東京オートサロン2012 ( 幕張メッセ)

 もうすっかり正月明けのイベントとして定着した東京オートサロンに今年も行ってきました。今回も学生時代の悪友・・・いやいや級友と1年振りの再会ということで年一回の同窓会としてのイベントとして定着しつつあります。(今年で3年目) しかし、今回は東日本大震災やタイの洪水の影響もあり、自動車産業で働く友は多忙により参加することが出来ず残念でした。本来ならばもっと参加者を増やしたいところではありますが、地方に単身赴任してたり、連絡先が分からなかったり、車に興味が無くなってたり?して中々メンバーを増やせずにいます(苦笑)。昔は一人でも行ったもんですけどねぇ〜 ということで、少々寂しいメンバーではありますがオートサロン2012に突撃です。



1/15(日)AM9:00 海浜幕張駅集合
 一昨年の駐車場占領事件の影響か、年明けから県内道路の電光掲示板には1/15・14は不正改造車の一斉取り締まりを行う旨が告知されています。電車から見ると不正改造車ではありませんが駐車場渋滞していたので電車で来て正解で、開場に合わせて海浜幕張駅改札に9時待ち合わせとしました。


グッドイヤーレーシング 【画像上】
 入場したらスケジュール表でイベント時間を確認します。毎年恒例ですがAM9:30からグッドイヤーレーシングのデモランが始まりますので屋外展示場に向かいます。相変わらず迫力ある走りですが路面はブラックマークで真っ黒になっており、メッセからクレームがこないか心配になってしまいます。

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 毎年グッドイヤーでは取っ手が黄色い青い手提げ袋を配っており、貰ったカタログ等を入れるのに非常に便利なのですが、み〜んな持っているのでIKEAで買い物しているようにか見えません(苦笑)


ハチロク 【画像下左】
 発売前のハチロクをドライブするのは大嶋和也選手です。でもさぁD1ドライバーのデモ走行の後じゃいくらGTドライバーでも走り難いわな(汗) 実際のところアンダー出したりとっちらかりそうになってたりして、走行後のインタビューでも難しいって言い訳していました(苦笑)
NISMOリーフ 【画像上右】
 NISMOリーフをドライブするのは開発ドライバーの松田次生選手です。今まで展示してあるのは何度も見ていますが、実際の走行を見るのは初めてです。流石にドリフトはやりづらそうでしたが、スピン後にアクセルターンをするくらいのパワーはあるみたいです。

                     BGMしか聞こえない走行風景


新井敏弘 【画像上】
 インプレッサR4で派手なデモ走行を見せてくれたのはお馴染みの新井敏弘選手です。4WD車のターマックでのドリフトは初めてみましたが、2WDとは異なりアベレージスピードが速いです(汗) でもさ〜 いくら朝一のイベントだからって寝癖くらい直した方がいいかと思うけど?   

                      4WDドリ動画



 おっ!D1仕様のハチロク(AE86)じゃん!って別に珍しくも何ともないけど走り出してびっくり・・・このハチロクどうやらFRではなくてミッドシップに改造されているようです。しかも、発せられるエキゾーストノートは明らかに4AGサウンドではなく、恐らくロータリーエンジンに換装されているようです(違っていたらゴメンナサイ)。う〜む、スーパーGTは同一メーカーじゃなければエンジンの換装は認められないはずなのでD1ならではの車両です。


マツダ787B 【画像下】
 先日、MEGA WEBでもデモ走行を行った787Bがオートサロンでも見せてくれました。しかも、今回のドライバーはMrル・マンこと寺田陽次郎! くぅぅ〜泣かせるね〜 でもこうやってマジマジと見ると787Bってめちゃくちゃ小さいね! とても962Cと同クラスのマシンとは思えん・・・肝心のサウンドはというとか空ぶかしだとGTサンパチのように感じたのは自分だけでしょうか?


2000GTモドキ 【画像下】
 うひょ〜 トヨタ2000GTのオンパレードじゃん! ってよくよく見るとなんかおかしいなぁ・・この2000GT・・・妙にフロントの車高が高いような感じがするんだけど・・・と、説明ボードを見るとユーノスを改造したレプリカのようです。ボンネットのサインはというと字体から津々見友彦かと思われます。実際、2000GTをドライブしてたしね(笑)



 旧車のエンジン換装で有名なロッキーオートも展示しています。このS30ZにはRB26が搭載されてますが、ターボじゃなくて6連スロットルのNA仕様ってとこが泣かせるね〜 まぁ、オリジナルのL型エンジンも今じゃ中々手に入らないだろうし、同じ日産系の直6エンジンに換装ということで正常進化といったところか(笑) この手の作業は実作業もさることながら、登録上の手続きも必要なことからノウハウがなければ行うことが出来ません。


クラウンパト 【画像下】
 昨年も展示したあったクラウンのパトですが今年は更に進化しているようです(汗)リアフェンダーからはみ出す鬼キャンのホイールには引っ張りタイヤが装着され迫力満点です。いいか悪いかは別として管理人的には引っ張りタイヤは有りだと思っています(苦笑)


RE雨宮 【画像下】
 RE雨宮はFD3SとRX-8の展示です。FDが生産中止になって久しく経ちますがRX-8では役不足で新型車の発表が待ち遠しいというのが正直なところでしょう。雨さんとこはスーパーGTからも撤退しちゃったしね(ん〜残念) さて【画像一番下】の車両もRE雨宮のFD3Sですがコスモ用20Bエンジンの3ローター(ピンクローターではない)に換装されています(苦笑)



 もしかしてこれはメルセデス・ベンツSLKマクラーレンって奴ですかね? ネーミングや外観こそメルセデスそのものですが、ボディはカーボンモノコック製で通常のメルセデスとは全く異なっており、製造自体もドイツではなくイギリスのマクラーレン本社にて製造されているそうです。しかしなぁ〜スタッフも皆スーツ姿でチューニングショップ的イメージは皆無だな(汗) まぁ、車格が車格だから仕方ないけど、かつてのディスコ黒服のようです。


TRUST 【画像下】
 トラストも他のショップに負けじと35GTRを出展しています。その名もGreddy 35RX しかも、最高出力1250PSって恐るべしVR38DETTエンジン(汗) う〜ん、ここまでやるとGTRもカッコエエなぁ〜 今回も35GTRは多数展示してありましたが管理人一押しGTRはTRUSTで決まりです。


プリウス&谷口信輝 【画像下】
 プリウスベースのGTカー(GT300)も展示してありました。プリウスなんてGTに出てたっけ?と思ったら来年度用のマシンだそうです。昨年、GT300クラスで痛車のような初音ミクZ4でGT300のシリーズチャンピオンに輝いた 谷口信輝選手もトークショーを行っていました。


HONDA RACING 【画像下】
 ホンダのブースではホンダドライバーのトークショーも行われており、司会の土屋圭一を筆頭に道上龍・小暮卓史・塚越広大選手の面々です。でも、斜め向かいのレイブリックブースでは大御所の高橋国光率いるチーム国光のトークショーも行われており、皆さん気を使っていました。同じホンダなんだから少しくらい時間ずらせばいいのに・・・



 JUNオートメカニックの展示車両はあまり目立ちませんが、展示してある部品はかなりコアな内容です。ハイカムやピストン、H断面のコンロッドなんかは一般的なチューニングパーツですが、この何の変哲もないシリンダーヘッド・・・よく見るとマシニング加工されています。(通常は鋳物のまま)つまり、燃焼室容積の統一化を図るためにわざわざ極小のマシニング加工しているのです。こんなの普通マニアック過ぎて解んねーし!



BNR32  【画像上】
 ボンネットからタービン剥き出しのR32を発見! まるでマッドマックスのインターセプターのようですがサーキット専用モデルだそうです。当然エアクリなんて付いてないけど飛行機と異なり地上を走るのでバードストライクになることは無いかな(苦笑)


アバルト500  【画像上】
 フィアットのアバルトも展示してありますな〜 元々、アバルトはイタリアの競技用車両製作メーカーだったそうですが、現在はフィアットに買収されフィアットブランドのひとつになっているようです。アバルトはサソリのエンブレムが特徴的ですがオネーたまのお股にもサソリのマークが・・・


コンパニオン 

 トップシークレットとフェニックスのブースに群集が・・・覗いてみると予想通りこんなおねーちゃんがいました(笑)ワ〜オ! ミニスカポリスかアミールックか知らんけど、みんな写真取りまくりです(汗)
 他ではダンスショーも行われているブースまであり、流石にここまでやると車のイベントとは思えんわな・・・(苦笑)
 
   ダンスショー動画



クムホハンコック  【画像上】
 野郎が群がるブースがあるかと思えば、オートサロンに似つかわしくないオバタリアン・・・もとい! おば様たちが群がる一角がありました。しかも、ロープで制限されてるし(汗) 韓国のタイヤメーカーKUMHO(クムホ)のブースからして、どうやら韓流スターが来るようです・・・それに比べ同じ韓国タイヤでもハンコックのブースはガラガラだったな(苦笑)


グランツーリスモ&ヨコモ 【画像上】
 流石に車のイベントだけに実車以外にもゲームやラジコンのブースもあります。ゲームと言えばやっぱグランツーリスモでしょう!ってな訳でリアルなシミレーターも展示されています。ラジコンの方はというとドリラジでお馴染みのヨコモですが、デモ走行はラジコンとは思えない操縦技術です(汗) 
                    
                    神業のデモ走行


TOYOTA

トヨタのトークショーは脇坂寿一とガズーレーシングのレクサスIS-Fのデモドライブをした佐藤久美、ハチロクのデモドライブをした大嶋和也選手です。MCを務めるのは木下隆之ですが、盛り上がりとしては今ひとつだったかな・・・モータースポーツジャパンではアンドレロッテラーや中嶋一貴・伊藤大輔・立川祐二・石浦宏明という豪華メンバーだったから尚更ね(苦笑)


BRZ 【画像下】
 スバルのBRZ(ハチロクの富士重工ブランド)も展示してあります。ハチロクばかり取り上げられていますが、実は開発・生産共に富士重工で行われており、トヨタは企画とデザインだけだそうです。通りで2000Gみたいなテールな訳だ・・・ということはメンテはスバルの方が有利?


2000GTソーラー

 トヨタ2000GTの電気自動車も展示してあり、ボンネットにはソーラーパネルが埋め込まれています。製作者には申し訳ないけどぶっちゃけ「もったいねー」いくらエコや省エネが流行りだからってこんな名車をいじくり回すことないのに・・・どうせいじくり倒すならどっかのショップが造ったレプリカで十分かと思うのは自分だけでしょうか?
 



シボレーインパラ 【画像下】
 まるで無垢のアルミボディかと見間違うような仕上がりは2代目シボレーインパラです。 当然、1950年代にアルミボディのアメ車なんてあるはずもなく、全てペイントだそうです・・(驚) う〜ん マンダムな仕上がり・・・個人的にはオートサロン2012の注目度ナンバーワンはこいつで決まりです(笑)


 今回のオートサロンでは面白い塗装を施した車両が見受けられ、【画像下左】の車両は無垢の鉄板ボディにクリア塗装仕上げ、【画像下右】のBMWはヘアーライン仕上げの塗装です。その他にもモケット調の塗装もあり、板金技術だけでなく塗料も日々進歩していることを実感することが出来ました。


タコ八郎 【画像下】
 オーディオショップも展示していますが、すみませんベース車両が解りません(汗) 痛車もそうですがこの手のカスタムはベース車両は何でも良いようです(苦笑) 真っ赤な外観に負けず劣らず、内装も真っ赤で、サイドシートのマネキンのおっぱいにはスピーカーが埋め込められています(意味不明)


CB750K0&GS400E 【画像下】
 今年のオートサロンは例年になくバイクの展示が多かったです・・・って言ってもたかが知れていますが(苦笑) ホンダブースではK0やモーターショーでも展示してあったNCX700やRC212Vも展示してありました。他にはヤマハのM1や【画像下右】の旧車會仕様のGS、トライクなんかも展示してありました。



ケンメリ

 別館は雑誌社関係のブースで占められており、その中でもS30ZやKP61、AE86などの名車を展示してあったGワークスが印象的でした。その中でも画像のケンメリはワークスGTRかと思わせる仕上がりですが、ホイールはワタナベではなくレイズのTE37(旧車用)だったりします。しかも、昭和86年東京モーターショーってとこがいいね(笑)


おかま&ビール 【画像下】
 昨年末のモーターショーに引き続き怪しい人物を発見! 性別不詳ですがかなりユニークなメイクをしておりました(汗) 今回は閉場の5時まできっちり見学しましたが、解散前に恒例となった飲み会です。とはいっても管理人だけ昼食時に缶ビール飲んじゃってるんだけどね(苦笑)



編集後記

 近年、年明けの恒例行事となってしまった東京オートサロンですが、やっぱ面白いね〜(笑) モーターショーがつまんなかっただけに余計そう感じるのかもしれないけど、その割にはモーターショーは激混みだったけどね(苦笑) カスタムの流行なんて毎年そう変わるものじゃないし、ワンパターン化するかなと思ったけど毎年新たな発見があるし、いろんなジャンルのカスタム車を見るのは楽しい。しかも、学生時代の友と久々に会える数少ない機会でもありますから、この企画は来年以降も続けていきたいと思います。今年、参加できなかったみんな〜 来年は待ってるよ〜







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