四国から2009

 高速料金の休日割引が始まったのでGWの連休を利用して四国ツーリングに行ってきました。いつものメンバーのZRXのE氏と管理人のおっさん二人に加え、NINJAのO氏がバイクを売却してしまったことから、新たにZRXのY氏をメンバーに迎えてどんな珍道中となることでしょう!それでは四国から2009「新・おっさん3人春物語」の始まりです



5/2(土)AM6:00 由比【写真下】
 行徳のコンビニに3時に集合して出発するものの早朝にも関わらず東名高速ではかつて見たことがない大渋滞に遭遇する。しかし由比付近まで来ると流石に渋滞も解消され左手に海を見ながら快調に走ることが出来た。管理人お気に入りの由比PAにてしばし休憩です。


AM9:30 伊勢湾自動車道【写真下】
 途中数々の渋滞を抜けて伊勢湾自動車道−新名神経由で大阪方面へ向かう。伊勢湾自動車道は道幅が広く左手に伊勢湾を見ながら綺麗なブリッジを越えて行く。距離的にも名神経由より短縮できる反面、各ジャンクションの前後では大渋滞に見舞われることになる。


PM12:50 神戸淡路鳴門自動車道【写真下】
 やっと辿り着いた神戸淡路鳴門自動車道でいよいよ本州に別れを告げて淡路島へ上陸です。潮風を全身に感じながらブリッジを走るのはとても気持ちが良く。今までの渋滞の苦労も吹っ飛びます。時間に余裕があればPMCにでも寄ってみたいけど先を急ぎます。


PM2:00 鳴門海峡【写真下】
 淡路島を快調に走破し鳴門海峡を渡り徳島へ上陸します。鳴門海峡では眼下に渦潮と観光船を見ながら走り抜け、海峡を渡って最初のインター鳴門北ICで降ります。ちなみに料金は\3,300(通常は\13,650)でした。近くの駐車場にて上陸記念の撮影会です。



PM2:30 徳島ラーメン【写真下】
 腹も減ったので昼食場所を探します。四国と言えば「うどん」ですが、徳島ラーメンを食べる事にしました。徳島ラーメンは豚骨醤油のスープに豚バラ肉を載せたのが特徴で、食後は近くのスーパーにて今晩のバーベキュー用の食材と明日の朝食を仕入れて剣山に向かいます。


PM3:00 鳴門駅とR438【写真】
 J
R鳴戸駅前で記念撮影です。時間的には巻きが入っていますが押さえるトコは押さえます。国道348号は山深くなるにつれて対向車も少なくなり、道幅も国道とは思えない程狭くなっていきます。沿道に残る廃墟が哀愁漂っており、こういう何気ない景色が四国らしいところです。


PM5:30 剣山【写真下】
 剣山は徳島県にある西日本で二番目に高い山(標高1,955m)で日本百名山のひとつですが、ここから「かずら橋」方面へ行くにはR349へ下らなければならないのに痛恨のミスコース!R348方面に直進してしまい1時間のロスタイム。ヤバ〜イ設営前に日没を迎えることに!


PM9:00 二重かずら橋付近【写真下】
 「二重かずら橋」のキャンプ場は最高のロケーションですが、駐車場からキャンプ場まで荷物を担いで延々と階段を下りて行かなければならないので、民宿の崖上にあるオートキャンプ場を利用しました。他に客はなく貸切状態でしたが、剣山は近くにスキー場がある位なので夜間は死ぬ程寒いのです。


5/3(日)AM8:30 キャンプ場【写真下】
 昨日はあまりに寒くて夜中に何度も起きてしまいました。E氏も「寒くて全然眠れなかったよぉ〜」と言っていましたが、朝6時半までずぅ〜っとイビキが聞こえてましたけど・・・本当に眠れなかったのだろうか・・もしかして起きている時もイビキかくとか?


AM8:40 二重かずら橋【写真下】
 「かずら橋」とは植物のつるで造った原始的な吊り橋で、「二重かずら橋」とはその名の通り二本の吊り橋が架かっています。う〜ん「こんな腐ったワラジみたいな橋を見る為に昨日は8百キロ以上も走って来たのかぁ〜」な〜んて思っても口にしてはいけません。


AM8:50 ゴンドラ【写真左】
 「二重かずら橋」のキャンプ場は対岸にある為ゴンドラが設置されています。流石にキャンプ道具を担いで吊り橋を渡るのは酷という計らいで設置されているのでしょうが手動式なので結構疲れます。我々みたいな移動キャンパーには向かないキャンプ場です。


AM9:15 かかしの里【写真下】
 途中カカシが多数設置されているバス停風の小屋を発見!近くに居たおばさん曰く一番左のカカシは芸人「はなわ」がTV番組で作ったものらしい。一番右のカカシも徳島放送の「なんだらかんだら」とういうアナウンサーらしいのだが、そんなローカルな話をされても分かりましぇ〜ん!


AM10:00 かずら橋付近【写真下】
 7年前に来た時の「かずら橋」は寂れて何も無かったのだが、巨大ドライブインが出来てすっかり景色が変わってしまった。しかしボンネットバスは以前と変わらず健在で、ウィンカーが電球ではなく「しゃもじ」みたいな棒が遮断機みたいに跳ね上がるのです。


AM10:15 祖谷渓【写真下】
 恐らく日本一高い所にある小便小僧と思われますが、残念ながら放水はしておりません。右にいるのは小便オヤジですが、こちらは放水しようと思えば放水出来ますがギャラリー多数の為あくまでフリだけです。良い子みなさんは真似しちゃ駄目ですよぉ〜!


AM11:00 大歩危・小歩危【写真下】
 大歩危・小歩危(オオボケ・コボケと読む)です。別にボケた爺さんがいる訳でもトボケた婆さんがいる訳でもない。ただの渓谷と言ってしまえばそれまでですが、バイクで走る所と言うよりはカヌーやラフティングを楽しむのに適した場所のようです。


PM12:20 高知城【写真下】
 高知城は土佐藩初代藩主の山内一豊が着工し1603年に築城したそうで近くには板垣退助の銅像もあります。天守閣に登ることも出来るのですが最近はやりの歴女(大河ドラマの影響による歴史好きの若い女性)でもないので外堀から写真だけ押さえてさらりと流します。


PM12:30 ひろめ市場ひろめ市場と市電【写真下】
 日曜日には高知城へ続く道ではひろめ市場という青空市場が開催されており、活気に満ちているので時間があれば散策してみるのも面白いかもしれません。また市内は市電が走っており映画「オールデイズ3丁目の夕日」のように昭和の時代にタイムスリップした気分になります。


PM12:40 はりまや橋と桂浜【写真下】
 よさこい節の中で「坊さんかんざし買うを見た」で有名な「はりまや橋」ですが、流石に日本三大がっかり名所と言われるだけのことはあります。画像右下は高知県を代表する名勝桂浜で、目の前には太平洋の大海原が広がっており近くには坂本龍馬の銅像があります。


PM1:30 土佐闘犬センターと鰹たたき定食【写真下】
 桂浜にある土佐闘犬センターは1階が土産物屋になっており2階には闘犬場があるみたいです。そして高知と言えばやっぱり鰹のたたきでしょう!という訳で鰹のたたき定食を食べることにしましたが流石にGWはどの店もメチャ混みで約1時間のロスタイムです。


PM3:00 横浪スカイライン【写真下】
 高知出身の楠みちはる先生の漫画「シャコタン☆ブギ!」で有名な横浪スカイラインです。漫画の中ではジュンちゃんのハコスカやアキラのヤンキーメイトZ等が数々のバトルをした場所で、かつては有料道路だったのでとても景色の良いワインディングです。


PM4:45 四国カルスト【写真下】
 到着予定時刻をかなり過ぎており、ちょっと天候も怪しくなってきて少しガスったりもしていますが、なんとかカルストを見ることが出来ました。天気が良ければきっと牧草地に放牧される牛と広大なカルスト台地を見渡すことが出来るのだろう。


PM5:00 四国カルスト【写真下】
 カルスト台地とは石灰岩が溶食して出来た地形で溶け残った岩が地表に見えているのですが、実際は逆に地面から岩が隆起しているように見えます。このようなカルスト台地は西日本に点在しており中日本や東日本では見ることが出来ません。

         
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