06‘紅葉ツーリング 

 11/4(土)に秋晴れの中を紅葉ツーリングに管理人とZRXのE氏・NINJAのO氏で行ってきました。ルートは中央道経由で奥多摩〜塩山〜秩父の関越道帰りでS氏お気に入りの紅葉ツーリングコースである。この時期はいつも紅葉が見頃なのだが今年は少し遅れ気味である。



AM7:00 市川市役所前【写真下左】
 市川市役所前に集合し、恒例の出発前の記念撮影をして市川ICから中央高速の石川PAを目指す。途中O氏がハンドサインで腹を指しながら箱崎PAにピットイン?・・腹でも減ったのかと思いきや・・・どうやらウ○コタイムのようだ・・・。給油のため先行して出発したE氏と石川PAで合流。
AM10:00 奥多摩湖畔【写真上右】
 奥多摩周遊道路は残念ながら雨上がりのウェットコンディションでコーナーを楽しめる状態ではなかった。おまけにパトカーまで出没している・・・紅葉の色付きも悪く今一といった感じ!!


AM11:00 柳沢峠の茶屋【写真下左】
  柳沢峠に近づくにつれ紅葉の色付きが良くなってゆく、峠の茶屋にて少し早めの昼食のそばを食うが、既にストーブが焚かれ冬の訪れが近いことを感じる。天気が良いと展望台では正面に富士山が見える。
PM12:15 広瀬ダム【写真上右】
 
塩山からフルーツライン経由でR140を北上して広瀬ダムへ、西沢渓谷が紅葉真っ盛りのため渋滞も真っ盛りだが、道の駅を過ぎると嘘のように渋滞が解消されて快適な走行が可能である。


PM12:30 雁坂トンネル料金所【写真下】
 
西沢渓谷は混雑しているので料金所脇のパーキングで紅葉を満喫する。雁坂トンネルは全長5km程の長いトンネルで抜けると埼玉県になるが、紅葉は山梨県側の方が綺麗である。


PM1:00 栃本関所跡【写真下】
 秩父街道の旧道から眼下に新道を望む。一軒しかない寂れた商店にて冷たい缶コーヒー(温かいのは売ってない)を買って休憩する。まわりの山々は四国の山奥の景色に似た雰囲気がある。


PM1:30 滝沢ダム【写真下】
 滝沢ダムはつい最近まで建設中であった。数年前から訪れているS氏とO氏はダムが出来ていく過程を見ており、建設中のダムはとても迫力があったのだが完成してしまうと・・・普通のダムである。


PM2:15 日窒鉱山【写真下】
  紅葉を見ながら中津峡を抜け両神山方面へ右折して素掘りの雁掛トンネルを抜けると旧大滝村小倉沢に辿り着く。ここにはかつて栄えたであろう鉱山の廃墟が残りまるで時間が止まっているようである。


日窒鉱山簡易郵便局【写真下】
 
小倉沢でまず初めに出迎えてくれるのがこの日窒鉱山簡易郵便局である。この日は土曜日のため閉まっているが今も現役の郵便局である。中から高倉健が出て来そうな雰囲気は北海道の夕張炭鉱を思い出す。


労働組合事務所跡【写真下左】
昭和30〜40年代にかけて最盛期には3千人を超える鉱山関係者が居たと言われる。
小倉沢小中学校跡【写真上右】
いまでは珍しくなった木造校舎、かつては子供達の歌声が響いていたであろう・・・。


共同浴場跡【写真下左】
 一般の入浴を断る看板が今も残る鉱山関係者専用の共同浴場、かつては仕事を終えた工夫達の汗を洗い流した。
病院跡【写真上右】
 
鉱山に事故はつきもので川を挟んだ向かい側に病院が残り、道路沿いには慰霊碑も建てられている。


 鉱山関係者の宿舎跡、手前の社宅は基礎が川にえぐられ半分宙に浮いている状態で、背後には両神山がそびえる。
 ※注意:日窒鉱山には他にも文化会館や保育園など数多くの廃墟が残るが、これらの建物は現在も鉱山を運営している潟jッチツの管理下にあり無断で進入することは許されない。どうしても中を見たい方は数多くの廃墟マニアがインターネットで内部を公開しているので探してみてはどうだろうか。


両 神 山【写真下左】
 両神山を越える峠の頂上付近にはこの寒い時期なのにキャンパーが居た。峠を下りR299を経由してR462を神流川沿いに関越道本庄児玉ICへ向い、IC手前の畑の真ん中にあるコンビニ『セイコーマート』にて休憩する。
PM4:15『セイコーマート』【写真上右】
 
北海道ツーリングをしたことがある方はご存知かと思うが、北海道で最もメジャーなコンビニ『セイコーマート』である。ここ以外本州では見たことが無いのだが、こんなコンビニ一軒でも北海道気分が味わえたりする。


編集後記

 今年は暖秋?のため紅葉の色付きが悪かったが、例年この時期は紅葉が最も綺麗で真っ赤に染まる山々を横目に渓谷沿いのワインディングを攻めるのはとても楽しい。また天気が良いと秋の太陽光が余計に紅葉を赤く染め、かつて栄えていたであろう鉱山の哀愁をよりいっそう深めることになる。今回は天候もあまり良くなく帰りの関越道では夕立を食らうことになった。また来年この時期に哀愁漂うこのコースを辿ってみたいと思う。






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