東日本大震災復興チャリティーin東松島

 今回は全国哥麿会と全日本アートトラック連盟が主催する「東日本大震災復興チャリティーin東松島」の模様を紹介したいと思います。管理人の世代だとデコトラ(昔はアートトラックなんて言わなかった)と言えばやっぱ映画「トラック野郎」で、(実はDVD全巻持ってたりして)菅原文太演じる喧嘩が強くて、おっちょこちょいで、スケベな星桃次郎と愛車の「一番星」号に憧れたっけ! プラモも沢山造ったっけなぁ〜 ということで初めてのアートトラックのイベントに突撃〜!



 先日の旅行で三陸自動車道を走っていると、田園風景の中に一際輝くネオンの一角を発見したので、急遽インターを降りて確認すると表記のイベントが開催されていました。デコトラに興味はあるものの、雑誌(カミオンとか)見ていないのでこんなイベントをやっているのは全く知りませんでした。
 今回のイベントは東日本大震災復興チャリティーin東松島(災害に負けるな子供達)ということで、イオンタウン矢本の北側にある駐車場で行われました。このイベントは東松島市のホームページにも告知されているイベントで多くの家族連れで賑わっていました。



 流石に全国規模のイベントなので、全国各地からデコトラが集まっています。当然、管理人の地元千葉からも関東黒潮船団が来ていました。そういえば、京葉道路の蘇我IC近くにトラックショップジェットがあるけど一度、中に入ってみたいんだよね(笑)



 装飾に一番金が掛かってるのは4t車クラスだけど、一番台数が多いのは2t車クラスです。このクラスだと運送業じゃなくて自家用の個人商店車が多いので改造もし易いんでしょうね きっと 流石に営業緑ナンバーの会社の車をハデに改造する訳にいきませんから・・・



ペイント 【画像上】
 今回は暗くなってしまってからの入場でしたので、ペイントについてはよく見ることが出来ませんでしたが、ワンピースや志村ケンのバカ殿様も描かれています。夜は夜で電飾が綺麗だけど昼間によく装飾やペイントを見たかったなぁ〜




龍虎丸

 この龍虎丸も黒潮船団みたいですけど、会場内でもトップクラスの装飾が施されています。白ナンバーだから当然個人所有なんだろうけど、恐らくとんでもない費用が掛かっているはず・・・しかし、これだけ綺麗だと乗るのがもったいないね きっと洗車も大変だろうなぁ〜



黒潮船団 【画像上】
 こちらも黒潮船団の2t車かな? 車体は小さいけど4t車に負けず劣らず高度な装飾が施されています。トラック野郎で言えばせんだみつお演じる玉三郎の愛車「三番星」みたいな感じかな(笑)



 会場ステージの真ん前で最も注目を浴びていたのがこのピンクのデコトラ! よってトラックやオーナーさんと記念撮影している方が大勢いました。多分、その筋では有名な車なんでしょうけど全く良く分かりません・・・でもナンバーから北海道の車両みたいですね!



美奈丸 【画像上】
 こちらも北海道の名車「美奈丸」だそうです。北海道といえば映画「トラック野郎」第3作の望郷一番星だね〜 マドンナは島田陽子、ライバルは梅宮辰夫演じる大熊田太郎次郎左衛門ことカムチャッカ! シリーズの中でも管理人一押しの作品です。



 まるで、クリスマスの飾り付けかディズニーランドのエレクトリカルパレードの山車のような装飾を施された車両も展示されており、最後は打ち上げ花火も上がり盛大にイベントを飾りました。



昭和のトラック野郎!

 会場には現行のデコトラだけでなく昭和のトラックも展示されています。この三菱キャンターはいい味出してるなぁ〜 純正のグレーっぽいのカラーリングと丸善石油の行灯がいい味だしています。どうやらT200系と呼ばれるモデルで1970年代の中盤から後半にかけて販売されたモデルでVグリルと呼ばれるマスクが特徴的です。



第三夜桜丸

 この第三夜桜丸は哥麿会の会長車だそうです。車両は昭和50年式の日野のZM型で初代哥麿会会長から受け継がれている車両だそうで、確かにこの車両、映画「トラック野郎」の中でも度々登場しています。映画のエンディングでは協力のところにちゃんと哥麿会の名前が載っていますからね! ビンテージ車両ですが現在でも綺に維持しているところが凄いです。




やもめのジョナサン


 今回の展示車両の中で管理人一押しが、愛川欽也演じる松下金造の「やもめのジョナサン」号です。残念ながらホンモノではなくレプリカだそうですが、行灯や飾り、ペイントも含め忠実に再現されております。実はジョナサン号だけではなく「一番星」号のレプリカも存在しますが、今回のイベントには来ていないそうです・・・ん〜残念! 因みにせんだみつお演じる玉三郎の「三番星」号は現存するみたいです。



ポスター 【画像上】
 映画「トラック野郎」の懐かしいグッズが展示してありました。そういえば画像の左上のポスターは天井に張ってたっけなぁ〜 その他にもトラック関係のステッカーやグッズ販売の出店もあり、普段お目にかかれない商品を販売しているので見ているだけでも楽しめます。




達磨大師丸


 ピータービルト製のホンモノのコンボイです。国内では車体が大きいことから牽引することは出来ないみたいなので、あくまで趣味で個人輸入した車両でしょうね・・・映画「トラック野郎」(一番星北へ帰る)では、宣伝とは裏腹にホンモノではなく国産ボンネットトラクターヘッドを使用しており、黒沢年男がビック99 という愛称で出演していました。



デコチャリ

 初めて見ましたデコチャリ・・・テレビや雑誌では見たことあるけど、予想した通り手作り感満載ですね(苦笑) 手書きの「男人生夢一路」がいい味だしてます。しかし、ダンプの荷台まで作ってありますが、ちゃんとチルトさせることが可能なのでしょうか? どっから来たのか知らんけど自走で来たとしたら凄いな・・・バッテリーやら装飾でさぞかし重かろうに!



バニングカー 【画像上】
 久々に見ましたバニングカー・・・100系ハイエース時代には良く見かけましたが、200系になってからは見かけることは少なくなりましたね! 200系をバニ車にしちゃった奴っているのかな? しかし、相変わらず金掛かっているよなぁ〜 バニ車は



編集後記

 今回初めてアートトラックのイベントに参加しましたが、偶然見つけたイベントの為、暗くなってからの会場入りとなってしまったので、電飾は見れたものの飾りやペイントに関しては良く見ることができず残念でした。昼間見るデコトラはきっと夜間とは随分異なる印象かと思います。このようなイベントは一部のマニアックな方達のみで行われているのが一般的ですが、今回は、東日本大震災復興チャリティーということと大型ショッピングモール隣が会場ということで、一般の方や家族連れも多く訪れており、参加し易い雰囲気だったのが非常に好感を持てました。また、このような機会があれば是非参加してみたいと思います。







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