岐阜ツーリング1999

 随分、昔のことになりますが1999年に総勢8名で岐阜方面に2泊3日のツーリングに行った時の模様をご紹介したいと思います。このメンバーはバイク繋がりではあるものの、バイク屋繋がりではないので車種・趣向はバラバラで、ハーレーやBMW、ドカといった外車から、国産勢もCBやZといった旧車だけでなくSRやボルティーといったシングルまでいて、はっきり言って全く趣向の統一性が無いメンバーです。一応、バイク以外に全員に共通する事項があるのですが、この辺は、皆さん社会的地位や責任もある方達ですし、中には大変お見苦しい画像も含まれておりますので、今回は画像の一部にボカシを入れさせて貰っています。



10/9(土)市川市本社前  【画像下左】
 市川市本社前に集合です(笑) 市川ICから高速に乗り首都高→東名で浜松を目指します。バイクの性能があまりにも違いすぎるので、待ち合わせ場所を決めて各々フリー走行です。よってハーレーの後輩には「○○さん(管理人の名前)は途中でうどんでも食ってて下さいよ」と言われました。
由比PA  【画像上右】
 由比PAで待ち合わせですが、途中でソバをすすっても余裕で追いつきました(笑) ハーレーの後輩は追い越しかけようとアクセル開けてもベケベン! ベケベン!言ってるだけで進まないと嘆いていました。しかも、チャリンコのサドルをバカでかくしたようなシートでケツ痛ぇ〜と泣き入ってるし(笑)


佐久間 【画像上
 浜松ICで降りて北上します。マイナーな道を選んだせいか道幅はどんどん狭くなります。しかし、綺麗な小川には魚が泳いでいたりしてとても自然豊かな場所でした。ワインディングが楽しめるようにマイナーな道を選んだのですが道幅が狭く林道のようです。



休憩 【画像上】
 一般道は一団となって通常ペースで走ります。ふと、ミラーを見ると最後尾のハーレーの間に一般車が入っています。休憩場所でハーレーの後輩に「おまえ車に抜かれてねぇ?」と聞くと「いやいや」と・・・「だって俺車抜いてね〜し!」どうやら一般車の親父に抜かれたようです(笑)


クオーレふれあいの里 【画像上】
 本日の宿は、白河町のクオーレふれあいの里でコテージを1棟予約済みです。にも関わらず受付のネーチャンが「テント張りますか?」と訳の分からないこと聞くので、「朝張りますっ!」と答えました(笑) 明朝は全部で8張りかな・・・最近は元気が無くなってテントを張らなくなった管理人です。


宴会 【画像上】
 スーパーで酒と肴を買出して夜は宴会です。日帰りツーリングじゃ酒も飲めないしね! コテージだからキッチンと風呂も付いてるのでゆっくり飲めますが、アホな後輩はチ○コ丸出しにして喜んでます! お見苦しいので肝心なトコはバイキンマンで隠しておきますね(苦笑)


10/10(日土)クオーレふれあいの里 【画像下左】
 キャンプ場には綺麗な小川も流れていましたが、忍者のO氏は、昨夜、酔っ払ったM先輩に川に突き落とされたそうで、濡れたGパンでバイク乗ってました。いくら走ればそのうち乾くと言っても10月に濡れたGパンを履いてバイク乗るのはかなり冷たいはず(合掌)
ネジロック 【画像上右】
 昨夜、「○○さ〜ん(管理人の名前)、俺〜ネジロックしてきますわぁ〜」と言って出て行った後輩ですが、翌朝ハーレーを見てみるとボルトの頭という頭が赤くなっていたのには笑いました(笑)「おまえネジロックってネジ山に塗るもんで、頭に塗っても意味ねぇ〜じゃん!」後輩:「いいんですよぉ〜!」


ロックフィルダム 【画像上】
 岐阜は山深いせいかダムが沢山あります。このゴツゴツした岩を土手のように積み重ねたダムはロックフィルダムというダムだそうで、土木技師であるM先輩が教えてくれました。ダムにも色々種類があるみたいですが岐阜では数多くのロックフィルダムを見ることが出来ます。


捕獲! 【画像下左】
 途中、女の子二人組みのライダーを発見したので当然捕獲します。関西方面から来た女の子みたいですがXJRの娘は可愛かったなぁ〜 まぁ一緒に写真だけ撮ったらすぐバイバイなんだけどね(苦笑) だから管理人はナンパ師でもスケコマシでもありませんよぉ〜(キッパリ)
通行止め 【画像上右】
 しかし、岐阜の国道は酷いな・・・道幅がめちゃめちゃ狭いだけでなく、至る所で崖崩れによる通行止めでやんの!・・・今だから言うけど、この時は崩落による通行止めを3回食らって、無視して強行突破して2回は何とか通行出来たものの、最後はバリケードで完璧に封鎖されていて断念!国交省は何をやってるんだか・・・


白川郷 【画像下】
 合掌造りで有名な白川郷に初めて来ました・・・真冬は真冬で銀世界の中、風情があるんだろうけどバイクじゃ来れないからね! 道端の用水路にはでっかいニジマスだの錦鯉が泳いでたりしたけど、どう考えても自然に生息しているものではなく創ってるっぽいけどね(苦笑)
合掌造り 【画像上】
 ハーレーの後輩は、「すげ〜な〜 って言いながら家の中に入っちゃ駄目ですかねぇ〜」って「そりゃ駄目だろ!合掌造りって言ったって普通の民家なんだから(笑)」まぁ、旅館になっている建物もあるので、見学OKなところもあるみたいだけどね!


暗闇 【画像下左】
 白川郷から今晩の宿泊地の高山を目指しますが、国道360天生峠が通行止めです。仕方なく遠回りしますが途中ハーレーが来ない! 捜索に引き返すと暗闇に一人たたずんでいる。なんでもライトが点かなくなったとか・・・だったら車の後をピッタリついてくりゃ良かったじゃん? 後輩「・・・・」 どうやら車のペースについて行けないらしい・・・
国民宿舎池田屋 【画像上右】
 今日は高山の国民宿舎に宿泊です。おばちゃん到着が遅れて晩飯遅くなって済みませんでした。やっぱ布団で寝られるのは幸せだなぁ〜 明日は最終日だけどハーレーのライトが点かないけど何とかなるでしょう!しかしこれがトラブルの前兆とは知る由もなかった・・・


10/11(月)野麦峠 【画像上】
 今日も朝からいい天気です。高山から山を越えて伊那から高速で帰る予定ですが、山越えでまたもやハーレーがついてきません! ダムの駐車場で暫く待っていたのですが来ないので昨日に続いて捜索に引き返します。暫く山を下ると止まっているハーレーを発見!


トラブル 【画像上】
 何をやってるのかと思えばバイクをいじくっています・・・どうやらエンジンが掛からなくなったらしい・・・プラグの火が飛んでないので電装系のトラブルなのは確実です。しかも管理人のZのダイナのコイルを貸してくれとか言ってるし(汗) んなもん貸せる訳ねぇ〜だろ〜がっ!困ったもんだ・・・


カモフラージュ 【画像上】
 結局、あーだこーだやっても原因が分からず山中に置いてくことに! おーいみんなぁ〜バイク隠せぇ〜 と掘っ立て小屋の裏にバイクを止めたら看板やら草木を被せてでカモフラージュします(笑)。まぁ返って怪しい気もしますが・・・取り合えず引き上げするまでの辛抱です。


ヒッチハイク
 
 さて、高山の街は逆方面だけどどうすっかな・・・取り合えず全員で1万ずつ渡して、管理人が対向車を無理やり止めて高山まで乗せてくれるようにお願いします。年頃の娘を乗せた親切な夫婦が高山まで乗せてくれることになりました。という訳で「おいっ バカこっち向けっ!」と乗り込む時の図です。


木曽の大橋  【画像上】
 さて、アホな後輩がいなくなったところでペースアップします。途中には錦帯橋のような木造のアーチ橋もありましたが、高山から伊那って結構遠いな・・・結局、高速に乗れたのは夕方になってしまいました。帰りの中央道は連休の為、当然ずっと渋滞です(疲)


諏訪湖  【画像下左】
 渋滞の中をすり抜けしていると、いきなりドアを開けるアホが! ドライバー交代だか知らんけど高速道路上だぞ! この頃はモリワキモナカの当時物レース管だったので相当な爆音だったはずなのに何で気付かないかなぁ〜 何?車検?そんなもん通りませんって!だってオジさん不良だから・・・
サイゼリア  【画像上右】
 最後は行徳のサイゼリアで晩飯を食って解散です。今でこそサイゼリアは全国ネットで通じる有名イタリアンレストランとなりましたが、サイゼリアって市川市が発祥の地だって知ってました? 管理人が高校生頃はまだ超マイナーでセンズリ屋なんて呼んでたけどね(笑)



編集後記

 さて、1999岐阜ツーリングは如何だったでしょうか? 岐阜方面はお世辞にも道が良いとは言えないものの、自然豊かでワインディングも多く(くどいようだけど決していい道ではありません)ツーリング先としてはお勧めです。さて、問題のハーレーの後輩はその後どうなったかというと、高山の街まで乗せて貰い「お礼がしたいんですけど、ホント僕お金持ってなくて、スミマセン、スミマセン」と謝ったら逆に2千円の餞別をくれたそうです(驚) おまえさぁ〜ホントいい根性してるよっ! 乗せて貰っておいて逆に金貰ってくるなんてさぁ〜 しかも後席でネーチャンと会話も楽しんだそうじゃねーか(怒) まったく、ろくでもない後輩です。結局、高山のレッドバ○ンに引き上げして貰ったものの直らず、本人は新幹線で帰って来たとのこと・・・バイクは後日陸送して貰い6万位掛かったそうだけど、原因はライトケース内の配線のギボシの接触不良のみって笑えないオチです。もう、このメンバーでバイクに乗り続けているのは殆どいなくなっちゃったけど、また機会があれば走りに行きたいよね!







inserted by FC2 system