クラシックカーフェスティバル(松戸市民まつり2014)

 10/4(日)に松戸市民まつりで併催されたクラシックカーフェスティバルに行ってきました。このイベントには管理人の同級生の松さんが、以前、ホンダZを出展していたようですが、今回はかつての上司がビンテージメルセデスを出展するとのことなので、初めて訪れてみました。この手のイベントは広場か河川敷等で行われることが多いですが、このクラシックカーフェスティバルでは駅前の地下駐車場を活用しています。




 市民まつりということで、駅前ロータリーは歩行者天国となっており、特設ステージではイベントも開催され賑わっています。こうゆう公共のイベントにクラシックカーフェスティバルを併催するなんて松戸市も粋な計らいをするもんだ・・・。

地下駐車場


 地下駐車場ということで少々暗いイメージはあるにしろ、歩行者天国で使えない駅前ロータリーの地下駐車場を活用するなんていいアイデアかと思います。しかも、天候に左右されることもありません。当日は雨天の為、予定されていたパレードは中止になりました。また、エントリーフィーも千数百円で弁当とお茶付きなので十分元がとれるとのことです。




メルセデス280SE


 これが、元上司の愛車メルセデス・ベンツ280SE(1970年式)だそうです。エンジンはV8の3500ccで200PSを発揮するのだとか・・・正直言ってあまりメルセデスなんて興味がないんだけど、エレガントなスタイルと色合いになんとなく魅了されるのも解る気がします。ちなみに、この時代にインジェクションに電動サンルーフが装備されているとはアッパレです。



国別展示 【画像上】
 基本的にどこのイベントもそうだけど、製造国別に展示しており、ドイツ・フランス・イタリア車と並んでいます。ドイツ車代表はメルセデス230SLとフォルクスワーゲン・タイプU並びにビートル、フランス車代表はシトロエン2CV、イタリア車代表はアルファロメオ・ジュニアとスパイダーってとこですかね!



 イギリス車代表は1938年製のオースチンとロールスロイスのシルバーシャドウかな? 通路を挟んで向かい側には1969年製のオペル1900GTが展示してあります。う〜ん、これらに比べれば自分のバイク1979年製なんて、まだ新しい方だな・・・しかし、エンジン本体とか大丈夫なもんなのかね?自分らのエンジン本体はアルミがグズグズになっているんだけど・・・。もしかして鋳鉄エンジンだったりして?



アルファロメオ 【画像上】
 イタリア車はアルファロメオのスパイダーとジュニアの展示! フェラーリやランボルギーニがいないのはちょっと寂しいけど、この手のイベントでは大抵はイタリア車と言えばアルファです。流石にスーパーカー(死語)は場違いといったところでしょうか? 特にランボに関してはこの手のイベントでは見たことがありません。




ミツオカ自動車

 光岡自動車のBUBUクラシックとラセードも展示されていますが、これってクラシックカーなんかな??まぁ、ハチロクが展示されているくらいだから年式的には駄目とも言えないけど、こういう見てくれだけの車を展示するのもどうかと思うけどね〜 知らん人が見たら綺麗なクラシックカーに見えるだろうけどベースはシルビアですから〜 残念斬り〜!(by波田陽区)



国産車 【画像上】
 壁を挟んだ反対側には国産車が展示されています。1959年式のダットサン211、1963年式のブルーバード1200DX、1957年式のクラウンと自分が生まれていない時代の車が勢揃い! 唯一生まれており記憶があるのがKB10サニークーペ(1969年式)になります。



スカイライン 【画像上】
 この手のイベントでは定番のスカイライン軍団も展示されています。GTR軍団は当然としてスカイブルーの1968年製のGTAと同じく1968年製の真っ白なGTBです。スカイラインというとGTRばかりが注目されますがGTAとGTBもいいよね!




スカイラインGTR


 はい、この手のイベントでは定番のGTR軍団です。KPGC10(通称:ハコスカGTR)は勿論、KPGC110(通称:ケンメリGTR)も展示されており、ボンネットの中には綺麗なS20エンジンが収まっていました。特に台数の少ないケンメリGTRは今では2千万円越えだとか・・・個人的にはGTRでなくてGTR仕様でもいいかと思うけど、この手イベントではオリジナルが基本みたいです。




 珍しいところでは日野コンテッサ1300クーペ展示もされていました。しかも、チームサムライのレース仕様です。ホンノノかどうかは解りませんが、ホンモノは薄鋼板やアクリルウィンドウで100kg以上軽量化されているのだとか・・・。その他にはダルマセリカのレース仕様(ライトカバーが泣かせます。)や永遠のライバルのエスハチとヨタハチも並べられていましたね・・・




 軽カーも展示してあり、スズキ・フロンテ360SS(1969年製)やスバル360も展示してあります。特に2代目スズキ・フロンテは保安部品がないことからレース仕様みたいですな・・・車体サイド後方の通気口からRRなことがお解かり頂けると思います。画像下は1971年製のフィアット・ジャンニーニ590GTコルサだそうです。フィアット500をベースに車体・エンジン共にチューニングしたものらしいです。



軽トラ&パブリカ 【画像上】
 この手のイベントでは大変珍しい軽トラも展示してありました。しかも、スズキじゃsなくて三菱ってところが泣かせるね〜 農家の納屋に今でもありそうだけど1976年式のミニキャブ5だそうです。その他には、愛らしいマスクが特徴的なパブリカもありましたよ〜!



いすゞ 【画像上】
 これまたマイナーないすゞ車も展示してあります。ピアッツァとジェミニZZRクーペ!どっちもFR車ってとこがナイスです。特にジェミニZZRはラリーにも使われていたので、走り屋マシンとしてもマイナーな方に好まれていました。



昭和末期 【画像上】
 自分が学生の頃の車も出展されていました。新しいようでも、もう30年近く経ちますからね・・・とういことで、定番のハチロク・トレノはともかく、GX71マークUのツインターボも・・・エンジンは1G−GTEUってやつね!こいつは良く売れたんだよ〜 所謂ハイソカー(敗訴カーではない)と呼ばれてた時代ね!



Be−1 【画像上】
 その他にはウンコ色が特徴的な日産Be−1も展示されていました。この頃はわざとレトロ調にデザインした車が発売されていました。そのはしりがBe−1だけど、その後パオとかフィガロが発売されました。その他には車を描いたイラストなんかも展示されていました。



オート三輪格 【画像上】
 ビンテージトラックの定番の三輪トラックも展示されていました。こいつは、1969年製のダイハツのオート三輪だそうです。もう一台はホープスターのオート三輪だそうです。この頃のオート三輪はマツダといい、み〜んなこんな色だったよね!




CB750FOUR


 基本的には車が主体ですがバイクも若干展示されていました。まぁ、この手のイベントでバイクが展示されていること事態珍しいですから・・・本当は車みたい旧いバイクを展示するイベントがあってもいいと思うけど、無いんだよね〜 ということとでCB750のK2みたいですな! 全くレストアが施されていないヤレ感がグッドでしたがオーナーさんがおらず話ができなかったのが残念でした。





編集後記

 今回、初めて松戸市民祭りのクラシックカーフェスティバルに行ってみましたが、通常、このようなイベントは青空の中、開催されるのが一般的にも拘わらず、駅前のロータリー地下駐車場を利用するなんて良いアイデアかと思います。とかく頭の固いお役所ですが、市民祭りの一環としてこのようなイベントが開催されているのも珍しいのかと思います。この手のイベントではマニアばかりが集まりがちですが、市民祭りとの併催なら普段足を運ぶことが少ない一般の方も見学できますのでよろしいいかと思います。今後、このような取り組みを行う自治体が増えることを望みますが難しいだろうな・・・ということで、車に興味がない方でも気軽に楽しめるイベントなので皆さんも足を運んでみては如何でしょうか?







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