オートサロン2016( 幕張メッセ)

 今年も毎年恒例の正月明けのイベントとして大学の級友とオートサロン2016に行ってきました。年々参加する同級生が増えてくれるのは嬉しいことで、今年は9名の級友が集まってくれました。昨年末にFC3Sを購入したことから、今年のオートサロンは昨年と視点が異なりますが、FCなんて中途半端な年式の車両に参考になるものなんてあるのかいな?まぁいいや ということで今年もオートサロンに突撃です。




 今年もコンビにて前売り券を入手して繰り出します。土日の前売り券1,800円、当日券2,200円ですが入場券ってこんなに高かったっけかな?以前は1300円くらいだったような気がするのですが・・・まぁいいや、海浜幕張駅前には相変わらずダフ屋がはびこっています。


マリオカート 【画像上】
 最近では公道走行可能なカートもあるようで、マリオカートのコスチュームを着て都内を巡るツアーもあって、外国人観光客に大人気なのだとか・・・でも、動力性能はレーシングカートには及ばず格好だけの車両ですな(苦笑) しかも、鬼キャン仕様になってるし(汗)



頭文字D 【画像上】
 世代的に頭文字Dって読んだことが無いんだけど相変わらず人気あるんですかね?級友A氏の愛車ハチロクと自分の愛車FCの出展は見る限りこれだけだったような・・・ちなみに級友A氏は藤原豆腐店のドア用ステッカーを貰ってました。是非貼って貰いたいもんですな・・・。



D1 【画像上】
 屋外会場では恒例イベントのD1車両によるデモ走行も行われていました。お約束のグッドイヤーレーシングの面々です。しかし、FR車が少ないためか4ドアAT車改MT車が主流になりつつありますね・・・最後は煙幕攻撃で幕を閉じましたさ!



WORLD 【画像上】
 今年もロールスのファントムを展示しているWORLDブース タイヤサイズは何と275/25−24だって(驚) まるでチャリンコサイズのインチだな(汗) しかし、何となくエッチな雰囲気がムンムンの車両ですな〜 ちなみにハミ乳舶来コンパニオンはWORLDのコンパニオンではありません。




 各ブースでレーサーによるトークショーも行われており、ロニー・クインタレッリと中山雄一によるサイン会も行われていました。また、アメリカンなブースにはイクラちゃんの姿も確認できます。こういう一流レーサーや芸能人を間近に見られるのもオートサロンの楽しみだったりします。その他にもステージで踊るB級アイドルにおヲタ芸で声援を送る輩も・・・みんな楽しそうですね(苦笑)



KUHL 【画像上】
 昨年、個人的に一番目立っていた車がKUHLの35GTRですが、今年は昨年の銀色から金色の車両を展示していました。でも、昨年のインパクトが強かっただけに、色違いの車両を展示はインパクト半減でしたね・・・とはいうものの塗装技術には相変わらず凄いものがあります。



ロッキーオート 【画像上】
 旧車でお馴染みのロッキーオートのS30Zは得意のエンジン換装ですね!でも、いつものRB26ではなくZ33のVQエンジンをフロントミッドシップ搭載!新旧Zの融合といったところでしょうか?まぁ、賛否両論はあるかとは思いますが、その熱意と技術には脱帽です。



180SX 【画像上】
 FCと共にめっきり見ることが少なくなった180SXですが、こちらもエンジン換装車両です。日産車なのにトヨタエンジン(2J−Zでしょうか?)への換装です。でっかいタービンも装着されており、フロントヘビーっぽいけど大パワーを手に入れたようです。




救急車

 キャラバンベースの救急車でしょうか?チョップド・ルーフにド・シャコタン(汗) 室内はエンジン剥き出しでタイヤハウスもカットされています。ローダウントラックなんかではよくやる手法ですがワンボックスではね・・・ しかし、どういう意図で造ったんですかね?恐らく車検も取得していないでしょうし、全く意味不明なカスタム車両です。




RE雨宮

 RE雨宮ブースではロータリーシャンテを中央にその両サイドにはFDとSAの新旧セブンが展示してあります。FCが展示されていないのが取り残された感がありますが・・・やっぱセブンと言えばFDなんですかね〜 ここらでビシっと決まったFCを雨さんに造って貰いたいもんです。かつての風林火山みたいにね!



マツダブース 【画像上】
 昔のオートサロン(前身はエキサイティングカーショー)は走り屋系改造車の祭典でアンダーグラウンド的なイメージでしたが、ここまで盛り上がると自動車メーカーも指を咥えて見ている訳にはいきません。コンプセプトカーを展示して顧客ニーズ調査に余念がありません。個人的にはアンダーグラウンド的なのも好きだったりするけどね(苦笑)



スズキブース

 スズキブースではアルトワークスとモトGPマシンのGSX−RRを展示!最近では軽カースポーツが流行る兆しがあるのでしょうか?ホンダもS600を出したことだしな・・・まぁ、ターゲットは若者ではなく中高年層のセカンドカーといったところでしょうが、個人的にはいくら維持費が安くても軽カースポーツは買う気にはならないけどね(苦笑)



オーディオ 【画像上】
 オーディオカスタムを施した車両も展示してあり、ステアリングといい内装といい近未来の車両のようです。まぁ、個人的にはこの手のカスタムにはうといので良く解りませんが、とにかく凄いというのだけはよく解ります。でも、実際に公道走行できるのかは疑問です。




剥がせる塗料

 剥がせる塗料ブースでは実際のペイント車両の塗装が剥がすデモが行われていました。恐らくゴム系の塗装ですな・・・きっと!FCのウィンドウのモール関係が汚くなっているので、こいつで塗装したらどうかな?失敗しても剥がせるし・・・と思ったのですが耐久性はせいぜい2〜6ヶ月らしいのでコストと手間を考えたら使い道は限られそうです。



ランボルギーニ 【画像上】
 ランボルギーニも展示してありますが、フェラーリよりもランボルギーニの方がカスタム率が高いように感じます。画像上左はウルトラマンカラーのガヤルド、画像上右はスパンコールを散りばめられたムルシュエラゴと一般ピープルには縁がないカスタムですな(汗)




 ランボルギーニカスタムで有名なリバティウォークの35GTR LB−WORkSと言えばビス止めオーバーフェンダーがトレードマークで、当然オリジナルフェンダーはカットされており、アヴェンタドールにも惜しげもなくオーバーフェンダーが装着されています。カーボン調のボディはカッティングシートでしょうか?モンスターエナジーカラーが決まった一台ですが、最近ではD1にもランボで参戦しているようです。



LB−WORKS 【画像上】
 LB−WORKSといえばランボカスタムが有名ですが、国産旧車カスタムも展示してあります。この辺はオーナーの若きし頃の憧れを具体化したものでしょうか?ワークスカラーに身を包んではいるものの少し暴走族風のテイストも混じっています。まぁ、シャコタンブギのヤンキーメイトZ仕様です・・・。



スターロード 【画像上】
 旧車のレストアで有名なスターロードはS30Zとハコスカを展示。S30Zはオリジナルメッシュホイールにボディカラーが特徴的でヘッドライトもプロジェクターが装着されています。ハコスカの方は定番の仕様ですな・・・。




 黄緑色のFD3Sはオーバーフェンダーも装着されエンジン共にフルチューンです!多くのカスタム車両が展示されているオートサロンでも目立つくらいだから街中では注目度満点ですね・・・でも最も特徴的なのはエンジンルーム内の塗装で100ドル紙幣札がプリントされています。改造費にこの位掛かっているんだぞ!という自己主張かどうかは別として大変面白いかと思います。



シルビア&ブルーバードU 【画像上】
 懐かしのカスタムカーも展示しており、かつて谷田部の最高速チャレンジで活躍した車両でしょうか?DR30スカイラインは330kmをマーク!隣のランサーワゴンは311kmだってさ(驚) きっと日本一速いワゴンですね! ワゴンと思ってナメていると痛い目に合いますな(泣)



クラッシュ

 最高速と言えばオプション紙で活躍した稲田大二郎でしょう!ということで2003年にシルバーステイツクラシックチャレンにて334kmでタイヤバーストクラッシュしたJUNオートメカニックのZ33も展示してありました。13年前の出来事なのにこのスクラップをとってあったんですね・・・ホイールは割れタイヤはカーカスがむき出た状態でクラッシュの凄まじさを感じることができます。



AIWA 【画像上】
 AIWAのブースには綺麗にレストアしたコルベットスティングレイが・・・と思いきやオーディオのAIWAじゃなくてアメリカ製塗料の代理店ブースだそうです。そりゃそうだ!AIWAはソニーに吸収合併されてもう無いからね〜 いかにもアメリカンペイントといった仕上がりのC3コルベットですな!




35GTR

 チューニング業界の大御所も出店しており、白いGTRはHKS関西の車両で、お隣の黄色い車両はJUNオートメカニックですね!そして、画像下はトップ・シークレットです。長年チューニング業界で生き抜いてきただけにどの車両も迫力満点ですな・・・聞くところによるとこのクラスのブースを3日間借りるのには1千万近くの費用がかかるとか?? 元とれるんですかね・・




 海浜幕張駅前には頭文字Dのポスターも飾られオートサロンのアピールに一躍買ってます。まぁ、オートサロン=イニシャルDというのもどうかと思いますが、原点はエキサイティングカーショーですから、そのスピリッツは忘れて欲しくはありません。でも、最近では鬼キャン車両や社外FRPスポイラーが割れたドリ車もめっきり見なくなり、もはや走り屋自体が漫画の中の世界になりつつあるのかもしれません。





編集後記

 さて、毎年恒例行事となったオートサロンですが、最近ではショーを見るというよりは年一回の同級会になりつつあります。かつてはバイクや車で遊んだ仲間も家庭を持ちファミリーカー持ちばかりですからな・・・とは言うものの機械科出身だけに根っからの車好きに変わりは無く・・・一部女好きでコンパニオンしか見てない級友もいますが、楽しめる内容かと思います。今年も最後は駅前で宴会を行い解散となりましたが、来年もまた皆さんと会えることを楽しみにしています。ということで、個人的にはモーターショーなんかより楽しめる内容なので、是非皆さんも一度足を運んでみては如何だろうか?







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