南の国から 2009

 9月のシルバーウィークを利用してZRXのE氏と九州ツーリングに行ってきました。思い起こせば2002年にNinjaのO氏と四国経由で九州に上陸し、宮崎からフェリーで帰る九州ツーリングを計画していたものの、台風襲来で止む無く四国から山陰・北陸を巡って帰ってきた以来の計画です。よってツーリングマップルも色あせた当時物で、果たして今回は台風に行く手を阻まれずに無事巡って来ることが出来るのでしょうか?それでは南の国から2009の始まりです。



9/21(月)E氏宅前 AM3:00 【画像下左】
 
前日に行われたクラス会の二次会を早々と抜け出し、午前2時半前には起床し荷物を積んでE氏宅に向かいます。今日は九州まで一気走りで宿泊地は別府の予定です。連休の渋滞を避ける為(GWは東名でえらい目にあった)中央道→名神→山陽道で九州を目指します。
三木SA AM11:00 【画像上右】
 
連休初日じゃないので殆ど渋滞に遭遇することなく予定時刻通りに山陽自動車道の三木SAに到着で、同じく九州を目指す市原から来た学生と会話します。何でも昨日出発して昨夜はマン喫(マンガ喫茶)に泊まったとのこと。流石は現代人!おじさんには無い発想だなぁ〜!しかし若者よぉ〜そんなペースじゃ今日も九州まで辿り着けないぞっ!


下関 PM3:40 【画像下左】
 
本来は瀬戸大橋から四国へ渡り八幡浜からフェリーで九州入りする予定でしたが、三木SAで週間天気予報をチェックすると阿蘇方面の天候が好ましくありません。仕方なく当初の予定の逆回りルートに変更します。よって目的地を別府から長崎県の島原に変更して中国自動車道の下関付近を爆進中です。
関門海峡 PM4:00 【画像上右】
 
やっと13時間かけて本州を走破して九州に上陸です。しかし、関門海峡って思ったより短いのね・・・はっきり言ってレインボーブリッジの方が立派だったりします。ホントはもうちょっと早く九州入り出来ると思ったんだけどなぁ〜 まだまだ長崎は遠いです。君のぉ行く道はぁ〜♪果てしなく〜遠い〜♪(by若者たち)

山田SA PM5:30 【画像下左】
 三木SAで週間天気予報から目的地を長崎に変更しましたが、長崎方面への分岐の鳥栖JCT手前のPAで再度週間天気をチェックすると、あれれれぇ〜天候が回復してる???ということで再度別府に目的地を変更して、大分自動車道を爆走して本日6回目の給油の為に山田SAにピットインです。
別府湾SA PM6:30 【画像上右】
 15時間半・・約1,300kmを走破してやっと別府に到着です・・・SAから見る別府湾が目に沁みるなぁ〜って言うかいくらETC割引が利くからって我ながらアホやなぁ〜 ちなみに高速料金は中央道経由で\1,850でした。でもガス代は余裕で1万円超えてるけどね!しかも俺のZは13km/L強しか走らんし・・・


堀田温泉 PM7:30 【画像下】
 時間も時間なので別府湾SAにて晩飯を済ませて、別府IC近くの堀田温泉に行きます。流石は「湯の街」別府で料金は\210也−でとてもリーズナブルです。(ボディソープ&シャンプーは無いけどね)風呂を済ませたらコンビニで酒と翌朝の朝飯を買ってキャンプ場に向かいます。


9/22(火)志高湖キャンプ場 AM8:30 【画像下】
 志高湖キャンプ場は夜でも外灯があり楽に設営することが出来ました。綺麗な湖には鯉と白鳥が泳いでおり、湖畔では湧き水を汲むことも出来ます。しかも芝生にはバイク・車が乗り入れが出来るので設営・撤収がとても楽チンです。でもEさんはずっこけてバイク倒しそうになってたけどね(笑)


血の池地獄 AM9:00 【画像下】
 
別府では様々な源泉をまわる地獄巡りがありますが、今回は時間が無いので一番毒々しい「血の池地獄」を見学します。血の池地獄では池の泥を塗り薬にした「血の池軟膏」なるものが売っており、皮膚病に効くようで股間やケツの穴に塗ると効果があるそうです。そういえば途中には秘宝館もあったなぁ〜


由布岳 AM9:45 【画像下】
 
別府の温泉街から県道11号線を阿蘇に向かいます。この県道11号がやまなみハイウェイでご機嫌な景観の道が続いているはず・・・ですが、あいにくの曇り空です。まぁ雨に降られていないだけ良しとしましょう。きっと天気が良ければ緑の大地と青い空のコントラストが綺麗なんだろうなぁ・・


峡霧台 AM10:00 【画像下】
 由布岳を過ぎるとすぐに狭霧台があります。ヤバイ、やまなみハイウェイもまだ序盤なのに早くも林家ペー状態になっています・・・林家ペー状態とは?管理人達の間では少し走っては撮影、また少し走っては撮影する事を示し、中々先に進めない状態を言います。やまなみハイウェイは見所満載だぁ〜!


飯田高原 AM11:00 【画像下】
 飯田高原付近に来ると正面に噴煙を上げる山々を見ながら走ることが出来ます。なので「やまなみハイウェイ」は別府を基点として南下した方が景色が良さそうです。昨日はそんな事を考えながら九州自動車道を走っていたので長崎への分岐の手前で再度天候チェックしてルートの最終決断をしたのです。


ミルクロード PM12:00 【画像下】
 ミルクロードは阿蘇の外輪山の草原を走るご機嫌な道で赤牛が放牧されていたりします。これはきっと食肉用の牛だなぁ〜(旨) また、沿道の大観峰では外輪山を見渡せるみたいですが、少々歩かなければならないのと時間的に巻きが入っているのでさらりと流します。


高菜飯とたたき PM1:30 【画像下】
 時間も時間なのでそろそろ昼飯にしましょうかねぇ でも連休中の為どこの店も混んでいます。仕方なく空いている店に入りますがお値段が高そうです。案の定、定食が一番安くても3千円近くするので、Eさんと名物の地鶏と馬肉のたたきをオカズに高菜飯と赤出汁を単品で頼みます。これで一人約\1,700也−


阿蘇駅 PM2:30 【画像下】
 取り合えず食後は阿蘇駅にて記念撮影で、いかにもローカル線といった駅舎は風情があります。しかし、駅前のタクシー運ちゃんは暇そうですなぁ〜 そりゃそうだよね、大体列車自体が到着しないんだから客なんか来るわけないよね!当然、客待ち時間はお昼寝タイムです・・・グ〜グ〜


草千里 PM3:00 【画像下】
 草千里は烏帽子岳の中腹に広がる火口の跡で綺麗な草原が広がっています。今回は干上っていましたが、通常は真ん中に大きな水溜りがあるようで、放牧された馬が水を飲んだりするみたいです。Eさんは草原に気持ち良さげに寝転がっていますが、そこら中に牛の糞が落ちているので注意が必要です!


阿蘇山 PM4:00 【画像下】
 
連休中の為に阿蘇山に向かう道は大渋滞していますが、横をスィ〜とすり抜けて駐輪場も阿蘇山を目の前にした一等地です。という訳でバイクを並べてお約束の記念写真です。しかし、流石「火の国」阿蘇は迫力が違いますなぁ〜 白根山や蔵王のお釜も悪くないけど、やっぱ阿蘇はスケール感が違うよね!
阿蘇山 PM4:00 【画像上】
 
阿蘇山には第7火口までありますが、さっきから管理人のお腹の中ではマグマ活動が活発になりお尻の第8火口からは火山ガスを噴出しています。Eさんはというと禁欲ツーリングの為、綺麗なネーチャン見て股間の第9火口が今にも噴火しそうです。皆さん危険ですから避難して下さぁ〜い!



地獄温泉 PM5:30 【画像下】
 地獄温泉の「すずめの湯」は小さな湯船が沢山ある泥湯の温泉で、内風呂は男女別々なものの露天風呂は一応混浴のようです。てっきり男湯かと思ったのに何気におばちゃんがタオル巻いて入っていたのにはびっくりしたけどね(汗) という訳で撮影困難な為こんなピンボケ画像しかありません。


だいこんや PM6:45 【画像下】
 
キャンプ場に行く前に給油を済ませてGSのあんちゃんに食事処を教えて貰います。「だいこんや」は阿蘇の郷土料理食べさせてくれるお店で、管理人は「肥後赤牛そば定食」をEさんは「同うどん定食」\1,380を頼みます。地元野菜のてんぷら満載にぜんざいのデザート付でとってもお得です。


9/23(水)鍋平キャンプ場 AM8:00 【画像下】
 
「だいこんや」のおばちゃんにキャンプ場を教えて貰ったので夜間にも関わらず迷わず辿り着くことが出来ました。はっきり言ってとんでもない奥まった所にあるキャンプ場だったけどね!周囲には黒牛や赤牛が放牧されており朝焼けの山々がとても綺麗でした。今日は昨日と違って天気が良さげだぞぉ〜 
鍋平キャンプ場 AM8:00 【画像下】
 
朝、運動会で使うような白いテントを片付けてるキャンパーにはびっくりしたけどね(笑) まぁ、道具なんて何でもキャンプは出来るというお手本ですが、骨組みを片付ける様はまるで建築現場の足場の解体のようだったのには笑ったけどね! しかし、昨夜の10時過ぎまでのロケット花火には頭にきたなぁ(怒)


後編へ行く






inserted by FC2 system