東京モーターサイクルショー2016 in ビックサイト

 3/27(日)に東京ビックサイトで行われた東京モーターサイクルショー2016に行ってきたので、その模様を紹介したいと思います。今年は全く行く予定ではなかったのですが、某カワサキARK店の御厚意によりチケットを戴きましたので、せっかくなので行くことにしました。正直言ってZなんて古いバイクに乗っているとあまり興味のあるバイクはないのですが、年に一回かくらいは各メーカーや世の中の動向を見るのも悪くないと思います。ということで東京モーターサイクルショー2016に突撃です!






 今年は天候にも恵まれ一人だったので通勤スペシャルのKDXにて参加です。二輪駐輪場は駐輪料金が500円掛かりますが、駐輪スペースも広く会場からもさほど遠くないのでとってもお勧めです。天気が良かったせいで沢山のバイクが駐輪場に溢れていました。
 会場はいつものビックサイト西館になります。チケットを持っているおかげで並ぶことなく入場ができるのはいいですね!しかし、このイベントは第43回にもなるんですね・・・自分らが10代の頃はモーターショーは知っていてもモーターサイクルショーの存在は知らなかったけどな・・・そんなのあったっけかな?もしかしてモーターショーの一部だったとか?




 オーリンズブースにはかつてのヨシムラレーサーをコピーしたようなGSX-R750も展示してあり、当時の雰囲気を保ちつつ現代パーツが投入されておりいい感じに仕上がっています。オーリンズの正立フォークにブレンボのラジアルキャリパーが装着されキャブもTMR-MJNになっています。何が何でも当時モノパーツに拘って忠実に再現するのもアリだけど、見た目は当時風、性能は現代風もアリだと思うんだよね!



RC213V-S 【画像上】
 こちらは市販車最高峰?のRC213V-Sで価格は2千万円以上するらしいです。公道走行可能なモトGPマシンといったところでしょうか?こいつの価格からすればデスモセディチは安く感じますな・・・バイクの世界も今後高級車志向が強まるのでしょうか?



XSR900

 まるで、初期型RZ250のようなカラーリングを身にまとったのはXSR900で特別カラーの参考出品車みたいですな・・・確かに格好いいしオジさんの心をくすぐるカラーですが、旧車カラーを真似るのってどうなんですかね?無論、他メーカーもやっていることで売れれば何でもアリアリといったところでしょうか?まぁ、正直言って格好いいので、これを見て欲しいと思う方はいるでしょうね きっと




H2&RCM

 発売されたばかりのH2のカスタムも展示されていますが、カスタム箇所はマフラーとバックステップといったところでしょうか?この手の車両はいじるところが限られますからね・・・それに引き換えサンクチュアリで造られたRCMはフレームから足廻り、エンジンに至るまで全て手が入っていおり対照的モディファイの2台ですな・・・



エキストリーム系 【画像上】
 エキストリーム系の車両も展示してありましたが、そのハードな使われ方からお世辞にも綺麗とは言えませんが、でっかいドリブンスプロケットや2個付リアキャリパー、エンジンガードとサブフレームを兼ねたものまで装着されており、独自のモディファイが加えられています。



レーサー 【画像上】
 ヤマハはUSインタカラーのケニーが乗っていたと思われるYZR750(500?)を展示していました。この頃はまだ鉄パイプフレームなんだよね〜!スズキはモトGPマシンのGSX-Rに跨るサービスを行っており大人気でした。。




パーツ系

 ヤマモトエンジニアリングではインジェクション用ビックスロットルボディ(某カワサキアーク店で販売されているものです)やミッションを展示していました。ショップオリジナルのクロスミッションなどはヤマモトエンジニアリングが製作していることが多いみたです。RKブースではZ用のカムチェーンも展示していましたが、自分のはJ系ハイボチェーンにすちゃっているから関係ないんだけどね(苦笑)



レプリカ 【画像上】
 ドレミコレクションはCB100ベースの1100Rとゼファー750ベースのFX1を展示!1100RはRDのフルカウルをモチーフとしているため誤魔化し易いですが、ゼファーの方はヘッドカバーまで角型にする拘り様ですが買う人いるんかな?




コンセプトモデル

 スズキとヤマハはコンセプトモデルと思われる車両を展示・・・SV650は、かつてスズキが販売していたグースをカフェレーサーっぽくした感じで右側二本出しのマフラーもいい感じです。サイレンサーのヨシムラショート管用のステッカーからヨシムラが製作したマフラーでしょうか?ヤマハはSRをカスタムしたような車両を展示しており、スズキと共にユーザーの動向を探っているといったところか?



CB1100 【画像上】
 ホンダブースでもCB1100のコンセプトモデルを展示しており、ピレリのファントムを履かせる辺りはオジサンには泣けるチョイスです。まぁ、この手のネイキッドでシングルシートがウケルかは別ですが各社カフェレーサー志向ですね!一方ノーマル然とした赤いCBのライトはLEDでしょうか?見た目は今一ですが明るいか興味があります。




ヨシムラ

 ヨシムラブースではZ2用のピストンやカタナ用アルミタンクが展示されていました。このアルミタンクは1135Rに採用されていたものでしょうか?車両展示の方も初期型油冷GSX−R1100があったりして、今後油冷ブームが訪れる予感がします。ヨシムラさんでは現行車パーツだけでなく旧車パーツも開発を進めていたりするのが憎いですな!



宮城光&コルセ 【画像上】
 最近この手のイベントでは必ずと言ってトークショーを行っている宮城光さんも来ていますが、コンパニオン系の画像がありませんのでモトコルセのお姉さんをアップします!という訳でこの後はモトコルセのマシンを一挙紹介!



TEST30CR 【画像上】
 TEST30CRという車両だそうですが、ベースは何なんですかね?ヘンテコリンなフロントサスペンションなことだけは解りますがプロトタイプだそうです。リッタークラスとしては車重166kgは軽いですね!



TEST30C 【画像上】
 こちらはプロトタイプではなく市販モデルみたいですが、世界限定6台だそうです・・・しかも価格は標準仕様で565万円、展示車両で679万円だって(驚)アイダ設計の家が建つ価格です。



コレクターGT 【画像上】
 コレクターGTだそうである。エンジンはハーレーと思いきやアメリカのS&S製の1647ccの空冷Vツインを搭載!価格は標準仕様558万円、展示車両で690万円だそうです。もはやモト・コルセはビモータの域に達しようとしているのか・・・



アビントン 【画像上】
 アビントン モトコルセエディションCだそうである。標準仕様558万円、展示車両で867万円の世界限定10台だってさ バイクの世界も高級志向が進んでいますが、買う人いるんだろうな きっと



アグスタ 【画像上】
 さて、モトコルセの次は高級バイクのアグスタ・・・しかし、モトコルセのマシンの価格を見ると良心的とさえ思えてくるのは錯覚でしょうか?まぁ、国産バイクでも200万円以上する車両もありますから、随分バイクも高くなったもんです。



 
ステージでは仮面ライダー役も務めた藤岡宏さんや元GPライダーの中野真矢選手もトークショーを行っていました。また、冒険家の風間深志さんの姿も確認できます。風間さんと言えばR246沿いに風魔プラス1というバイクをやっていたけど、まだあるんでしょうか?自分はオフ系ではないので向かいの斉藤仁選手のジンプライズに通っていましたが、とっくの昔に無くなっています(汗)



屋外会場 【画像上】
 屋外会場では各メーカーの試乗会や親子バイク教室も行われていました。警視庁の白バイ隊による実演も毎年恒例ですがこのサイレンの音だけは何度聞いても嫌なもんです。ライテクを見る限り逃げる気になりませんが、実は白バイはスピードリミッター付きだったりします。





編集後記

 さて、東京モーターサイクルショー2016の様子は如何だったでしょうか? このイベントも毎年恒例となっており、マンネリ化しておりネタ的にも面白くもありませんが、年一回くらいは時代が止まったままの頭の中を最新のバイクに置き換えるのもいいかもしれません。今年もこのようなイベントに参加する機会を与えてくれた某カワサキARK店にはこの場を借りてお礼申し上げます。







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