5/4(月)AM7:30 ふるさと交流センター【写真下】
 四国から2009後編は四万十川から始まります。昨日も押せ押せのスケジュールのため設営は夜9時過ぎになってしまいました。ふるさと交流センターは四万十川の畔にある綺麗なキャンプ場で当然有料なのですが、いつもの如く管理人不在の時間に設営撤収です。


AM8:15 四万十川【写真下左】
 キャンプ場を出発する前に日本最後の清流と言われている四万十川で記念撮影です。朝っぱらからガキ共が網を振り回してバックに写ってしまうので、「そっちには魚いねぇぞぉ〜」と嘘を言って追い払います。まぁ子供だからすぐ戻って来ちゃいますが・・・
AM8:40 鯉のぼり【写真上右】
 四万十町の鯉のぼりです。川岸から対岸の山まで渡されたロープに泳ぐ鯉のぼりは優雅ですが、残念ながら本降りの雨になってしまいました。まぁロングツーリングでは一度や二度、雨に降られるのは当たり前でテント撤収時に降られなかったので良しとしましょう。


AM8:50 沈下橋【写真下】
 沈下橋で走行シーンの撮影会です。沈下橋とは低水位時には橋として機能するものの高水位時には水面下に沈下(水没)してしまう橋のことで、水没時に流木や土砂で堰止められないように橋の上に欄干が無いのが特徴です。Eさんそんなことして川に落ちない様に気を付けましょう!


AM9:20 沈下橋と岩間橋【写真下】
 画像左下は走行シーンを撮影した沈下橋で画像右下は岩間橋です。四万十川にはこのような沈下橋が多数設置されていますが、有名な沈下橋は見物人多数で撮影会の出来る状況ではありません。よって岩間橋は国道からの撮影ですが雨に煙る岩間橋も幻想的ですね。


AM10:00 佐田の沈下橋【写真下】
 佐田の沈下橋は有名なようで、駐車場と公衆便所完備で近くには土産屋もあります。また屋形船で川巡りも出来るみたいですが、素朴な感じは皆無で俗化されてしまっているので、トイレ休憩には良い場所ですが個人的にはあまりお勧めの場所とは言えません。


AM10:30 水車の里【写真下】
 四万十市安並地区にある水車の里です。のどかな田園風景の中、田んぼ脇の用水路に水車が並んでいます。近くの用水路では雨の中を女の子が農具を洗っていました。GWなのにきっと家の手伝いをしているのだろう。


PM12:00 足摺岬【写真下】
 土佐清水市にある四国最南端(厳密には四国最南端ではないらしい)の千摺岬じゃなくて足摺岬です。流石に南国といった感じの亜熱帯植物のトンネルを抜けると足摺岬の絶景が広がっています。灯台には船舶の航路標識となる無線方位信号所も併設されています。画像下右の銅像はジョン万次郎の銅像です。


PM12:30 足摺岬から食事処【写真下】
 画像左下は県道27号で道幅が狭いので対向車に注意しながらワインディングを楽しみます。ちなみに足摺岬へ向かう国道321号の峠は「路面グリップが最高だぁ〜」と膝擦りオヤジのE氏が絶賛していました。なんでもコケる気がしないとか・・・昼食は邪道?の「鍋焼きうどん」です。


PM3:00 紫電改【写真下】
 「紫電改」とはオヤジ愛用の育毛剤ではなく、第二次世界大戦末期に活躍した日本海軍の戦闘機で現存する機体はここにしかないそうです。とは言うもののマニアではないので見た目「ゼロ戦」とどう違うの?ってな感じですが土産に「紫電改」Tシャツを買ってしまいました。ちなみに育毛剤の薬用「紫電改」は売っていませんが、洒落で置いてあっても面白いと思うのですがどうでしょう。


PM3:30 石垣の里【写真下】
 外泊にある「石垣の里」で静かな漁村の斜面に石垣で作られた集落が広がっています。この石垣は擁壁(ようへき)扱いになると思うのですが、元建築行政職員としては千葉県では建築基準法施行条例第4条の通称「ガケ条例」に抵触して建築できないのでは?と心配になってしまいます。


PM7:00 伊予灘SA【写真下左】
 巻きが入ったので高速道路でワープします。「伊代はまだっ16だぁからぁ〜♪」の伊代ではなく「伊予みかん」の伊予ICを下りる予定が誤って通過してしまい伊予灘SAに緊急ピットインして作戦会議です。画像は九州帰りの徳島在住の夫婦でKファクパーツが沢山装着されていました。流石ZRX乗りでMSセーリングの事も知ってましたよぉ〜
PM9:50 森林公園キャンプ場【写真上右】
 松山ICで降りて食事と風呂を済ませてキャンプ場に向かうが迷子に・・・暗闇で途方に暮れていると路地からパトカー出現!当然、怪しいバイカーに職務質問!「ヤッター草薙君みたいに全裸で騒げば署に泊めてくれるぞぉ〜」というのは冗談で正直に泣きを入れるとキャンプ場まで先導してくれました。愛媛県警自ら隊バンザーイ!という訳でおまわりさんは顔出しNGとのことなのでパトカーと記念撮影です。


5/5(火)AM7:15 森林公園キャンプ場【写真下】
 森林公園キャンプ場は場所が分かり難いものの、松山市内から比較的近く大変綺麗に整備されているのでお勧めのキャンプ場です。しかもGWにも関わらずとても空いており、夜間は静かなのでフクロウの鳴き声が聞こえたりします。


AM9:30 道後温泉【写真下】
 道後温泉は「千と千尋の神隠し」に出てくる温泉宿(油屋)の様です。中に入っていないので湯ばぁー婆の様な婆さんがいるかどうかは分かりませんが外観上はいい味出してます(ぺヤングソース焼きそばのCMみたいですが・・まろやかぁ〜)。しかし周りがビルに囲まれているので山形県の銀山温泉の方が雰囲気はあります。


AM9:40 道後温泉【写真下右】
 駅前でコスプレギャル捕獲!「はいからさんが通る」みたいですが夏目漱石の小説「坊ちゃん」のマドンナだそうである。その昔「学問のススメ」というドラマでビートたけし扮する夏目宝石と兄の隕石や胆石といった登場人物が出てきましたが、自分は尿路結石になったことが有り「学問のススメ」的に言えば夏目尿路結石といったところか(字余り!)


AM9:50 道後温泉駅前【写真下】
 道後温泉駅は伊予鉄道の坊ちゃん列車の終着駅です。この坊ちゃん列車は一見すると蒸気機関車のように見えますが、どう見てもモドキのディーゼル車です。観光の為に電化されている路線にわざわざ蒸気機関車ルックの坊ちゃん列車を走らせているみたいです。


AM11:45 しまなみ海道【写真下】
 しまなみ海道は瀬戸内海の愛媛県と広島県の間にある島々を結ぶように造られた道です。一般車と自動二輪車は自動車専用道路しか走れませんが、歩行者・自転車と125cc以下の原付一種および原付二種の専用道路が併設されています。料金も安いので島巡りするには原付がお勧めです


PM11:50 しまなみ海道【写真下】
 しまなみ海道を瀬戸内海の綺麗な島々を見ながら爽快に走ります。あまり飛ばすとあっという間に通過してしまうのでゆっくり走り楽しみます。両サイドの歩行者・自転車・原付専用道路を通る人たちも気持ち良さそうに手を振ってきます。


PM12:40 日立造船【写真下】
 瀬戸内海は内海で波も穏やかなために数多くの造船所が在り、しまなみ海道から見える島々には大きな船舶を造船しているドックを幾つも見ることが出来ます。東京の「船の科学館」では造船過程を紹介していますが、やはり実際の造船風景は迫力が違います。


PM1:30 因島【写真下】
 東ちづるの故郷の因島です。料金的には高く付きますがせっかくなので因島南ICで降りて島内を一周します。水軍城は天守閣まで登るのは大変なので下から見るだけにします。ここにはセルフのうどん屋が在りやっと四国のうどん屋らしい処で食事をすることが出来ました。


5/6(水)AM1:30 談合坂SA【写真下】
 因島からいきなり談合坂までワープしていますが、山陽道の尾道ICをPM2:30に入り山陽道→中国自動車道→名神高速→京滋バイパス→名神高速→中央道と給油と食事以外はずぅ〜っと走りっぱなしです。しかも神戸からはずっと雨で中央道は標高が高く極寒でしたが、時間が遅いので渋滞も無くAM3:00前に自宅に到着しました。(本日の走行距離は約1,000km弱)


編集後記

 今回は高速料金の休日割引後、初めての大型連休のため高速道路は大渋滞しており、感覚としては大阪まで殆ど渋滞している様に感じました。(実際は距離的に半分も渋滞しているはずないのだが・・・)バイクだから行けた様なものでとても車で行く気にはならない。しかし、今回初めて四国を一周してみて感じた事は、これだ!という見所は無いものの道端を歩くお遍路さんや山々にある民家等、何気ない昔ながらの日本の景色が四国の魅力であろうと感じました。関東からは遠く高速料金の割引制度でも使わないと中々行く機会がありませんが、もし機会があれば訪れてみては如何でしょうか。なお、次回大型連休はもう少し出発時間を早める必要がありそうです。








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