2016中国ツーリング(山陽山陰道中記) 後編





太鼓谷稲成神社 AM9:00 【画像上】
 津和野の殿町通りの見学の後に山の方を見ると中腹に向かって真っ赤な鳥居が連なっているのが確認できます。よって、時間もあることなので登ってみることにします。昨日の元乃隅稲荷神社と似たような鳥居ですな・・・
 イメージとしては伏見稲荷のスケールを小さくしたような感じですが、眼下には津和野の街を見ることができ、鉄橋を走るローカル線もいい感じですが、上まで登ると真っ赤な拝殿が広がっています。



津和野駅前 AM9:45 【画像上】
 津和野の駅前にはかつてこの路線で活躍していたであろうD51蒸気機関車が展示されています。流石に屋外の野ざらしのため痛みが進んでいるのは仕方ないですね・・・津和野の後は世界遺産の石見銀山に向かいます。




大森街並み PM1:00

 石見銀山は坑道を歩くのは往復4時間くらい掛かるだけでなく、その他には正直言って見所はないので早々と切り上げて大森の街並みを見学することにします。ここは昔ながらの木造住宅が保存状態もよく残されており、古き良き時代の山陰の街並みが残っています。現役で丸型ポストも残っておりタバコ屋さんや床屋さんの看板もいい感じですね!



大社駅 PM2:00 【画像上】
 出雲大社に向かう途中に旧JR西日本の大社駅に立ち寄ります。ここは出雲大社を訪れる参拝客でかつて栄えていたであろう駅が残されており。改札の広さや待合室の規模からもかつての?栄振りが想像でき、駅ホームにはD51も展示されています。
 木造の風情ある駅舎はとても保存状態よく、廃止後25年以上も経過しているとはとても思えません。こういう風情のある駅は中々ないのでこのままの状態で今後も残ってくれることを願います。何でも近代化産業遺産にも指定されているそうですから




出雲大社 PM3:00

 大社駅見学の次は出雲大社前へ 出雲大社前は当然駐車禁止なのですが二輪は除くなんだよね〜と駐輪したところゴールデンウィークの繁忙期だけに流石に注意されました。バイクは車と違って駐輪する場所が解らないんだよね・・・ということで交通整理員に駐輪場を聞き無料にて駐輪することができました。出雲大社は縁結びの神だけに縁の無さそうな男女が沢山・・・今回はいませんね(苦笑)



出雲大社前駅 PM3:30 【画像上】
 出雲大社参拝の後は一畑電気鉄道の出雲大社前駅へ こちらの駅もステンドグラスが美しい近代化産業遺産にもなっているそうですが、外観は綺麗にリニューアルされて味がなくなりましたね・・・ こういうのは綺麗になればいいってものでもないので難しいです。




デニハ51

 映画「レールウェイズ」で一躍有名になった日本最古の電車デニハ51ですが、以前は見学するのに入場券が必要でしたが、現在は外から見学できるようになっており無料となっています。ワイパーは電動ではなく手動ですが、ず〜と、手動でワイパーを動かしている怪しい青年がいました。しかも、目が合ったら笑っちゃったりして・・・(汗)世の中には危ない奴がいるもんだ(苦笑)




島根ワイナリー

 出雲大社前駅の次は近くの島根ワイナリーへ 無料試飲もできますが、バイクだけに葡萄ジュースで我慢します。お土産用と夜の宴会用の抹茶ワインなるものを購入してみましが甘いのなんのって(汗) 試飲をして購入すればこんな失敗せずに済んだものの、物珍しさに負けて買ったのが敗因でした(泣) とはいうものの工場見学も試飲も無料にて楽しめたのでヨシとしましょう!




雲州平田駅 PM5:00

 ワイナリーの後は映画「レールウェイズ」の舞台にもなった雲州平田駅へ ここでは日本全国で使われていた古い電車を見ることができます。南海電鉄21000系は一畑電車3000系として、京王5000系は一畑電車2100系として現役で使われており、車両基地も古き時代の雰囲気が残っておりいい感じです。ちなみに一畑電車の本社はこの雲州平田駅構内にあるそうなので、劇中の採用試験もここで行われたみたいですね!



平田森林キャンプ場

 本日のキャンプ地は平田森林キャンプ場・・・なのですが、場所が大変解りづらいです(汗) 道路脇にはターゲットバードゴルフ場しか見えずキャンプ場が全く見えませんが、ゴルフ場の裏側に小さなキャンプ場があります。炊事場はあるもののトイレは遠く使い勝手は悪いですが無料で泊まれたのでヨシとしましょう!ゴールデンウィーク中だけに数組のライダーが居ましたが平日は誰も居ないだろうな きっと



福吉 PM7:00 【画像上】
 設営を済ませたら近くの割烹温泉ゆらりで入浴を済ませて、宍道湖畔にある「ふなよし」さんに繰り出します。「ゆらり」でも食事をすることができますが、やっぱここは痔のモノ・・・じゃなくて地のモノを食べたいですからね!でも、天然うなぎは数が少なく予約制だとか(泣) 以前は予約無しで食べられたんだけどなぁ・・・ちょっと、残念でしたが、相変わらずしじみの澄まし汁は旨かったですね!



5/6(金) AM7:30 宍道湖畔 【画像上】
 左手に一畑電車の線路を見ながら宍道湖畔を松江に向かいます。畑電もついに新型投入かっ!と思いきや元東急電鉄の1000系だそうです。湖畔沿いの道は劇中でアパッチケンがしじみ船を係留していた川なんかもあり風情があります。




城跡公園 AM8:15

 松江に着いたら堀川遊覧を楽しむ予定ですが、9時からなので松江城を見学して時間を潰します。城跡公園内には松江城だけでなく松江神社や松江郷土館(興雲閣)もあったりします。ちなみに内部に入らなければ無料で見学できますが、どっちにしろこの時間では内部に入ることは出来ません。



堀川遊覧 AM9:00 【画像上】
 ゴールデンウィーク中だけに混んで乗れなくなる恐れがあるので朝一番の船に乗ります。周遊時間は小1時間程で風情のある堀を進み、低い橋下は屋根を下げながらクリアしていきます。途中の乗り降り自由で、しかも1日有効券なので時間があれば下船して散策するのもいいかもしれません。




江島大橋

 松江の後は境港へ向かいますが、残念ながら雨が降ってきました。まぁ、天気予報通りだから仕方ありませんな・・・ということで、境港へ渡る江島大橋はダイハツのタントのCMで使われたベタ踏み坂になります。豊川悦司が「どうだ アクセルベタ踏みだろ?」と聞くと綾野剛が「いいえ」と答えるCMは記憶に新しいかと思います。




境港 AM10:45 【画像上】
 境港は相変わらずゲゲゲの鬼太郎で盛り上がっているようで、列車のラッピングもねずみ男だったりします。まぁ、駅名も通称:鬼太郎駅らしいからね・・・という訳で何から何までゲゲゲの鬼太郎な訳ですこの街は・・・(苦笑)
 せっかく港町来たからには旨い魚でも食べないとね!境港周辺には観光客向けの海鮮丼屋が沢山あるので、食事場所に困ることはありませんが、少し離れた民家を改装した店でカレイの煮付けと海鮮丼のセットを食しました。



足立美術館 PM1:30 【画像上】
 有名どころの横山大観なんかの掛け軸が多数展示されている足立美術館ですが、やっぱり有名なのは日本一の庭園でしょう!まるで、絵画のようなガラスのキャンパスに美しい庭園が広がっています。一級造園施工管理技師のO氏も大喜びですな(笑)




隼駅  PM5:15

 天候不良により早帰りすることになり、足立美術館で自由解散!よって、自分はず〜っと行きたかった隼駅へひとり向かいます。鉄っちゃんとライダーの聖地だけにスズキの隼のポスターなんかも貼ってあったりして、駅前の丸型ポストがいい雰囲気の駅です。構内には廃車となったブルーとレイン「はやぶさ号」の車両も展示されています。でもここはJRではなく第三セクター若桜鉄道なんだけどね(苦笑)




河原城 PM6:00
 
 隼駅を後にして帰路につくことにします。しかし、夕方6時に鳥取から千葉まで帰るって尋常じゃないな・・・直帰した後輩と鳥取砂丘を見に行った後輩はどうしたかな?な〜んて他人の心配をしている場合じゃないし(汗) とりあえず鳥取自動車道で中国道を目指しますが河原インターへ向かう途中に河原城を見ることができました。ちゃっちゃっと写真を撮ったら帰路を急ぎ夜中1時半過ぎに自宅到着!





編集後記

 今回の中国ツーリングは天候に翻弄され最終的には現地解散という、ロングツーリングではじめての経験となりました。まぁ、それぞれ行きたい所が違っていたりするから仕方ないよね・・・後輩(その1は)直帰したものの雨雲と一緒に帰ることになり深夜1時に帰宅、後輩(その2)は鳥取砂丘を見に行ったのに何故かR9を京都経由で帰り翌日昼過ぎに帰宅、そう考えると隼駅に寄ったおかげで豪雨にも合わず1時半過ぎに自宅到着できたのは結果オーライでしたね!今回のツーリングは決して天候に恵まれた訳ではありませんが、画像を見る限り中々楽しめる内容だった思います。次回はいつ行けるか解りませんが皆さんも機会があれば中国地方に一度足を運んでみては如何だろうか?







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