東京オートサロン1994(晴海)

 今回は1994年に晴海の東京国際見本市会場で行われた東京オートサロンの模様をご紹介したいと思います。まだまだ、走り屋系チューニングカーの人気は高いものの、この頃がピーク終盤といったところでしょうか? 以降、徐々にこの手スポーツタイプの車の人気が薄れ、若者の車離れもあり2002年頃には一部のモデルを除きメーカーからラインナップから消えました・・・今じゃマニュアル車自体探すのが大変だもんなぁ〜 ということでブーム終盤の東京オートサロン1994にいってみようか〜!



ヴェイルサイド

 お馴染みヴェイルサイドもワイドボディ化したGTRを展示していました。金色のボディカラーはカナブンっぽい感じもしなくもないけど、管理人の世代だとこの色は「あぶない刑事」通称:あぶデカの日産レパードを思い出すな〜 「たか〜 ゆーじ」のお馴染みコンビね(笑) そんな高級感あるチューニングカーが得意だったヴェイルサイドですが現在は高級外車専門のショップになっているようです。


TBO32GTR&S14 【画像下】
 FASTのブランドで有名なJAPAN BY TBOも32GTRとS14シルビアを展示していました。昔は江戸川区の国道14沿いにあって何回か行ったことがあるのですが、今でも小岩駅近くに場所を移して営業しているようです。誰だぁ〜東京ぼったくりオヤジを略してTBOとか言ってる奴は?


トラストJZA80スープラ

 HKSと二分するチューニングパーツメーカーのトラストもデモ車を展示していました。この頃はまさかトラストが倒産するなんて思ってもみなかったよね(汗)一時期はレースにも積極的に参戦していたくらい勢いがあったのに残念です。千葉県民としてはHKSじゃなくてやっぱトラストだよなぁ・・・


エンドレス32GTR&180SX  【画像下】
 ブレーキパーツメーカーとして有名なエンドレスもデモ車を展示していました。エンドレスがここまで有名になったのは、やっぱ土屋圭一の功績だろうなぁ〜 今じゃバイクやカート用のパッドだけでなくローターやキャリパーまで造ってるもんなぁ・・・そういや〜ウィンマックスってまだあんのか?


アブフラッグZ32&JZA80  【画像下】
 エアロパーツで有名なアブフラッグもお得意のZ32とJZA80を展示していました。しかしあれですなぁ〜 いくらデモ車とはいえメタリックピンクのボディーカラーはねぇだろっ!って感じだけど当時は有りだったんだよねぇ・・・今見ると林家パー子かハイヒールモモコの愛車みたいな気がしなくもないけどね(苦笑)


RE雨宮

 RX-7をガルウィングにしたのは雨さんが最初ですかね? いやぁ〜この頃の雨さんはまだまだ現役バリバリだったよ!どっかの雑誌が発売した東名キャノンボールのビデオなんて鳥肌もんだもん!(こんなの発売していいのか?) 赤のFDに装着しているホイールはオリジナルの雨宮ブランドで最も勢いがあった頃です。


パンスピード

 埼玉でロータリーのお店といえばパンスピードで決まりでしょ!管理人の記憶によるとRE車のCPUセッティングが得意なショップだった気がします。しかし、あれですな〜 久々にHP見てみたら(っていうか昔はHPなんてなかったけど・・・)、今だにロータリー一筋で頑張っていて嬉しくなりました。ワゴン系やドレスアップ専門に鞍替えしたショップも多いのにね(苦笑)


ナイトスポーツ

 東京でロータリー(この当時は雨さんトコもまだ東京だったけど・・・)と言えばナイトスポーツかな、実は管理人もナイトスポーツのCPU入れてました。まぁ、同社のハイフロータービンを組む前に全損にしちゃったけどね(泣)マフラーは環8沿いにあったユアーズ製だったけど、もうなくなっちゃたのかなぁユアーズスポーツは?フィットネスクラブとちゃうぞー!


Bee☆R&SSシノハラ  【画像下】
 ドラッグ仕様の32GTRはBee☆Rのマシンです。ビーレーシングは正確にはパワービルダービーレーシングと言うそうな・・・なんか茨城の某カスタムバイクショップみたいな名前ですがこちらの方が老舗! お隣のSSシノハラはVシネマ「湾岸ミッドナイト」用の悪魔のZを製作したことで有名です。


アブフラッグ&ヤシオファクトリー  【画像下】
 
ピンクレディーかピンクの電話みたいなZ32から一転して上品な感じで仕上げたアブフラッグのZ32です。(デモ車じゃなくてオーナー車かな?) お隣のヤシオファクトリーの青いJZA70スープラは旧き良き時代のチューニングカーっぽい雰囲気がいい味出してます。


湾岸Rマジック  【画像下】
 千葉県市川市の福栄にある湾岸で、店の前は何回か通ったことがありますが一回も行ったことがありません。現在はスバル車メインでやってるみたいです。Rマジックは神奈川のロータリー専門ショップで現在ではD1グランプリなんかにも参戦しています。


FC3S  【画像下】
 シフトライト付の大口径オートメーターを装着しているということはゼロヨン用に製作されたマシンかな? FDにフルモデルチェンジになって久しく経つせいかこの頃になるとFCは小数派ですが、管理人的にはFDじゃなくやっぱFCです(笑)


ルーフポルシェ&348  【画像下】
 ルーフポルシェとフェラーリ348は湾岸をステージとした走り屋チーム「ミッドナイト」のものかな? ボンネットWARMというステッカーはショップ名っぽい感じがするけど外車向けショップのようなので詳細不明!


FET86&S13シルビア  【画像下】
 オーバーフェンダーが格好いいハチロクとS13シルビアですが、レース用車両ですのでこのまま公道を走るには厳しいです(汗) まぁハチロクはちょっとやり過ぎって感じもするけど、のぺ〜っとしたボディのS13シルビアはオーバーフェンダー装着でかなり格好良くなります。


NSX&タイサンF40  【画像下】
 NSXとタイサンF40は全日本GT選手権(現在のスーパーGTの前身)の車両です。タイサンとは電磁ポンプなんかを造ってる太産工業鰍フ千葉社長がが監督をしているプラベートチームで、当社はポルシェ962Cなんかも走らせていました。以前は近藤レーシングの近藤監督(マッチで〜す)も所属していました。

ロックタタイトGTR&関谷正徳  【画像下】
 ロックタイトの33GTRはN1耐久用のマシンかな?オートサロンは東京レーシングカーショーも同時開催されていますから何気に有名レーサーがいたりして、この年は関谷さんを見つけることが出来ました。


ベネトン

 シューマッハ全盛期のベネトンのF1ですね!チームメイトは全日本F3000でもお馴染みのジョニーハーバートで、1994年は非力なV8フォードエンジンでながらシューマッハが初のワールドチャンピオンに輝き、1995年はルノーエンジンにスイッチしてワールドチャンピオンとコンストラーズチャンピオンのダブルタイトルを獲得しました。



編集後記

 今回は1994年の東京オートサロンの模様を紹介してみましたが、チューニングカー最盛期終盤といった感じでしょうか? バブルもはじけて業界自体の活力も下降傾向になりつつあり、この頃に連立していたチューニングショップやパーツメーカーで今でも生き残っているところって少ないかもしれない。当時、ソコソコ有名だったショップが今じゃワゴン車主流のドレスアップ専門店になってたりして(汗) でもショップ自体が残っているならまだいい方で跡形もなくなってるショップやメーカーが多数有ります。でも待ってろよ! いつの日か復活してやるからな! 夢はでっかくリーターンRE乗り希望(by いつのことになることやら・・・)







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