‘08峠三昧ツーリング

 11/2(日) 本格的に寒くなる前に伊豆箱根方面へ総勢5台で峠三昧ツーリングに行って来ました。本来であればもう少し暖かい時期の方がワインディングを楽しむには丁度良いのですが、今回は戸田にて深海魚を食べる予定なので禁漁期を外したこの時期に行くことにしました。西伊豆方面は東伊豆と比べると交通量が少なく海岸線・山道共にワインディングを楽しむことが出来て景色も綺麗なのでお気に入りのコースのひとつです。



AM7:00 大井PA【写真下】
 市川組の3台はAM6:30に待ち合わせをして千鳥町から湾岸線大井PAを目指します。大井PAはトイレと自動販売機しかないパーキングですが、東京組と待ち合わせをするには都合が良い場所で、ここでZRXのBarBerと合流します。


AM7:15 大井PA【写真下左】
 大井PAの裏にはJR東海の新幹線の車両基地があります。まだ早朝の為多くの車両が停車しており主流は既に700系とN700系のようです。そういえば今月で山陽新幹線から初代0系が退役するんだよなぁ〜 中学の修学旅行で0系に乗って京都に行った時のことが思い出されます。
AM7:30 湾岸線【写真上右】
 漫画「湾岸ミッドナイト」でお馴染みの10km超にもおよぶ直線です。ここを走る悪魔のZのことを「その車はくるおしく身をよじるように走るという・・・」と表現していますが、マイZはくるおしくフレームがよじれてバラバラになると困るので法定速度で走ります。(by湾岸みっともナイト)


AM7:30 JFE工場【写真下左】
 旧NKK(日本鋼管)の工場です。現在は川崎製鉄と合併してJFEと社名を変更しており、岸壁には鉄鉱石を積んだ大きな船舶も停泊できるようになっています。この工場はとてつもなく大きく、平行する湾岸線をバイクで走っても「つばさ橋」の手前まで延々と工場が続いています。
AM7:45 戸塚PA【写真上右】
 取り合えず横浜新道の戸塚PAで休憩です。以前ここでZRXのE氏と休憩している時に、対向車線の料金所出口を「ギュウォ〜ン!」とフル加速していく音を聞いたE氏が「フェラ〜リっ!」と叫んだ瞬間!トラックの影から現れたのが全開のGTサンパチだったのには笑いました。


AM8:50 鶴岡八幡宮【写真下】
 横浜新道から国道1号原宿交差点を左折し北鎌倉方面へ向かう。箱根方面に行くには遠回りになりますが、いかにも古都の雰囲気が漂うこの道を走るのが好きである。明るい湘南のイメージとは対照的に緑が多く落ち着きがあり歴史を感じさせる道である。特に観光するわけではないが個人的にお気に入りのルートである。


AM9:00 鎌倉【写真下】
 鶴岡八幡宮の前の交差点を右折して参道沿いに海に向かって走ります。北鎌倉とは対照的に明るい湘南のイメージが強くなってきて、この道の突き当たりには由比ヶ浜が広がっています。画像右下は鎌倉駅前の交差点で人力車が通るなんていかにも鎌倉らしい風景です。


AM9:10 七里ガ浜【写真下】
 稲村ヶ崎から七里ヶ浜にかけてR134を海と江ノ島を見ながら流します。右手には江ノ電が走り正面には富士山も見えます。湘南と言えばサザンですが、個人的にはジュディオングの「魅せられて」のイメージが強いです。あの頃この海岸ではラジカセからよく流れていました・・・。


AM10:00 国府津PA【写真下】
 西湘バイパス国府津PAは連休のせいか沢山のバイクで溢れており、ここはロケーションも最高なのでオフ会等にもよく使われるようです。今日はカワサキ空冷トリプルマッハ系のミーティングがあるみたいで沢山のSSが来ていました。画像右下はZUとK0で‘70ルックが決まっています。



AM10:15 西湘バイパスと真鶴道路【写真下】
 西湘バイパスは左側に海を見ながら走れるのでとても気持ちが良く、沿道にはかつて芸能人水泳大会で使われた
大磯ロングビーチがあります。ビデオも無かったあの頃、水中騎馬戦でお約束のポロリを楽しみに食い入るように観ていた切ない思い出が蘇えります・・・・あぁセイコちゃん・・



AM11:30 大観山【写真下】
 真鶴道路から今回の峠三昧のひとつ椿ラインを走るが、車が多く楽しめる状況ではなかった。箱根ターンパイクは
TOYO TIRESターンパイクと名称が変わり、TOYOはバイク用のタイヤを製造していないのに大観山駐車場ではBMWがバイクの試乗会をやっていました。



PM12:15 亀石峠【写真下左】
 大観山でゼファーの洗濯屋 I さんと合流して伊豆スカを走ります。洗濯屋と言えば高校生の頃、同級生が親父の「洗濯屋ケンちゃん」を友達と勝手に見ていると「襖がガラリっ!」と開き、親父に「あ〜っ!俺のケーキ屋ケンちゃん観たなぁ〜」と言われたそうです・・・ケーキ屋じゃないのに・・

PM12:30 サイクルスポーツセンター【写真上右】
 伊豆のサイクルスポーツセンターは「へんてこりんな自転車」が多数あって乗ることが出来ます。かつてここでは雑誌BG主宰のZミーティングが開催されていましたが、騒音等の諸問題により僅か2年で開催出来なくなり、現在に至るまで雑誌社主催のZミーティングは行われておりません。



AM12:35 GSにて【写真下左】
 途中合流した I さんのみ給油です。一時期異常な高騰を続けたガソリン価格ですがだいぶ値下がりしてきました。今までの最高給油価格は今年の夏に北海道で給油した時のリッター当たりハイオク204円!でした。今じゃセルフではハイオク140円台が普通で130円台のところもある位です。

PM12:45 県19号【写真上】
前方をフェラーリが走っています、どうやらF430というモデルみたいです。「一度でいいからこんなのに乗ってみたぁ〜い!」 それって「一度でいいから長澤まさみと××したぁ〜い!」って言ってるようなもんか?(ちなみに××はチョメチョメと読みます。by山城新伍)


PM1:00 県道17号【写真下】
 西伊豆の海岸線は天気が良いと駿河湾を挟んで富士山の絶景を見ることが出来ます。県道17号は道幅が広くなったり狭くなったり道路の状況が変化するものの、交通量もソコソコで景色も綺麗でそれなりにワイディングを楽しめるので個人的に好きなコースのひとつです。



PM1:45 戸田【写真下】
 戸田港は松が生い茂る砂浜に囲まれて湾になっており静かな内海が広がっています。先端には駿河湾深海生物博物館があり、ホルマリン漬けの不気味な深海魚の標本が多数展示されています。今回は時間の関係で見学出来ませんでしたが、食事前に見学すると食欲増大間違いなしです!


PM1:50 魚重食堂【写真下】
 深海魚料理で有名な魚重食堂です。時間が遅い割には満席で少し待つことになりました。駐車場には沢山のバイクが止まっており、ここを目当てにツーリングに来ているグループも多いようです。店内にはテレビ取材時の芸能人の色紙や写真が多数展示されています。


PM2:15 ミックス天丼【写真下】
 今日は残念ながら深海魚の刺身は無いそうです。漁の関係でいつでも食べられる訳ではありません。取り合えず海老と穴子に深海魚の入ったミックス天丼(\1,350)を注文します。画像だとお椀が大きいので量が少ないように見えますが実際は結構ボリュームがあります。



PM2:20 食事中【写真下】
 お待ちかねのボリューム満点ミックス天丼の登場です。あまりの海老のデカさに下からかぶり付きます! っなわけない! いくらデカイからってこんな食べ方をしている人を見たことがない。カメラを向けると間髪入れずにこんなポーズを取ってくれる君たちが好きだ・・・。



PM2:20 深海魚のお造り【写真下】
 今日は食べられませんでしたが過去に食べた時の刺身定食(\1,500)をご紹介します。画像左下は「ごそ」と「メギス」の刺身で、右下は人気NO.1の「げほう」の刺身です。口から浮き袋が出てるところなんか結構グロいです。「げほう」は無い時も多いので食べられたならとてもラッキーです。



PM3:00 戸田港と高足蟹【写真下】
 画像左下は戸田港から見た富士山でこのまま銭湯の壁に貼り付けたくなるような景色です。実は戸田は深海魚だけでなく高足蟹でも有名ですが、値段が高いので残念ながら食べたことがありません。宜しければどなたかスポンサーとして一緒にツーリングに行ってくれませんか?



PM3:10 戸田峠【写真下】
 お腹一杯になり満足したとろで気合一発戸田峠を満喫します・・・がっ!・・アレレレレ?・・・お腹も一杯だけどワインディングもお腹一杯といったところでしょうか? 戸田(ヘダ)峠だけに戸田レ(ヘタレ)峠にならない様に気合ですよっ!気合っ!峠三昧もまだ半分位ですよぉ〜



PM3:15〜4:50 西伊豆スカイラインと熱海峠【写真下】
 一気に熱海峠までワープしていますが、西伊豆スカ→県道59号→伊豆スカ冷川IC→熱海峠までずぅ〜と峠を走りっぱなしです。峠三昧ツーリングはスピードではなくタフさが必要なのです。その中でも西伊豆スカイラインは無料で景色も良く車も殆ど走っていないので大変お勧めです。



PM5:45〜7:30 国府津PAと大井PA【写真下】
 箱根新道を下り小田原厚木道路&東名経由で帰る予定でしたが、ずぅ〜っと渋滞してそうなので西湘バイパス→R134→R1→湾岸経由で帰ることにしました。おかげで途中混んでいる場所もありましたが連休中の割にはスムーズに帰ってくることが出来ました。取り合えず大井PAで集合して流れ解散です。



編集後記

 今回は峠三昧ツーリングとして伊豆箱根を中心にワインディングを走ってきました。レーサーレプリカ全盛世代の我々にとっては峠を走るのは何とも言えない楽しいものがありますが、近年伊豆スカイラインではバイク事故が急増している様で、事故防止を啓発する看板が多数設置されているだけでなく、料金所の徴収員からも走行について注意を受けました。レーサーレプリカ全盛の80年代初頭には、ローリングブームから各地の峠が二輪通行禁止となり多くの走るステージを失いました。そのような事にならないよう、この素晴らしい伊豆スカイラインを今後も楽しむ為にも節度を持った走行を心掛ける必要があるではないでしょうか。







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