‘09プチツーリングin成田エアポート

 北国と比べれば年間を通してバイクに乗ることが出来るので大変恵まれているものの、やはり寒くなるとバイクに乗るのが億劫になる。とても遠出する気分にはならないのでZRXのE氏と近場へプチツーリングに行ってきました。成田空港周辺はドラマ「GOOD LUCK」のロケ地や航空科学博物館もあり、子供だけでなく大人も十分楽しめるスポットもあるので、寒い時期に近場で楽しむプチツーリングにはお勧めです。




RE雨宮 【写真下左】 
 かつて東京にあったRE雨宮ですが今は富里にあります。その昔、日曜の早朝に都内をハチロクで徘徊していると
GReddyTが走っており、信号で並ぶと、「モンチッチ」のような親父が運転していました。今じゃスーパーGTにチーム参戦している雨さんですが当時は現役の首都高ランナーでした。ところで「REアメミヤ」なのに何で「アメさん」じゃなくて「アマさん」なんだ?
さくらの丘公園 【写真上右】
 ドラマ「GOOD LUCK」のロケ地です。ここでキムタクがバナナを食いながら柴咲コウに「おまえと香田さんが楽しげにしてんのってなんかすげえムカツクんだよ!」と言うと柴咲コウが「私もムカついた・・・あんたがあの女追っかけてったの嫌な気分だった、すんっごい腹立った!」と言い返した瞬間 ♪青い〜す〜い平線をぉ〜♪と山下達郎のエンディングが流れて二人が惚れ合っちゃう訳だなぁ〜コレが!


JAL 747-400 【写真下左】
 JALと言えばやっぱり「スチュワーデス物語」である。なんてたって「堀ちえみ」と「風間杜夫」が毎回繰り広げるクサイ演技が最高である。どのくらいクサイかというとはっきり言って「ヘソのゴマ」位臭い!えっ何?そんなもん嗅いだことが無いって? ならば今すぐほじくって嗅ぎなさい!ただし、ほじくり過ぎてお腹痛くなっても知らないよぉ〜
nwa 747-400 【写真上右】
 経営難からデルタ航空に吸収合併され全米最大の航空会社になるノースウェスト航空ですが、その昔ホノルルで機体故障のため2時間待たされ、やっと搭乗して誘導路をタキシング中にドアの内張りがボロっと外れて機体骨組が丸見えになって・・乗務員が一生懸命内張りを手で押さえていたのは滑稽でした。ドリフのコントじゃないんだから・・・当然離陸中止!


NIKI航空 A321【写真下左】
 画像は日本に乗り入れていない航空会社ですがスポーツ用品のナイキが設立した航空会社です。というのは嘘でNIKE(ナイキ)ではなくNIKI(ニキ)航空という航空会社です。ちなみに「ニキ」とは上野アメ横「ニキニキニキニキ二木の菓子」でもなければ「二木ゴルフ」でもなく往年のF1ドライバー「ニキ・ラウダ」のことである。
ラウダ航空 737-800 【写真上右】
 ここで少し「ニキ・ラウダ」について解説すると、過去に3度のF1チャンピオンになっており、レース中の事故で大火傷を負うものの僅か1ヶ月で復活した不屈のレーサーである。また、実業家としてもラウダ航空を設立し、F1レーサーを引退するものの経営難から再度復帰し、3度目のチャンピオンを獲得するといった偉業を成し遂げたレーサーでもあります。(現在、ラウダ航空は経営難から譲渡しニキ航空を設立)


Kawasaki Z1 【写真下】
 ここでニキ・ラウダに関する面白い画像を発見しましたのでご紹介します。若きし頃のラウダで、まだ火傷の痕が無いことから‘76ドイツGP(ニュルブルクリンク)以前の写真と思われます。注目すべきは跨っているマシンであり、なんとカワサキの名車Z1である!しかも稀少な初期型ヨーロッパ仕様のイエローボール(ラウダはオーストリア出身)であり、子供の頃の憧れであったF1レーサー「ニキ・ラウダ」が私と同じカワサキのZ乗りであったことを知る貴重な一枚です。


航空科学博物館 【写真下左】
 画像のコックピットはマクドナルド・・・じゃなくてマクドネル・ダグラスのDC-8のものです。DC-8と言えば今から25年程前に羽田沖で気が狂った機長が着陸進入中に「逆噴射〜!」させて失速墜落させた機体です。当時は「逆噴射〜!」や「キャプテン やめてくださいっ!」というのが流行語になったりしました。
DC-8シミュレーター 【写真上右】
 う〜ん シミュレーターとは言えDC-8でこうやって着陸進入していると、リバースレバーを引いて逆噴射〜させて副操縦士役のE氏と「キャプテン やめてくださいっ!」という往年のギャグをやりたくなるなぁ〜 ちなみに現代の旅客機は飛行中に「逆噴射〜!」は出来ない様になっていますのでご安心を!


747-400コックピット【写真下左】
 ボーイング747(通称:ジャンボジェット機)のコックピットです。航空機関士が必要な3人乗務の747クラシックではなく、2人乗務のハイテクジャンボと言われているタイプです。先程のDC-8のようにアナログの計器類が多数設置されているのではなく、情報がディスプレイモニターに表示されるグラスコックピット機と呼ばれるものです。
747キャビ ン【写真上右】
 チャララ〜ラララ〜♪(FRASH DANCEのテーマで!)客室に来ると流石にあの名場面
が蘇えるねぇ〜「ドジでのろまな亀」役の「堀ちえみ」の他には「高樹澪」や「山咲千里」、そう言えば「春やすこ」ネーサンも出演していました。今思うとあんなコテコテの関西弁のスチュワーデスって有りか?そもそも何時からスッチーをCAと呼ぶようになったんだ?


747用P&W社製エンジン 【写真下左】
 一般的にジェットエンジンと呼んでいますが、航空機のエンジンに純粋なジェットエンジンは殆ど無く正確にはターボファンエンジンと言われているものです。これはターボジェットエンジンとターボプロップエンジンを合体させたような仕組みになっており、燃焼ガスによる高速噴流とファンによる低速噴流を混ぜ合わせて噴流速度の適正化と消音化を図ったものです。
BS747用タイヤ 【写真上右】
 航空機用のタイヤには窒素ガスが充填されており、磨り減ったら「リキャップ」と言ってトレッドやサイドウォールを5〜6回張り替えるそうで、その為にサイドウォールには再生した回数が刻印されています。な〜んて羨ましいんでしょう!私のDLα-10は5000kmで丸坊主になってしまいますので、私のα-10もリキャップして欲しいもんです!



シコルスキーS-62【写真下左】
 海上保安庁で使用されていた「シコルスキー」というヘリコプターです。その昔、神田にあった交通博物館でこのヘリを見た友達は「シコる好き〜だってよっ!」と大爆笑していました。「シコるの好き好きシコルスキー」なんてヒワイな名前のヘリコプターでしょう!良い子の皆さんは「志田未来」でシコシコなんかしちゃ駄目ですよぉ〜!
さくらの山公園 【写真上右】
 さくらの山公園はさくらの丘公園の反対の滑走路北側に位置しています。今日の風向きだと、こちらを基点として滑走離陸していきます。コックピットでは「クリヤード・フォー・テイクオフ」などと交信して飛んで行くのでしょうか?こっちはマックで「テイク・アウト」すら言ったこと無いっていうのに・・・カッコ良すぎます。



水郷の街佐原 【写真下】
 成田エアポートから水郷の街佐原を散策します。佐原と言えば野田と並んでデッパ・ワークス自作オープンカーのメッカという印象が強いのですが、最近は旧車會などが流行っているようで尾崎豊の「15の夜」のように盗んだバイクではなく自前のバイクで○走しているようです。「15の夜」と言えば以前、掲示板の「2ちゃんねる」に「35の夜」と称して「盗んだパンツでオナりだす〜♪ 持ち主も解らぬまま〜♪ 暗い夜の帳の中でぇ〜♪ 誰かに慰めら〜れたいと〜♪ 逃げ込んだこの板でぇ〜♪ 仲間を見つけた気がした35の夜〜♪」とカキコミしている奴がいたけど元気だろうか? 


編集後記

 今回はプチツーリングとして成田空港周辺と水郷の街佐原を散策してきました。成田空港周辺では離着陸する巨大な機体を間近に見ることが出来て、世界中から何時間もかけて飛来してくるカラフルな旅客機を見ていると気分だけでも海外旅行に行った気になります。また、成田まで来るのが億劫な方は主に国内線ですが大田区の城南島や京浜島で羽田空港に離着陸する航空機を間近に見ることが出来ます。寒くてバイクに乗る回数が減るこの時期ですが、そんな時には近場で楽しむこんなプチツーリングに出かけてみては如何でしょうか? ちなみに、私は航空オタクではないので記載に多少の誤りがあったとしてもご愛嬌ということでお許し下さい。









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