‘ 05 茂木7時間耐久レース

 日本でバイクの耐久レースと言って思い浮かべるのは鈴鹿8時間耐久ロードレースですが、日本一のアマチュア耐久ロードレースと言われるのが、栃木県のツインリンク茂木で行われる「茂木7時間耐久レース」です。この通称「もて耐」には管理人の行きつけのショップが2000年からほぼ毎年参戦しており、2005年はお客さんチームも参戦したので今回はその時の模様をご紹介したいと思います。この時は管理人はお客さんチームのピットクルーとしてお手伝いさせて頂きました。よって、この年は応援団も多く大所帯での「もて耐」です。お揃いのピットシャツ(よぉ〜く見ると管理人だけ違うのですが・・・)も用意して今までで一番盛り上がった?「もて耐」かもしれません。それでは「俺たちの夏の祭典!もて耐」にいってみようかぁ〜

 お客さんチームのマシンはZX-6Rで、タイム的にも7耐は難しいので端から3耐狙いです。この「もて耐」は予選落ちしても、時間短縮した3時間耐久レースに出走できるので最低でも3時間は楽しむことが出来るお得なレースです。お揃いのウェアだけ見ると一流チームのようにも見えますが遊びですから雰囲気も楽しまなくっちゃね(笑)


3時間耐久レース決勝 7月17日(日)
 管理人は給油担当なのでツナギルックです。給油担当は夏の暑い時期なのに長袖ツナギの着用で、このツナギも綿100%じゃないといけないルールになっています。草レースとはいえあくまで競技ですので、安全の為にマシンやライダーの装備だけでなくクルーにも細かく規則が定められています。


 3時間耐久なのでタイヤ交換やブレーキパットの交換はありません!よって最後の給油が終わったら着替えてピットウォールへ移動です。このピットウォールには腕章を着けたクルーしか行くことが出来ず人数も制限されています・・・とは言ってもゴールの瞬間はみんな雪崩れ込んじゃうんだけどね!


 チェッカーフラッグ目指して最終コーナーを立ち上がってくるのはYさんです。 完走後はライダー全員でシャンパンシャワーって!敗者復活になった訳でもないのにオメデタイよね(笑) でもいいじゃないですか、3時間とはいえ走った者にしか分からない達成感がそこにはあるのだろうし! 所詮は遊びですから楽しまなければ損です(笑)



7時間耐久レース決勝 7月18日(月)
 翌日の月曜日(祝日)は7時間耐久レースの決勝です!ピット前ではお約束の出撃前の記念撮影ですが、ゼッケン112は当初ZX-12Rで「もて耐」に参戦していた時の名残のゼッケンナンバーです。


 グリットではスターティングライダーを囲んで記念撮影です。流石に7耐の決勝ともなるとキャンギャルなんかもいて華やかですなぁ〜 全員三本指のヘンテコリンなピースをしていますが、これは通称「サインはK」でKawasakiのKを表しています。そんなサインまであるなんてやっぱカワサキ乗りは変態だぁ〜!


 第一ライダーのコウちゃんは、普段は全くバイクに乗らないのに年に一回のモテ耐の予選を通過せてしまう凄い男です。(嘆願書の年もあったけどね・・・)毎日乗っても全く上手くならない管理人とは大違いで、歳だって1コしか違わないのにやっぱ持って生まれた天性というか素質というものがあるんですなぁ〜


 5コーナーでのコウちゃんの走りですが、コウちゃん的には軽くてコンパクトなスーパースポーツより大パワーの12Rの方が相性が良いらしい・・・それってもしかして変態体質?


ホンダコレクションホール 【写真下】
 ライダーやピットクルーの皆さんが暑い中頑張っているのに冷房の効いたホンダコレクションホールを見学に!(スンマソン) ここはレーシングマシンだけでなく市販車の車やバイクが展示されており、バイクに関しては他メーカーも展示されているところがホンダの懐の大きさを感じます。1階にはレストア室が設けられておりガラス越しにレストア作業を見学することが出来ます。
ロータスホンダ&マクラーレンホンダ 【写真上】
 キャメルカラーのロータスホンダはヨネスケ(中島悟)車ですかね!この時のチームメイトは今は亡きアイルトン・セナで、ヨネスケ(隣の晩御飯っ!)・・じゃなくて中島はこのセナと同じマシンを駆って最高位は確か4位・・だったかな・・・で、隣のマールボロマクラーレンホンダMPいくつだか知らんけどセナとプロストで16戦中15勝したマシンですかね?


ジョーダンホンダ&BARホンダ 【写真上】
 DHLカラーのマシンは冗談ホンダ・・・じゃなくてジョーダンホンダで佐藤琢磨がF1デビューした時のマシンです。 もう片方のラッキーストライクカラーのBARホンダは同じく佐藤琢磨がアメリカGPで3位になった時のマシンかしら? こうなると最後に乗ったスーパーアグリのマシンも並べたくなるよね!


CB900F(AMA) 【写真上】
 フレディ・スペンサーのAMAスーパーバイク仕様のCB900F(エンブレムは750)ですかね? カワサキのZもいいけどCBも格好イイよね! Zに比べれば相場も安いし750なら生産年数も長かったので玉数も多いけどいかせん部品供給がねぇ〜 この辺がZに比べて今一人気が出ない理由ですかねぇ!


 キヨちゃんは何で土下座しているんですかねぇ? 
 もしかして転んでバイク壊しちゃったとか?
 レースだからコケちゃうのは仕方ないけど、これで「愛の奴隷」決定ですなっ!
 キヨちゃんはもう、しゃ○れ言われたら○ぶらなアカンなぁ〜
 次転んだらしゃ○るどころかゴッ○ンもんだかんね!

(ひどいっ!byキヨちゃん)


乾杯! 【写真上】
 完走後は全員でビールで乾杯です!いやぁ〜暑い中ライダーおよびヘルパー、クルーの皆様お疲れ様でした。当たり前のことですがレース終了まではお酒はご法度ですぞっ!ヘルパー、クルーも含めレース中に飲酒が見つかると失格になりますのでご注意を・・・


 管理人はというとキャンギャルと記念撮影して鼻の下が長ぁ〜くなってます(笑) 
 しかし、そこいらにいる女と比べるととても同じ生き物とは思えないスタイルですなぁ〜
 こらーっ!いくら何でもコウちゃんくっつき過ぎだからっ!
 まぁ、ここはエースライダーの特権ということで・・・・お許しをっ!
 でもレーサーのゼッケン69がちょっとイヤらしいけどね(笑)


記念撮影 【写真上】
 車両保管も解除されたのでレーサーを囲んでみんなでコース上で記念撮影です。以前は車両保管が解除になるのに凄ぉ〜く時間がかかり夜まで帰れなかったけど随分早くなったよね!だって明るいうち車両が戻ってきて記念撮影が出来るんだから・・・ってまた全員ヘンテコリンなピースしてるし・・・




番外編(2008もて耐)
 ここからは昨年(2008年)の「もて耐」の模様です。この年からオープン(4ストツインorシングル250cc以下)とマスターズ(245cc以上)に分けられ、メインイベントはオープンクラスになります。ショップもZX-12R→ZX10R→ZX-12Rで参戦してきましたが、この年はNinja250にマシンをチェンジしてオープンクラスに参戦です。

ピット 【写真上】
 白いVTRと2台の白いNinja250は雑誌「ライダースクラブ」のマシンで何と3台体制です!その隣のゼッケン43の緑のNinja250が我らがMSセーリングの今年のもて耐マシンで、ライダーはマジシャンT氏にキヨちゃんと強力助っ人を迎えて参戦です。


キャンプ場 【写真上】
 オープンクラスの決勝前夜はサーキット内のキャンプ場で雑誌「ライダースクラブ」の面々も交えて宴会です。このときは雨が降っていましたが翌日の決勝日は雨も上がり快晴となりました。管理人は珍しく二日酔いで1コーナー内側駐車場の数々のゲロは管理人が犯人です。ツインリンクモテギさんすみません!


ライダースクラブチーム 【写真上】
 ライダースクラブ編集部内バトルです。S字の手前でキャプテン竹田津選手のVTRをロックオンしているのはNinja250を駆る小川さんですかね! 当然この後、小川さんはキャプテンをパスすることになります。



決勝
 
 画像上のゼッケン43のNINJA250はセーリングの強力助っ人優勝請負人のOさんの1コーナーでの走りです。Oさんにライダーチェンジするとみるみる順位が上がっていきます。
 左画像のゼッケン51(滉一?)は岩城滉一さんのダウンヒルでの走りです。この時点でブッチギリのトップ快走ですからこのまま岩城さんが最終ライダーを努めます。


表彰式
 
オープンクラスを制したのは「チームイワキ」の我らが草太兄ちゃん(岩城滉一さん)です。この年の夏に旅番組で来ていた岩城さんと知床で偶然出会って(2008北の国から参照)その時に「茂木で会おう」と言ってくれましたが流石に話しかけられなかったです。この「もて耐」には過去にヒロミや伊藤英明、松田純と中野英雄(通称チョロで二人はデキてたとか・・・?)といった芸能人も来てたんだけどね!


乾杯! 【写真上】
 決勝後は「ライダースクラブ」の面々も交えてビールで乾杯です。乾杯の音頭をとるのは高橋編集長(通称:クラッシュキング)ですかね! 画像右の3人組はクラッシュ転倒で骨折入院トリオですね(苦笑) 管理人とTさんは復活済みですが、I さんはまだリハビリ中で早く治るといいね


集合写真 【写真上】
 最後は関係者全員で仲良く記念撮影です。青いゼッケン14のNinja250は大阪のカワサキ正規代理店「アトミック」チームです。わざわざ大阪から遠征ご苦労様です。皆さんお疲れ様でしたぁ〜 イェーイ!


入賞 【写真上】
 画像では小さくて分かりづらいけど9位の位置に輝くゼッケン43番!堂々入賞でNinja250勢の中ではブルドッカータゴスに続き2位です。もう少しでタゴスの茂木さんを捕らえられそうだったけどね!流石優勝請負人Oさんの力は偉大です、ライダーの皆さん素晴らしい結果をありがとう!


編集後記

 今回はアマチュアレーサーの夏の祭典「茂木7時間耐久レース」をご紹介してみました。この通称「もて耐」には管理人がお世話になっているショップはほぼ毎年のように参戦しており、いつもお客さんを招待してくれます。モットーは結果よりも「みんなで楽しく遊ぶ」が目的で、決勝終了後のビールやオードブルも用意してくれます。なので何が何でも予選を通過させる必要があり、予選さえ通過してしまえばトラブル無く完走してくれれば結果は二の次です。ですから予選ライダーは相当なプレッシャーがあるのですが、いつも何とか予選は通過させてしまいます。そんな年に一度の「もて耐」ですがライダーだけでなくお客さんみんなの「夏のお祭り」でもあります!







inserted by FC2 system