重は１０４９ｋｇ、２リッター直４ターボエンジンで５５０ＰＳを発揮するそうですが、オリジナルは３リッターＶ６ターボだから、どうやらスーパーフォーミュラ用のエンジンに換装されているみたいですな（汗）

　ホンダブース恒例のトライアルの模擬走行も行なわれていますよ～　ウィリーやジャックナイフだけでなく人を飛び越す実演も行われ、見ての通りジャンプ台も何も無いから反動だけで飛び越すんだよね･･･車体の軽い自転車ならともかく、重たいバイクを反動だけで浮かせるのって大変なんだろうなぁ･･･　だから寝ている人は気が気じゃないね　きっと

　トヨタブースではレクサスのドライバーによるトークショーが行われており、ＧＴ３００クラスの山下健太選手、スーパーフォミュラーにも参戦している国本雄資選手、ＧＴ５００クラスのアンドレア・カルダレッリ選手と平手晃平選手が来ていました。また、ドライバーだけでなくコンドーレーシングの近藤監督、インパルの星野監督、トムスの舘監督によるトークショーも行われており、ドライバーより盛り上がっていました。

レクサス　【画像上】
　レクサスのＧＴカーも勢揃いしており、飯田章と吉本大樹選手が乗るＧＴ３００クラスのＬＭコルサＲＤＦＧＴ３、大嶋和也とアンドレア・カルダレッリ選手が乗るＧＴ５００クラスのワコーズ４ＣＲ　ＬＣ５００も展示されています。

　ＧＡＺＯＯレーシングのブースでは世界耐久選手権用のトヨタＴＳ０５０ハイブリッドが展示されています。２．４リッターＶ６ターボエンジンにリチウムイオン電池を備えたハイブリッドカーになります。燃費が勝敗を左右する耐久レースはハイブリッド化は避けられないですね。隣には昨年度から復活したＷＲＣ用のトヨタ・ヤスリＷＲＣも展示してありますよ～！

日産　【画像上】
　日産はコンドーレーシングのフォーラムエンジニアリング・アドバンＧＴＲとモチュール・オーテックＧＴＲを展示！　当然、ドライバーの松田次生選手と佐々木大樹選手も来ています。

　毎年恒例のピットストップコンテストも行なわれ、各チーム毎にタイムを争います。モチュール・オーテックＧＴＲをドライブする松田次生選手は派手なアクセルターンを決めて観客を沸かせてくれましたが、その後、ガードレールと正対して止まってしまい、バックできずにオフィシャルに押し戻してもらうハプニングもありました。インタビューでしきりに言い訳してたけどね（苦笑）

ラリードライバー　【画像上】
　スバルのブースではＢＲＺが展示してありますが、スーパーＧＴドライバーだけでなくラリードライバーによるトークショーも行われており、双田原文雄選手と新井敏弘選手による楽しいトークが繰り広げられていました。

バギー

　ラジコンカーのようなバギーカーも展示してありますな･･･ライトやウィンカーもないことからラリー車ではないようです。クローズドコースで走らせるダートトラック用の車両といったところでしょうか？　この手の競技には詳しくありませんので画像にて判断願います。

日野

　ダカールラリーのカミオンクラスに参戦し続けている日野自動車も毎回車両を展示しておりデモランを行っていました。競技用車両の中で唯一のトラックになりますが、市販車の改造というよりはプロトタイプの車両ですね。キャビンやエンジン、ホーシングなんかは市販車のパーツを流用しているみたいですが、シャーシはオリジナルみたいです。

Ｄ１　【画像上】
　速さを競うのがモータースポーツの基本ですが技を競うモータースポーツがこのＤ１になります。ということで、トーヨータイヤのドリフトチームも車両を展示しています。箱根ターンパイクで豪快なドリフトや海外で３００ｋｍドリフトをした川畑選手も来ています。

フォーミュラ　【画像上】
　国内最高峰のスーパーフォーミュラの車両も展示してあります。キグナス・スノコのチームルマンのＳＦ１３ですね！　アドバンカラーの車両はスーパーフォーミュラの前身になるフォーミュラニッポンまたはＦ３０００のマシンでしょうか？

ＴＳ０１０　【画像上】
　ルマンで日本人として初めて優勝した関谷正徳選手もトークショーを行っています。優勝した時にドライブしていた車両はマクラーレンＦ１ＧＴＲでしたが、隣に並べられているのはトヨタのプロトタイプカーＴＳ０１０になり１９９０年代に活躍した車両になります。

ツーリングカー　【画像上】
　東京工科自動車大学校のポルシェ９１１ＧＴ３とオーバーフェンダー化されたアウディはRＲＳ３セダンをベースにしたレースカーＲＳ３　ＬＭＳでツーリングカー選手権のＴＣＲシリーズ向けの車両になります。価格は１８３５万円だそうです。

スカイライン

　最近、海外でも人気があり価格上昇している３２ＧＴＲも展示してあります。競技車両ではないけどね（笑）１台は３５ＧＴＲのエンジンに載せ変えたトップシークレットが製作した車両ですが、もう１台はフルオリシナルのフルレストア車でしょうか？エンジンの赤いヘッドカバーが今一ですがホイールも純正１７インチですからＶスペックでしょうか？

三菱

　三菱自動車はパジェロとデリカを持ち込んで同乗デモ走行をしています。ドライバーは社員ドライバーの増岡選手ですね！デフロックすれば悪路も何んのそのって感じでしょうか？４５度の急坂も登ってしまうことからＣＭのイメージは嘘ではないですね･･･でも、悲しいかな燃費偽装事件の影響か活気がありませんな三菱自動車は･･･（泣）

バイク　【画像上】
　モータースポーツジャパンというからには車だけでなくバイクもね！ヤマハのＲ１とＢＭＷ　Ｓ１０００Ｒでしょうか？　Ｒ１は競技車両になりますが、ＢＭＷはドノーマルの市販車みたいですな（汗）

Ｓ１３０Ｚ

　場外展示場には一般参加者の展示スペースがあり、エントリー車両が並べられています。フェアレディＺというとＳ３０Ｚが主体ですが、綺麗な１３０Ｚですね～　２シーターにワタナベのホイールでしょうか？１３０Ｚと言えば何と言ってもこのマンハッタンカラーですよね！西部警察のガルウィング１３０Ｚとはちょっと異なるけどね！　

ランサー　【画像上】
　むか～しのサファリラリーの参戦車両のようなランサーですが、リアピラーにアシストグリップが取り付けられています。これは、トラクションをかけるためにナビゲーターがリアに乗っかるために掴むものだったりします。今じゃ４駆だからそんなこと考えられないけどね･･･

三菱車

　マイナーな三菱車も勢揃い～！コルトギャランにＧＴＯとスタリオンですね！ＧＴＯは小学生の頃にプラモを造ったことあります。ブリスターフェンダーのスタリオンは大学卒業した頃の車両になりますね！でも今見ても格好いいと思いますよ！ジャッキーチェーンも映画でよく三菱車を使っていたしね（笑）

編集後記

　今年も昨年に引き続きモータースポーツジャパンに行ってきました。昨年はゆりかもめも止まっちゃうくらいの強風のためイベント中止になってしまい残念な内容でした。よって新橋での宴会だけで終ってしまい只の飲み会になってしまいました。今回は気付いたのが前日だったので急な誘いに悪友たちも参加できなかったので新橋での恒例の打ち上げもありませんでした。とはいうのもの、４月ということでポカポカ陽気の中イベントを楽しむことができました。来年は忘れずにチェックして悪友と新橋打ち上げを楽しみたいと思います。