バイクが好きで車が嫌いな奴って少ないような気がします。やはりメカ好きは乗り物には興味があるのだろう・・・しかし、最近はおじさん達が心躍るような車って少ない気がします。管理人の世代だと人気の車種と言えばモワパワー・モワスピードでより速くて格好イイ車を追い求めていました。まぁ、それとは別に女にモテる車種ってのも存在しましたが・・・しかし最近の若者は男女を問わず車に全く興味が無いらしい??? これって良いのか悪いのか、どこの車メーカーもどんな車を創れば売れるのか頭を悩ましていることだろう。(それはバイク業界も同じってか?)当然、メカ好きのバカオヤジはカッチョエエスポーツタイプの車が欲っしい〜と思っているものの、家庭を持つとそういう訳にいかず必然的にワンボックスカーになってしまいます。という訳で、どうせワンボックスに乗るならバイクも積めるハイエース!ってなことで管理人の仲間内は既婚・独身を問わずハイエースオーナーばかりになってしまった。


●TRH214W

 管理人のハイエースはスーパーGLではなくワゴンGLです。5ドアじゃなくて4ドアなので200系好きなら判るよね?仲間内でもワゴンGLは自分だけですが、何故ワゴンなの?かというと管理人は7人家族なのでスーパーGLだと乗車定員不足になってしまうのと、3ナンバーで2年車検(新車3年)と高速料金の割引(スーパーGLワイドの1ナンバーは割引対象外、標準ボディーの4ナンバーは対象です。)の適用を受けたい為です。でも、それじゃバイク積めないじゃん・・・???ってなことでこんな架装をしてみました。


●架装

 ワゴンGLのセカンドおよびサードシートを撤去し、代わりにスーパーGLのセカンドシートを装着しています。床張加工(重歩行用長尺シート)も施してバイクも積めるトランポとしながらも乗車定員10人を確保しております。当然、構造変更もしていますが、この辺はノウハウがありますので専門ショップに要相談です。管理人も最初はチンプンカンプンでしたが、だいぶ理解することが出来ました。(構変は一日にして成らずだなぁ・・・)


●構造変更

 構造変更しているので、メーカーカタログより車両重量が10kg程増えています。また、ローダウンも構造変更している為、車高がノーマルの210cmから205cmに変更になっています。構造変更すると型式指定番号と類別区分番号が空欄となり構造変更した証となります。しかし、部品発注時にこの番号が分からないと適合部品が分からなくなる恐れがありますが、備考欄に記載されている元の型式指定番号と類別区分番号と思われる番号で発注すれば良いみたいです。


●タイヤ&ホイール

 ホイールはレイズ・ボルクレーシングのTE37ラージPCD(18インチ8J+30)です。このホイールは32GTR等の走り屋系ご用達のホイールでハイエースに装着は珍しいかと思います。個人的には走り屋風?ハイエースをイメージしたのですがいかがでしょう(笑)。また、オフセットは+30でハミタイ気味ですが管理人的にはギリ許容範囲だと思っています。タイヤはブリヂストンのプレイズPRV-1(225/50-18)ミニバン用タイヤでトレッド内側のパターンはかつてのアドバンタイプDみたいです。これで片減りが少しはマシになるのかな?


●フロント周り

 ノーマルはミラーやグリルがメッキですが、メッキが嫌いなのでグリルとドアミラー&ガッツミラーをボディと同色に塗装しました。グリルに関しては社外品やトヨタ純正モデリスタ等がありますが、値が張るので純正DX用を塗装して装着です。またガッツミラーに関しては取り外した方がスッキリしますがワイドボディは車検が通らないのと(実際は民間車検なら気付かないらしい・・?)不便なので塗装仕様としました。


●ミラー&ライト

 ドアミラーもボディと同色にしましたが、メッキに塗装するのは下地処理が大変なのでカバータイプです。どうせ付けるならウィンカー付の方が高級感?があるのでウィンカー内蔵タイプとしました。ヘッドライトはHIDにしてカーライフオートのアイラインを装着しました。アイラインは物によってはツリ目になってしまうので、ツリ目にならずに目立たない様になるべく細いものを選択しました。これだけでも随分イメージが変わりますよね! またフォグランプはHIDではなくLEDで低コスト仕様としました。


●リップスポイラー&サイドステップ

 りップスポイラーはティピーアウトドアデザイン製を選択しました。社外のものはFRP製の物が殆どですが、ぶつけると割れてしまうのでABS樹脂製のものを探して装着しました。ハイエースはフロントタイヤからバンパー先端までが長いので同じ車高でも簡単に擦ってしまいます。サイドステップはB-WORKS製で、こちらも本当はABS樹脂製が良いのですがサイドステップは擦ることは稀との考えからFRP製としました。


●ステアリング周り

 ステアリングはガングリップタイプでシフトノブと共にのブラックウッドとレザーのコンビタイプです。ダッシュボードのパネルだけでなくリアのエアコン吹き出し口やルームランプの周りも同色ブラックウッドパネルで統一しています。またレーダー探知機はGPSタイプを装着しシートカバーはオートウェア製を装着しています。肘掛は助手席用も装着していますがワイドボディの場合は助手席の肘掛は遠くてあまり役にたたないです。


●ナビ&モニター

 ナビはカロッツェリアのHRZ099です。カロのナビは2年間地図データーを無料バージョンアップしてくれるとこがいいです。ワイドボディの場合は助手席からモニターが遠く画面が見ずらいので9インチモニターを追加しています。これでナビ画面とテレビ画面を同時に表示させることが出来ます。ナビモニターのみでも同時表示出来ますが地図とTV画面はかなり小さくなってしまいます。リアのフリップダウンモニターは15インチのビックタイプでこれでトリプルモニター仕様となります。


●ツイーター&スピーカーBOX

 フロントーのピラーには1BOXネットワークのピラー埋め込みツイータを、リアにはB-WORKS製のウーハー埋め込みの「ちょいのせスリムBOX」を装着しています。これでノーマルとは比べ物にならない程良い音質となりますが、あまり音量を上げるとビビリ音がします。ただこの「ちょいのせスリムBOX」ですがスーパーGLに装着するとセカンドシートが畳めなくなるので注意が必要です。


●カーテン

 カーテンはトヨタ純正の遮光タイプで運転席とリア空間も仕切ることが出来るのでとても便利です。これで車内で寝ることが出来るのでテントを張る必要が無くなります。結構毎日テントを設営撤収するのって大変なんだよね! まぁ、普通のキャンパーは毎日キャンプ場を変えないのでしょうが、管理人の場合は毎日移動するので設営撤収が無いとホント楽です。だったらキャンピグカー買えってっか?(キャンピングカー買う程キャンプに行かないんだけどね!)


●積載(その1)

 取り合えずせっかく造ったのでバイクを積んでみます。サードシートを跳ね上げてセカンドシートを畳むと流石に余裕で積めますねぇ〜 って当たり前ですがフロントのストッパーとリアのレーシングスタンドは結構カツカツです。しかしリアゲートまでこれだけ余裕があれば問題無いでしょう!


●積載(その2)

 それではセカンドシートを畳まずに積載してみましょう! シート位置前側でナナメでなんとかギリで積めますってスーパーGLオーナーはそんなの当たり前じゃん!って思うかもしれませんが、管理人のは後席スピーカーBOXを避ける為にスーパーGLの位置より後ろ側にセカンドシートを装着しているのでシート位置前側でもカツカツなのです。それでもリアゲートまでこれだけ余裕があります。これで家族5人とバイクを積載して旅行に行けますが、果たしてそんな機会があるのでしょうか?


●友達のハイエース

Yさんの8ナンバー特装車キャンピング仕様スーパーロング EさんのスーパーGLナロー


NさんのスーパーGLナロー YさんのスーパーGLナロー


TさんのスーパーGLナロー OさんのスーパーGLナロー





●CAR(車)
inserted by FC2 system