東京モーターサイクルショー2012 in ビックサイト

 3/24(土)に東京ビックサイトで行われた東京モーターサイクルショー2012に行ってきました。毎年この時期に恒例のように行われているモーターサイクルショーですが、確か昨年は東日本大震災の影響で中止になったんじゃなかったっけ? 本当は今年も行く予定はなかったのですが、級友よりお誘いのメールが来たことから急遽行くことになりました。しかしながら、当日の天候はあいにくの雨模様でたまには電車で行くかな・・・という訳で、駅で待ち合わせをしてランチ(おっさん二人で少々キモイが・・・)してから会場入りするこにしました。



ベイツ 【画像下】
 ベイツのブースにある車両は東京ドレミの製作した4本マフラーAMAヨシムラ仕様のZ1かな? それよりも後ろに飾られているウェス・クーリーレプリカのレーシングスーツの方が気になるな〜 胸にでっかく書かれたND(日本電装→現:デンソー)のマークが泣かせます!



 仮面ライダーのバイクも展示してあり、緑はCBR1000RRで黄色はシャドウ、ピンクは女だけにオートマのDN-01がベースといったところか? 正直言ってこの手の番組を全く見ていないので解らないんだよね(苦笑) そう言やぁ〜 20年以上前に大晦日の紅白で白組キャプテンをしていた加山雄三が、少年隊の曲紹介で「仮面舞踏会」をおもいっきり「仮面ライダー」と言い切っていたのには超笑ったけどな(爆)



W800

 年配の方が見たら「おぉ 懐かしいW3!」と見間違う仕上がりのW800は鹿児島にあるイナドメさんの出展車両です。現行車ベースなので故障知らずのいいトコづくしですが、これでエンジンにもう少し味があれば言う事なしと言ったところでしょうか? サイドカバーも上手くレプリカされていますが、当然ドライサンプではないのでカバー内にオイルタンクはありません。



 世界のホンダのブースですがCBR250Rがこんなことに! モリワキカラーはともかく痛車ならぬ痛バイって(汗) ショップ出店車両ならともかくホンダ自ら出店とは大丈夫かぁ?・・・もうナリフリ構っていられずに売れるものなら何でもアリアリの「やけのやんぱち」ってところですかね? 一方のモリワキカラーもウケルのはおっさんばかりで若者にゃあウケないだろうな・・・(苦笑)



 おっ これは! 海外で話題になったウンチで走るバイクじゃないか!って本当はバイオガスで走るのにシートが便器のために誤解を受けたみたいです(汗) だいたいウンチで走ったところで便秘気味の女性は燃料補給に苦労しそうだし実用性に疑問が残るわな、まぁ ウンコたれの管理人はあまり心配ないけど(苦笑) ちなみにこの便所バイクのエンジンはエストレアみたいです・・・まぁ、どうでもいいけど



旅のお手伝い 【画像上】
 便所バイク(失礼!)の次は「おくりびと」ならぬ「おくりバイク!」・・・つまり霊柩車(霊柩バイク)です(汗) よってナンバーも営業用の緑ナンバーです! う〜ん モーターサイクショーの出展としては異色の車両ですが、ライダーも高齢化の時代ですからあの世へ行くときは大好きなバイクで送って欲しいという需要も今後あるかもしれません・・・南無〜(合掌)


三輪車 【画像上】
 こちらはトライクというよりは3輪車と言った方がいいかな? 【画像上左】のリアが2輪になったものは一般的な3輪車の構造ですが、【画像上右】の車両はちょっと変っておりフロントが2輪となっています。しかも独立懸架サスペンションというとても凝った造りなのでどんな乗り味なのか興味津々です。


プロッツァTT零-11  【画像上】
  昨年の「マン島TTzeroクラス」で5位に入賞した潟vロスタッフの車両です。実はこの車両トライアンフデイトナがベースらしいが、動力はモーター・・・つまり電動バイクだったりします。何でも最高速は200km/h超とか(驚) このクラスはゼロミッションクラスですが実質電動バイクのクラスになっているようです。


ダイノジェット

 所謂、シャーシダイナモと言われているものです。10年前はこんなもの持ってるショップは少なかったけど、最近は量販店レベルでも置いてあるので見たことある方も多いかと思います。最近のはリターダーといって負荷を掛けられるものが主流になっており(ローラーサイドの出っ張ったところがリターダー)、エンジン冷却用のファンも両サイドに装着されていたりします。


 東京オートサロンではハンコックやクムホといった韓流タイヤ(笑)の出展がありましたが、このモーターサイクルショーでは台湾のタイヤメーカーNANKAN(ナンカン)が出展されていました。 ん〜 4輪ならともかく2輪はどうだろ・・・流石に足を止める客も少ないのだが、車と異なり趣味の乗り物だけにタイヤはケチりたくないというのが本音でしょうか? でもヨーロッパなんかでは結構使われているそうですよ!


56デザイン 【画像上】
 元GP ライダーの中野真矢選手のお店56デザインも出展しており、中野選手も店番・・・じゃなくて店頭で営業していました。56番は中野選手がレースを始めたときからのお気に入りのゼッケンナンバーで、由来はバリ伝の巨摩郡のゼッケンナンバーだとか・・・お店の方は千葉県出身だけに千葉市にあります。



ナイトロン 【画像下】
 おぉっ!これは新作の正立フロントフォークじゃないか!って、まんまオーリンズのコンセプトをパクっているような気もしますが(汗) まぁ、あれだけ売れていれば当然だわな(苦笑) きっとアマノジャクの人はオーリンズじゃなくてこっちを買うでしょうし・・・ あー ちなみに管理人はこの手のギンギラフォークに興味はありませんので、あしからず!
GT-M 【画像上】
 むむむ・・・ブースにいる、あのお方は昨年の鈴鹿8耐でチームシンスケの第一ライダーを務めた中木さんではあ〜りませんか! う〜ん、ナイトロンの社員とは聞いていましたが本当だったんですね! で、ナイトロンのデモ車はGT-MってことはブルドックMCが製作したZ1みたいですが最新の正立フォークも装着済みです。



オーリンズ 【画像下】
 オーリンズのブースには毎度お馴染みの塚本さんも居ますね〜 デモ車はブライトロジックが製作したと思われるGSX1100Sって・・・最近はパーツメーカーもカスタムショップにデモ車を造らせるのが流行りか? う〜ん、流石にブライトロジックが製作しているだけに随所にコアな部品が使用されています(汗)



ブレンボ Z1RU

 ブレンボのブースには、これまたブライトロジックが製作したと思われるZ1-RUがありました。マットブラックにレッドのラインが、ん〜 マンダムな仕上がりです(なんのこっちゃ)。装着されているFキャリパーは新作でしょうか? 複雑な形状からキャスティングと思いきや、でっかいブレンボマークがデザインされた削りだしのキャリパーです。



 ダンロップのブースでは有名ライダーによるトークショーも行われており、MCを務めるのは西村姉妹とかいう娘ですかね? ゲストはMoto GPやスーパーバイク世界選手権にも参戦していた加賀山就臣選手で、その後に行われたトークショーでは世界選手権125ccで活躍した上田昇さんとモリワキから参戦していた八代俊二さんがゲストでした。やっぱ管理人の世代だとモリワキモンスターを操っていた八代さんだよな〜!


NGK 【画像上】
 NGKのブースにはケーシー・ストーナーのレプソルホンダRC212VとヤマハのYZR-M1、チームグリーンのJSB ZX-10Rが展示してありました。RC212Vはブリヂストンブースにもあったし、YZR-M1はヤマハのブースにも展示してあったっけな(苦笑)


ブリヂストン 【画像上】
 ブリヂストンのブースでもトークショーが行われており司会を務めるのは宮城光さんです。宮城さんというと2輪レーサーのイメージが強いですが、4輪のテストドライバーも務めており、自らを「ドライダー」なる造語で形容しています。ゲストは千葉県が誇るスーパーライダーの中野真矢さんでした。


カタナ1250STP 

 スズキのブースにはヘンテコリンなカタナ(失礼!)がありました・・・もしかしてスズキが新型カタナを発売したのかっ!と思ったらユニコーンが製作したカタナ1250STPという車両だそうです。ユニコーンのブースは別にあるのに紛らわしいなぁ〜 ベースはというとバンデット1250で、ユニコーンお得意のマスク替えってやつみたいです。まぁ、新車で手に入るのはバンデットしかないので仕方ないか・・・


 【画像上】は一番新しいドカの1199とかいうやつみたいです。(正式には1199パニガーレとか言うらしい・・)1199ってことは約1200ccってこと? なんだかチマチマ排気量上げて付加価値高めて顧客の心をくすぐる戦略は上手いね〜 レプリカ時代の日本車はすぐ飽きられたけどな(汗) でも、この1199はRサスペンションが凝った造りしてるね! 【画像右】はモトコルセが造ったディアベルベースのコンプリートマシンDVCだそうです。


 BMWのブースではS1000Rのウィリー体験マシンがありました。荷物は籠に入れて・・・って、まるで銭湯の脱衣場みたいだな(汗) 車体は電動で持ち上がっていく仕組みになっており、安全にウィリー体験が出来るので結構人気でした。
【画像右】はBMWの新作ビックスクーターで、スーパースポーツのS1000Rといい完成度の高いジャンルの違う車両をすぐ造っちゃうトコは流石BMWです。


TOP END 【画像上】
 茨城県の守谷に店を構えるTOP ENDさんが製作したZ1000Rです。定番のS1をモチーフにしたカスタムですが随所にオリジナルの工夫が施されているのが確認できます。なんとクラッチに関しては乾式化されており、キャブに関しては定番のただのCRと思いきやスロットルポジションセンサーが追加されています。


 【画像右】映画「ワイルド7」に使用された車両も展示されていました。一番右の車両はゼファー1100ベースのサイドカーで4連ロケットランチャーが装備されています。う〜ん 原作読んだことないからわからんな(汗) 【画像下】は映画「キリン」で使用されたカタナとニンジャで、こちらの車両はテクニカルガレージRUNで製作された車両です。また、ここには展示してなかったけどモヒのCB1100RはブルドックMCが製作したそうです。


屋外展示場 【画像下】
 屋外では試乗会やデモ走行が行われていますが雨模様で残念です。こちらのスペースでも販売店の出展スペースがあり、結構掘り出し物があったりしますので要チェックです。雨の中をハーレーのカスタム車が展示してありましたが、全くと言っていいほどハーレーについて知らない管理人でも高度なカスタムが施されていることが理解できます。



編集後記

 東京モーターサイクルショー2012は如何だったでしょうか? 相変わらず色気のないレポートですが、管理人的にはこの手のショーに行っても不思議とコンパニオンに興味が湧かないんだよね〜 決して女性に興味がない訳じゃないんだけど・・・そういうコトなんで、そっち系が好きな方は他のサイトを探して勝手に楽しんで下さい(爆) という訳で本題に戻しますけど2年振りの東京モーターサイクルショーですが、世の中は不景気とはいうものの会場内は大盛況であり、それなりの需要はまだありそうです。まぁ、相変わらず客層はおっさんばかりで若者がいないというのが最大の問題点ではありますが(汗) 以前に比べると出展ブランドやパーツ類も高価なモノに変化しており、バイクは完全にオジサンのおもちゃ化しているのが理解できます。よって、皆さんも年一回は目の毒になるような「大人のおもちゃ」を探しに東京モーターサイクルショーに足を運んでみては如何でしょうか?







inserted by FC2 system