四国・山陰ツーリング2013(元祖おっさん春物語) 後編



5/5(日) AM8:00 砂湯 【画像下】
 勝山美しい森から蒜山高原へ向かう途中、湯原温泉の砂湯に立ち寄ります。ここは湯原ダムの下にある河原風呂で混浴だったりします。岡山から来たおっちゃん曰く夜には若い女も入ってくるそうな・・・まぁ、朝だったのでトドみたいなオバちゃんしかいなかったけどね(苦笑)

 湯温としては全体的に温めなので長時間入っていてものぼせることはありません。でも、いくら待っても「美人の湯」「子宝の湯」にも拘わらず女性が入ってくることはありませんでした。この時期でも湯温は温いので冬だったら結構寒いかもしれません。温まりたい場合は屋根があるところの湯が一番熱いです。とは言ってもごくごく普通の温度ですけどね(笑)



蒜山高原 AM9:30 【画像下】
 砂湯で冷えた体を温めて蒜山高原にあるジャージーランドでB級グルメのひるぜん焼きそばを食べようと思いましたが・・・レストランの開始は10時半からだそうです(残念)
 それよりも便所ですっげえ臭いクソしてた奴がいたのはびっくりしたけどね(苦笑) あんな臭いクソする奴は初めてです。1階まで臭ってたかんな〜 超ワロタ(爆)



大山 AM10:00 【画像下】
 2010の山陰ツーリングで天候不良から行けなかった大山・・・この山は見る角度によって印象が全く違っていて、こんな険しい山とは思いませんでした。日本海側から見る大山は北海道の羊蹄山っぽく見えて険しい山には見えないんだけどな〜 恐るべし大山!



鳥取砂丘 PM12:00 【画像下】
 大山をぐるりと回って三朝温泉に立ち寄り湖山池に行くはずが・・・ルートミスして国道9号線に出てしまいました(汗) ナビ任せにするとこういう目に遭うんだよな〜 まぁ、時間的にも押しているので三朝温泉と湖山池はパスして9号線を東に向かい鳥取砂丘に直行することにしました。
 しかし、鳥取砂丘も凄い人でアリンコが砂地獄の中を歩いているようです。そんな中、パラセーリングを楽しむ方やグライダーのラジコンを楽しむ方もいて楽しそうでした。しかし、砂の丘から見る日本海は綺麗だったな・・・みんな横一列に並んで丘に座って海を眺めていたのが印象的でした。鳥取空港へアプローチするA320はまるで遊覧飛行でもするかのように上空を旋回していきました。



餘部鉄橋 PM1:30 【画像下】
 鉄っちゃんの聖地の餘部鉄橋です。現在はコンクリート製に架け替えられ餘部橋梁となっています。過去にはこの高い鉄橋から日本海からの強風に煽られた列車が転落して、下のカニ工場を直撃して従業員と車掌が亡くなるという痛ましい事故がありました。よって慰霊碑も建てられています。
 この鉄橋は明治時代に造られたもので歴史的価値から一部が保存されており、上部は展望台になっていてベンチも設置されています。しかし、ここ鉄っちゃんの聖地であるかつて餘部鉄橋ですが、今では道の駅も出来て観光地化されています。あの悲劇からこのような変貌をとげるとは誰も想像していなかったであろう。
 心残りなのはかつて2002年のツーリングでこの鉄橋下を通ったはずなのに、全く記憶が無いことだ・・・間違いなくコンクリート製になる前の鉄橋下を通ったはずなのに・・・今では、かつての鉄橋の一部のみが近代土木遺産として残されています。




鎧駅 PM2:00  

 あまるべ鉄橋「空の駅」の隣駅である鎧駅は「青春18きっぷ」のポスターやドラマでも使われた駅だそうです。海側のホームには小さな入り江を見下ろすように小さなベンチが設置されており、好きな女の子とず〜っと眺めていたくなるような景色です。 まぁ、今回はオヤジふたりで眺めてたけどね(苦笑) あー キモイ



天橋立 PM4:30 【画像下】
 餘部鉄橋があんなに観光地化されているとは知らなかったので思ったより時間が押してしまいました。よって、予定していた丹後半島一周は諦めて天橋立へ・・・ここでもリフト待ちの長蛇の列が! 本来なら運転時間は16時までらしいが本日は満員御礼の為、時間延長して運転していました。
笠松公園 PM5:00

 なんとか頂上に着いたものの、帰りのリフト待ちの長蛇の列が・・・ということで見学もソコソコに帰りのケーブルカーの列に並びます。リフトより一回の搬送客数が多いため混んでいる時はこちらの利用をお勧めします。しかし、10年振りに訪れた天橋立ですが展望台やのぞき台が新しく整備されていました。



伊根の舟屋 PM5:30 【画像下】
 時間も大変に押していますが伊根の舟屋に行くことに! ここは「釣りバカ日誌」や「男はつらいよ」のロケにも使われた船のビルトインガレージを備えた住居群が並んでいます。これらの建物は国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されているそうで独特の文化を感じます。
 天橋立とは異なりゆったりとした時間が流れており、岸壁では釣りを楽しむ方が見受けられました。ここはGWとは無縁だな〜 自分らはいつも時間を巻いたツーリングをしていますが、たまには時間を気にしないでこんな景色を見ながら釣り糸を垂れるのもいいかもしれません。この後は若狭湾をぐる〜っと回って若狭和田キャンプ場へ



5/6(月)AM8:45 琵琶湖大橋 【画像下】
 小浜から国道303号で琵琶湖畔に出て湖畔道路を南に向かいます。湖畔の周辺では今は使っていないと思われるトレーラーハウスや別荘が数多く見受けられ、こっちでの扱いは別荘地ってトコですかね? その一方では廃墟と化した観覧車が見受けられかつての賑わいを感じることが出来ました。



近江八幡 AM9:30 【画像下】
 近江大橋を渡り湖畔の東側を北上すると水郷の街、近江八幡があります。倉敷があまりにも人だらけだったので長閑な景色に心が癒されます。個人的には倉敷よりずっといいと思います。千葉の佐原も人だらけだしな・・・時間があれば観光船に乗って堀めぐりもいいかもしれません
八幡堀 AM9:35

 今回は季節がよかったのか菖蒲の花が綺麗で、訪れた時期がナイスタイミングでした。しかし、この菖蒲の花の周りの雑草を抜いていたグラマーな若奥さん・・・胸元丸見えだから(汗) いくら景色が良いところだからと言って自らの景色までサービスショットすることはありません。目のやり場に困ってしましました(苦笑)



新町通り AM9:45
 
 八幡堀から少し歩いたところに新町通りがあります。ここは国の重要伝統的建造物保存地域に指定されており、江戸時代末期から明治にかけて建築された家々が残されています。その景色を崩さないように丸型ポスト(正式には郵便差出箱1号というそうな・・・)が残されていました。また、画像の会社の薬はメンソレータムではなくメンタームだそうです・・・。




彦根城 AM11:00 【画像下】
 近江八幡から更に北上して彦根城へ ここもGWとあって元祖ゆるキャラの「ひこにゃん」目当てと思われ観光客で溢れていました。しかし、所詮は被りモノを着ているだけで大した芸が出来るわけでもなく、盛り上がっている意味が良く解りません。しかも、思いのほかの好天気にバテぎみで退場していきました。
玄宮園 AM11:30

 「ひこにゃん」ばかりが注目されがちの彦根城ですが、規模はさほど大きくないものの城自体も悪くないです。それよりも隣接している玄宮園の庭園が素晴らしかったです。綺麗な庭園から見上げる天守閣はまるで小兼六園といった感じで大変お勧めです。ということで彦根城に行ったら玄宮園に寄るのを忘れずに! ちなみに入園料は彦根城と共通です。
火縄銃 PM12:00 【画像上】
 堀端では火縄銃の古式砲術披露も行われていました・・・って言っても実弾じゃなくて只の空砲だろうけど! 朱色の甲を着た鉄砲隊が横一列に並んで発砲して、すっごい大きな音が響きます。正直言って子供にはちょっと可哀想かなって感じの爆音です。



近江ちゃんぽん PM12:30 【画像下】
 さて、今回の旅では食べ物には恵まれませんでした。一応、かつおのたたきは食べたけど高かったし、ひるぜんやきそばは食べられなかったし、ということで看板が目に付いた近江ちゃんぽんを食べて高速に乗ることに・・・ちゃんぽん自体は大したことなかったけど近江牛は美味しかったですね!



浜松SA PM2:30
 
 浜松SAではまたもやZRXのE氏率いるメンバーを発見! そ〜っと近づいて「ハイ チーズ」と記念撮影(笑) 全く別ルートの別行動にも拘わらず行きも帰りも遭遇するなんて奇遇ですな〜 同じ行程日数ですがキャンプではなく宿に泊まっているので我々と比較して随分荷物が少ないです。まぁ、夜遅くまで走っていたそうなのでキャンプは無理っぽいけどね(苦笑)



足柄SA PM4:30 【画像上】
 混雑している海老名SAを避けて足柄SAで最終給油! ここでお迎えの空冷軍団2名と合流します。今日は朝から伊豆方面をツーリングした帰りだそうです。その後は4台で首都高7号線までランデブー パラパラ雨が降ってきましたが何とか本降りになるまで全員逃げ切りました。



編集後記

 さて、2013四国・北陸ツーリング(元祖おっさん春物語)は如何だったでしょうか? 今回は以前に巡った四国・山陰以外の場所を巡る変則ルートにも拘わらず結構楽しむことが出来ました。今回の旅では高速をこまめに有効活用して時間短縮による観光時間の確保と移動範囲の拡大を図っているのがいつも計画とは異なっています。
しかし、今回もいい旅だったな〜 特に山陰本線の哀愁漂う景色と海が印象的で、ずっと眺めていたいような・・・いつか好きな娘と行きたいなぁ〜(苦笑)って、おまえカミさんがいるじゃん!という突っ込みは無しで、あくまで空想の世界ですから く・う・そ・う ということで皆さんも機会があれば是非訪れてみては如何でしょうか?







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