東京モーターサイクルショー2015 in ビックサイト

 3/28(土)に東京ビックサイトで行われた東京モーターサイクルショー2015に行ってきました。今回のメンバーは空冷軍団3名と水冷1名の合計4名で、昨年は雨と他のイベントと重なったため駐車場はどこも大渋滞でしたが、今年は、晴天に恵まれ駐車場もすんなり入ることが出来ました。ということで、昨年は中止された屋外イベントも見学できそうです。最近ではバイク雑誌も買うことが無くなり、あまり新しい情報を得ていないので、年に一回くらいはこういうイベントに参加して最近の動向を見るのも、今後のカスタムを進める上で参考になります。って、もういじるトコ無いけど・・・




 今回はバイク仲間と参加でしたが、大学時代の級友からのお誘いもあり、先約があったのでお断りしましたが、ビックサイトのエレベーターで偶然にも会うことができました。入口では、廃品を組み合わせて作ったバイクのオブジェも展示してあります。手前のスクーターはスターウォーズかマッドマックスに出てきそうですね。



仮面ライダードライブ 【画像上】
 仮面ライダードライブに出ているバイクですかね?自分の年代では、せいぜいV3までなのでさっぱり解りませんが、昔と違ってよく出来ていますね! 自分らの時代の仮面ライダーもバイクはハリボテでしたから・・・




motoGP

 ヤマハのブースでは、バレティーノ・ロッシのYZR−M1が展示してあります。昨年はマルケスに及ばずシリーズ2位で終えましたが、今年は開幕戦を制したのでチャンピオンの期待もできますかね! 当然ホンダはRC213Vを展示、スズキも今年からモトGPに復帰しますから楽しみですな〜 ネーミングがGSX−RRということはインライン4ですね!



八代俊二&上田昇 【画像上】
 ダンロップのブースでは八代俊二さんと上田昇さんのトークショーも行われていました。上田さんは言わずと知れた世界GP125ccクラスで活躍しましたが、Z乗りとしてはやっぱ八代さんだよなぁ〜 何てたって、当時のモリワキモンスターライダーですから!



BMW 【画像上】
 BMWのS1000Rレーサーも展示してありますが、ライトは本物ではなくステッカーまたはペイントで再現されています。まるで、NASCARのようですが雰囲気はよく出ています。お隣りはお約束の爆乳ギャルですな・・・。




1199SL

 モトコルセも最も高級なカスタムバイクは、この1199SLで、価格は1750万円だって(汗)オーリンズの倒立フォークやブレンボの削り出しキャリパーは当然としても、カーボンローターやチタンの輪切り溶接マフラーが装着されており、只者ではない造りなのは解りますが、スーパーカー並の価格に驚きです。



DVCR1480 【画像上】
 その他にも、コルセにはDVCR(1,480万円)も展示してありました。こんな高いバイクが売れるのかは疑問ですが、ブランド力を高める為にはこういうのも必要らしいです。ベースはドカですが、ドカ自体よく知らないので、どこがどう違うんだか・・・



アグスタ&コルセ 【画像上】
 高級バイクの代名詞のMVアグスタF4も展示してありますな、3本マフラーがまるでパイプオルガンのようですが金額は   円、でも、もっと高価なバイクがモトコルセに・・・986M2で、なんと6,782,400だそうで、アイダ設計の家が余裕で建ちます。



ディスプレイケース 【画像上】
 ということで高級バイク向けのショーケースも販売されていました。こいつは、屋内用ディスプレイケースで、画像右と左を見比べて解るように中が見えないようにスイッチひとつで切り替えられたりします。まるで、787の電気シェードのようだな・・・



 
カワサキはH2とH2Rを展示! ジャンル的にはどのカテゴリーのレースにも出られなそうなので、何で造ったのか疑問があるH2Rですが、こんなのを造っちゃうところが、やっぱ川重ですね!80年代中半に流行ったターボ車同様の他メーカーが追従するかは疑問ですが、、マンネリ化したバイク業界に一石を投じたのは事実です!その度胸と勢いのアッパレですな・・・



CB1100 【画像上】
 CB1100のカフェレーサーも展示してありますが、アルミタンクとシングルシートが上手くマッチングしていい雰囲気です。特にアルミタンクはモリワキの文字が浮き出ており凝った造りになっています。まぁ、何でモリワキなのか疑問はありますが格好いいことには違いないのでヨシとしましょう!



ショーライ 【画像上】
 昨年は造りこんだオレンジ色のZ1000Rを展示していたショーライブースですが、今年はハーレーを展示!でも、どうやらエクステンションで造られたバイクみたいなんだよな〜 Zをメインに扱っているショップでもハーレーも出来るってショップって意外にあったります。オーナーの趣味の問題か・・・




V8エンジン

 何故かV8エンジンが展示してありますが、バイクのシリンダーとヘッド流用して造ったものだろうか。今年のオートサロンでJUNオートメカニックの86に搭載されたエンジンはZX−12Rのシリンダーとヘッドを組み合わせた2.4リッターエンジンだったし・・・クランクとケースは造ったらしいけど世界には面白いメーカーがあるもんだ・・・



3輪バイク&ミニバイク 【画像上】
 珍しいところでは、こんな3輪バイクも展示してありましたが果たして需要があるのだろうか?個人的にはバイクという位置付けとは異なるような気がします。一方、海外製とおもわれるミニバイクは子供向けのポケバイではなく、大人向けのミニバイクレース用車両みたいです。



青木宣篤&宮城光 【画像上】
 スズキのブースで青木宣篤がトークショーを行っていました。今年はGSX−RRがmotogpに復活しますから開発にも携わったのでしょう。その他には、モリワキ出身の宮城光さんもトークショーを行っていました。



KTM 【画像上】
 KTMも展示してありましたが、正直言ってよくわからんとです・・・T.O.Tレーサーの松田さんなんかもKTMでレースに出場したりしているようですが、アイドルのような顔立ちのレーサーも記念撮影に応じていました。



ヨシムラ 【画像上】
 ヨシムラブースには8耐仕様かJSB仕様のGSX−R1000が展示してあります。昔だったらヨシムラレーサーを間近で見られたら興奮したもんですが、心ときめきないのは何故だろう・・・う〜ん、市販車と大差ないからですかね?レーサーの有り難味も薄れました。



 Zレーシングパーツさんのブースです。なんともベタなネーミングですが愛媛でZ系を専門にカスタムを行っているショップです。オリジナルのマフラーやパーツの販売も行っており某氏の1100Rにもここのマフラーが装着されています。カスタムイメージとしては17インチメインみたいなので、18インチ派の自分らとは趣向が異なります。でも、わざわざ四国から遠征とは大変ですな・・・




 スズキ車のカスタムも・・・カーボンを身に纏ったカタナは、かつてヨシムラが限定コンプリート製作した1135Rのような仕上がりです。一方、シルバーのアルミっぽい外装の質感のカタナは映画キリンで使われたガレージRUNで製作されたカタナがな? ウォルターウルフカラーの初代GSX−Rもいい感じですが、個人的には後継GSX−Rの足回りで17インチ化されているのが好きになれません。




スーパーチャージャー

 
 スーパーチャージャー付のバイクと言えばH2ですが、我等がエム・エス・セーリングもROTAX製のスーパーチャージャーユニットをダエグに装着しています。ターボ化されたバイクはあれど、スーパーチャージャー付きのバイクはまだ珍しいと思います。車のカスタムではターボ化からスーパーチャージャーの兆しもあるので、今後流行るかも?




TOP END

 TOP ENDのZ1000RはS1ルックを再現しているだけでなく、乾式クラッチの装着などオリジナルパーツも取り入れています。ローターおよびキャリパーはS1をモチーフにしたものに交換され、ホイールは定番のダイマグHセレクションが装着されています。スイングアームも勿論S1タイプ・・・まぁ、TOP ENDさんは本物のS1を所有していますから、レプリカでも本物感があります。



Z1000R 【画像上】
 TOP ENDとは真逆なド派手なZ1000Rはサンクチュアリが製作したものです。流石、世界のYFデザインが手掛けているだけにノーマルイメージを上手く利用した斬新なデザインです。確かに格好いいですが、これだけ目立つと街乗りで乗りまわすには勇気がいります。



なんちゃってシリーズ

 今年もなんちゃってバイクが多数出展されていました。各排気量のゼファーを流用してFXやZ2、MkUを模倣しています。でも、最近ではこれら空冷最終モデルのゼファーも中古車市場で高騰化しているとのこと・・・まぁ、それだけ価値やニーズがあるということか・・・



Z1&MkU 【画像上】
 なんちゃってカスタムだけでなくモノホンカスタムもちゃ〜んと展示してあります。17インチ化されたZ1と18インチカスタムのMkU・・・趣向としては全く別モノですが本物でしか味わえない部分があるのも事実!いくら形だけ真似ても乗り味や音までは再現できないからね〜



警視庁 【画像上】
 オ今年は晴天に恵まれたので屋外会場では警視庁の女性白バイ隊のクイーンスターズが演技をしていたほか、パトレイバーも展示されていました。これって、警視庁も協力しているんですかね?ちなみに大きさはダイバーシティ前のガンダム並みです。





編集後記

 東京モーターサイクルショー2015の様子は如何だったでしょうか? 正直言ってあまり参考となるものは無かったというのが感想ですが、スーパーチャージャーといった新しいジャンルの可能性もあり、内容的には楽しめるものでした。また、車・バイクの若者離れが叫ばれエコカーが流行しているにも拘らず、年々来場者が増えているように感じるのですが何故でしょう?中には好きだけど買えない・乗れないといった事情の方も含まれているのかもしれませんが、会場の賑わいだけを見ると、この業界もまだまだ需要があると思われます。今後も毎年参加してレポートしてみたいと思いますが、皆さんも機会があれば足を運んでは如何でしょうか?







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